ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

あなたは貧乏人だ

time 2010/09/26


尊敬する人材教育コンサルタントのシマムラさんに先日お会いした際、お金持ちの人の思考回路に関する面白い話を聞けたのでうる覚えながら。
シマムラさんは、とあるセミリタイアめのOさんと知り合いだ。 Oさんは、親から受け継いだ資産があるとか、給料がバカ高い外資系金融機関勤務とかではなく、質素な生活とFXなどの投資で、一般的に見ると相当な財を成した方。
Oさんに質問されたシマムラさん。
『シマムラさん、もしウィンドウショッピングをしていて、欲しいものが売っていて2万円ていう手ごろな値段だったら買いますか?』
シマムラさんは、勤務先でもかなり稼いでいる方なので、欲しいものであれば2万円は何てことなく出せる金額だ。ということで、
『勿論買いますよ。だって欲しいし』と答えると、
『あなたは貧乏人だ。』と一刀両断されたらしい。
訳が分からずどういうこと?というふうに聞くと、はぐらかすように、
Oさん:『ところでこの時計、幾らに見えます?』
と、見るからに高そうな時計を見せてくる。
シマムラさん:時計が結構好きなので、知ってる会社を頭の中で検索し、『うーん、200万とか250万とかですかねぇ』と冷静に答える。(恐らくパテックフィリップとかヴァシュロンコンスタンタンとかオーデマピゲクラスと想像。)
Oさん:『そうです。定価はそれぐらいです。でも僕は、この時計は80万で買いました。勿論新品です。』
わーおと驚くシマムラさんにOさんは諭した。
『僕は欲しいものがあっても、すぐには買いません。何度も何度も見にいって、1週間経ってもそれでも熱烈に欲しければ買うという意思決定をします。でもすぐには買わない。それをどーにかして安く買える方法はないか、次にそれを徹底的に考え、調べます。その結果、僕はこの時計をとある筋から170万円引きで買いました。この170万は、僕が費やした努力に対する対価です。同じものを買っても、普通の人は僕のような努力をめんどくさがるから170万損するわけです。僕はその差額を投資に回します。金額が2万とか3万でも一緒。だからシマムラさん、金額の問題ではないです。衝動買いをしているようだと一生貧乏ですよ。出せるからといってお金を出しているようでは、いつまでもお金は貯まりません。』

その話を聞いたシマムラさんは今一度よーくOさんを見てみた。確かに靴は非常にいい物を履いている。時計は前述の通り素晴らしい。でも全体としては非常に質素。外車を乗り回すということもしない。もう少し細かく突っ込んでみたシマムラさんは、Oさんの凄さを垣間見ることになる。
『僕は財布には二千円しか入れてません。というかその前に、僕は給料が入ったら全部を千円札に崩します。それを全部ひとつの封筒に入れて、棚にしまっておく。そこから1日二千円だけつまみ出して、財布に入れます。それでおしまい。普通に暮らしていれば、1日二千円で十分足ります。千円以上余ることもしょっちゅうあります。そうして、余ったお金はそのまま別の封筒に入れます。僕はそれを投資に回してるんです。そして次の日には、また最初の封筒から二千円だけ引っ張り出して財布に入れます。これの繰り返し。』
数億は持っているはずの方が、財布に二千円である。僕なんか、20円ぐらいしか財布に入れちゃいけないんじゃないか??
さらにOさんは、『シマムラさん、もしのどが渇いていて、コップに水が8割がた入っているとします。この水飲みますか?』と質問。
シマムラさん:『勿論のど渇いてたら飲みますね。』
Oさん:『だからあなたは貧乏人だ。』とまたまた両断。
『渇きに応じて水を飲んでいるようでは、豊かにはなれません。実はこのコップには、ちょろちょろと水道から水がわずかずつ注がれているとしましょう。我々は、そのコップが一杯になるまで待ちます。そして、そこから溢れて皿にこぼれた滴を、丁寧に丁寧に長持ちさせながらすすります。人間、のどが渇いていたって、こぼれた滴をすするだけでも生きていくことは出来るんです。でも多くの人は、のどが渇いたからといってガブガブ飲んでします。それではずーっとコップは満たされてはからっぽになり、満たされてはからっぽになり、の繰り返しです。』

聞いていて、む〜っと唸ってしまったし、ほ〜っと感心したし、ぞ〜っと背筋が寒くなった。自分は普段の生活でこれと同じことをしてしまっているのではないだろうか、と思ってみたが、いや間違いなくしてる!という結論になった。勿論衝動買いなんて頻繁にしないし、自分では優先順位をつけて買い物をしているつもりでも、その優先順位に入ってしまったものに関しては相当無頓着に資金を注いでしまっている。僕の例で言うと、娘関係、旅行関係、能力開発関係、仕事関係がこれに当たる。

結論、僕はのどが渇いたら、ガブガブと水を飲んでいた。注がれる水の量が増えたら、それ以上の勢いで飲んでいた。これからは溢れた水を啜るような生き方をしよう。
・・・と思った僕は、早速車を処分し、タクシーに乗る回数を半分以下にし、お菓子も泣く泣く40%ぐらいは解雇したが、それでもまだ平気で二千円は使ってしまっていたのでした。Oさん、凄いです。貯蓄の鉄則は、収入より低い支出で生活することですが(余談だが、アメリカ人は住宅市場高騰という泡ぶくを信じ込み、収入よりはるかに高い支出をしまくった結果、住宅バブル崩壊と同時に、文字通り生活が崩壊した。)、それを実直に、しかもハンパないレベルで実践してるOさんを見習いたいと思いました、心の底から、はい。
素晴らしい話を教えていただいたシマムラさん、ありがとうございました!

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。