ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

とあるCMのはなし

time 2012/12/15


ラオウへの道 あしたのために 今日の北斗剛掌波
『とあるCMのはなし』
普段夜はテレビを見ないようにしているため、朝のZIPといないいないばぁ程度しかまともな情報が入ってこない私ですが、その代わり休みの日はぐでーっとソファに寝ながらテレビを見てます。そんな中で少し前に見たCMが、物凄く印象深く、そうだなぁ、そうだなぁと何度も何度も心の中でうなづいた経験があるのでシェアします。どこのCMだったか、何のCMだったかも忘れました。でも強烈に、いまの自分にメッセージがあったのを覚えています。それは少々ズレもありますが、こんな内容でした。
ある幼児がかけっこをしています。ハチマキをして元気一杯に幼稚園のトラックを他の幼稚園児と一緒に。恐らく運動会の一幕だと思われますが、周りの子に負けないように一生懸命走ってます。夢はオリンピックの金メダリストです。
走っている間に画面の中で時は経ち、幼児は小学生になります。まだ走ってます。私にも経験がありますが、小学生だと一周100mの校庭を5週ぐらいでしょうか。少年はスピードに乗って駆け抜けます。
少年は中学生、高校生になりました。まだ走ってます。走るのが得意だった少年は陸上部に入り、もっともっと走るのが早くなります。トレーニングを重ねた結果、大会上位に入るようになり、周りは全国から集められた陸上のエリートたちで、切磋琢磨しながら400〜800mの中距離を懸命に走っています。
彼は大学生になると、大学を代表する選手になります。これまた周りは大学の陸上エリートたちで、抜きつ抜かれつの競走において競争していますが、それでも彼はずっと前を向いて走っています。
社会人になると、今度は社会人チームでしょうか。大学生よりもさらにレベルの上がった仲間たちと、大会で一緒に走ります。かつて少年だった少年は、今や全国屈指の陸上種目の青年になり、もっともっと早くなりたい、と走り続けます。
そうして画面は彼の成長とともに切り替わり続け、ふとした時に彼が後ろを振り返ると、社会人になり夢を諦めたかつてのライバル、同志たちが、後ろでスーツを着たままトラックで立ち尽くして彼が進んでいく様を見ています。。彼以外の全員です。選手としての力の限界を感じ、スポーツの世界ではなくスーツを着た仕事の世界で生きることを決めたのでしょう。
彼は夢を諦めた友たちを一瞥し、また前を向いて走り続けます。走り続けます。その先に・・・
と、こんな内容でした。わずか15秒程度のCMでしたが、世の中の本質をよく表したCMだと思いましたし、私の胸にも思い当たることがあり、ジーンときました。プロ野球を目指す少年たちが全国にいるなかで、相当な期間に渡り相応の努力をし続けられる人間というのは、本当に本当にひと握りです。同じ少年野球チームから、気づけば自分以外誰もプロになっていない、というのが、プロ野球選手の、それも一軍レベルの選手の辿ってきた道だと思います。イチローの周りにいた幾千幾万もの野球少年も、いまの彼の年齢になって見てみればほとんど誰も残っていないものと思います。あの場所までたどり着けたのは、イチローただ一人です。
私にも、レベルは違いますが似たような経験があります。この仕事に就いた2006年、私は25歳でした。保険のホの字も知らない青二才。年齢の違う同期入社は23人いました。顧客にとって、社会にとって価値がこの上なく高いのに、過去の業界構造の問題もあり、生き残りが簡単ではない世界であることは全員が分かっていました。それでも全員が、本当に顧客満足を追求し社会貢献し、(いつかの)家族を幸せにするとミッションを持って、いわゆる『成功』を目指していました。
1ヶ月で1人目の同期が辞めました。3ヶ月目に会った別の同期は、3ヶ月前とは別人の様相で、まもなく会社を去りました。同期で一番信頼していた一回り上の方は、去年会社を去りました。別の道を選ぶことが結果的に正解なこともあるでしょうし、そのことに対し何一つ偏見はありません。しかし、夢を叶えたとまでは言えないものの、いまも最前線を死にそうになりながら走っているのは、私ともう一人ぐらいになっています。その時はその時で『一生お守りします』とか本気で思って言うわけですから、その言葉を真実にするために、この仕事を続けていたら、あるいはそれを当然と思って走っていたら、本当に数多くの同期を見送ることになりました。
つい先日も、恐らくは一時期夢を共有していたであろう同志が、業界を去りました。とても寂しい気持ちになりましたし、そんなものだよ人の心は、自分のことだけやってればいいんだよ、とは素直には割り切れない自分がいました。結果、何を信じていいのか分からない、という状態がしばし続きました。結局のところ、やれることをやればいいしそれしかない、ということは頭では分かっていましたが、心で理解するのは結構大変でした。
スポーツも、起業も、サラリーマンとして会社の中で上を目指すのも、あるいは今の仕事も、結局はこういうことなんだなと思います。人生、目指すことは難しくない、手をつけることも難しくない、しかし続けることは難しい。大して複雑でもないこの真理はしかし、世の中の多くの人が続けることすら続けられないということを示唆しています。
将棋の羽生さんが言ってました。『一日1時間、どんな分野であれ、そのことをやってみる。10年続ければ、誰でもその道のプロになれます。誰でも。でもそれがほとんどの人は出来ないんです。僕は将棋でそれが出来た。』
続ける、ということをひとつのテーマに、拙速でも巧遅でもいいから、このブログも続けていきたいと思います。途切れたらごめんちゃい。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。