ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ラーメン二郎とアップルと人生 その1

time 2011/10/13


最近、ラーメン二郎を解禁した。
東京に帰ってきてから2年間、支社からわずか15分程度の距離にあるにも関わらず、またテニスサークル時代のあのときのようにハマってしまうのが怖くて、敬遠していた。が、大人になったのでもう大丈夫と思い、久々に行ってみた。しかも1日空けてほぼ連チャンで。
噂は聞くけどラーメン二郎の詳細を良く知らないという諸氏のために、少しだけ解説しておこうと思う。どこに店があるとかの基本情報は、まぁ食べログでもご笑覧あれ。
まず商品カテゴリー。ラーメン二郎は『ラーメン』という字がついてはいるが、これは厳密にはラーメンではない、というのが、ラーメン二郎通の共通したプロとしての意見。『ラーメン』ではなく、『二郎』というカテゴリーが必要ということだ。つまり、『イタリアン』、『フレンチ』、『二郎』と並べても遜色ないような、一つの完成されたカテゴリーということ。それほど、二郎は存在感としてそのへんのラーメンとは別格なのだ。
営業妨害にならないようにもう少し解説したい。というかそもそも営業妨害につながるようなポイントが列挙できる先方に問題があるため、僕は悪くない。二郎はとにかく凄い。何が凄いかというと、凄いポイントは多岐に渡る。
(基本スペック)
味:カテゴリーが違うという説明はしたが、食べれば分かる。食べなければ一生分からない。百聞は一二郎に如かず。インド旅行と一緒で、二度と食べたくないか、二度と出てこれなくなるかの二択しかない。
店構え:基本汚い。本店は、記憶によるとハトが店内をウロつき、生まれたばかりの5期ちゃんの兄弟が何匹が歩いていた。
人気:半端ではない。常に行列。慶応義塾横三田本店では、授業をサボってまで並んでるとても優秀な学生がわんさかいる。
店主の親父:常に脂っこい。はいお待ち!の声もなくにカウンターに出てくるドンブリには、大体親父の親指が入っている。これも一つの隠し味と見ている。
量:普通の良く食べる女の子からプロレスラーまで楽しめるレベル。
おまけ:野菜、にんにく、油など、多少のトッピングはできるが、とりあえずメニューはラーメンしかない。トッピングの仕方も、誰も教えてくれないため、通い詰めて常連の技を盗むしかない。
(応用編)
店から出てくる人:食べ終わった人達は例外なく、達成感に満ち溢れた表情とともに、むはぁ〜、と深く不快な呼吸とともに店を出てくるので、うっかりその息を嗅いでしまうととてもイヤな気分になる。
本家と分家:三田が本店。僕のお気に入りの目黒店以外に、都内神奈川に数十店舗を展開している。何店舗か食べたが、基本的には本店が一番マズイ。こればっかりは不思議だ。普通な本店が一番レベルが高く、分家になるにしたがって味が落ちるので・・・なんてのが普通の店の問題点。二郎は逆で、本店から離れるほど味もよくなり、衛生状態もよくなるとかよくならないとか・・・。
体調との兼ね合い:常にトップレベルのアスリートとしての自覚と体調管理を求められる。そうでなければ、二郎を倒すことは基本できないと思ったほうがいい。経験上、本店は食べて20分で腹をくだす。目黒は40分もった。
(メニューとレベル)
1、小
基本中の基本。普通のラーメンの大盛りレベル。それでも体調がよく、おなかが空いていないと厳しいこともある。(ドラゴンボールのクリリンレベル。スラムダンクの三浦台高校レベル。)
2、小豚
ここから少し手ごわくなる。小では2枚だった豚が、確か4枚。しかも激厚で濃厚。気を抜くとやられるが、まだ慌てるレベルではない。一生懸命食べれば大の大人であればなんとかできるレベル。(ドラゴンボールのナッパレベル。スラムダンクの豊玉高校レベル)
3、小豚ダブル
大との区分けが難しいところではあるが、肉があるぶん、こちらの方が組しやすいとも言える。ただし肉の量がたぶん8枚と倍増するため、肉の波動に押し流される可能性はなくはない。(ドラゴンボールのフリーザレベル。スラムダンクの翔陽高校レベル)
4、大
ここからは少し才能が必要になる。努力ではどうにもならない壁が見える。圧倒的な麺の量。いつまでも変わらない味。場合によっては変化がない分、大豚よりもキツイかも。(ドラゴンボールのセル完全体レベル。スラムダンクの海南台附属高校レベル)
5、大豚
先日僕が調子に乗ってチャレンジし、10分後に敗北を悟った中上級編。ペース配分を間違えると、カサにかかったように攻めてくる。先日は野菜と肉を制覇したあとに押し寄せる麺の波に呑まれ、沈没。ラスト3口がどうしても口に入らず、ギブアップ。(ドラゴンボールの魔人ブウレベル。スラムダンクの大学オールスター選抜のような山王OBレベル。)
6、大豚ダブル
選ばれし者のみが挑戦を許される神の領域。そう、それはその場に立つことさえ、尋常ではない力量を求められる真の強者の聖域。小から始まる大豚への道のりは、この大豚を以ってラスボスとなるが、どうしても倒せない。
この大豚ダブルを食すことが出来る人間は、恐らく会社では頂点に立ち、事業では成功を収め、家庭では絶対的な幸せを手にすることが約束されている・・・と言いたいところだが、恐らく胃袋拡張過多になり、乗っているチャーシューのような体になり、加齢臭が二郎臭になるという、家族としては我慢できないお父さんになってしまう可能性が大ダブルなので、独身時の体を鍛えているときに限定した方が間違いなく良い。仮に体を徹底的に鍛えているスポーツの選手でも、大豚ダブルを食べている人とそうでない人には、前者に明らかなディスアドバンテージが発生するであろうことは間違いない。(ドラゴンボールのスーパーサイヤ人3レベル、スラムダンクの山王工業レベル)
7、大豚ダブル全増し
選ばれし者のみから構成される大豚ダブル制覇者から、さらにトップ5%の勇者のみが登頂を許されるまさにエベレスト、セイント的には聖衣(ゴッドクロス)の領域。もはやそこはゴールドセイントも、ブロンズセイントも、サープリスも、存在すらできず粉砕される神の楽園。アテナの血を得た聖衣を来た勇者、数千年の間存在する冥王ハーデスすらも恐れない勇者、愛する人を守りたい、世界の平和を守りたいとする勇者こそが、踏み入れることができる。前述の大豚ダブルに加え、野菜、にんにく、あぶらがまるで日本昔話のごはんのようにこんもり盛られ、もはや麺を探すだけで莫大な重量が箸にかかる。凡人では、麺に達した時点でギブアップ。周りで大食いを豪語する友人がいたら、連れて行ってみるといい。ほぼ確実に撃沈させることができると思う。
大豚ダブル全増しを制覇してしまった者は、次に何を食べればいいんだろう?と、しばし呆然とするという。しかし彼を満足させるような料理など、この世にはもうない。頂点を極めてしまった者が唯一抱える生涯の悩み。それが、頂点を極めてしまったということそのものにあるということが、なんとも言えない皮肉である。そんな彼も、挑戦することが一つある。連続防衛記録である。ボクシングと一緒で、タイトルを取ることより、タイトルを守り続けることのほうが10倍難しい。最良の体調の日も大豚ダブル全増しを食すことができ、最悪の体調の日も大豚ダブル全増しを食すことができ、さらに食し続けることで人間としての基本的な体調が維持できなくなってきてもなお大豚ダブル全増しを食し続けることができるか。これが頂点に立つ者の終わりなき挑戦である。(ドラゴンボールの悟飯吸収後の魔人ブウレベル、スラムダンクの何巻かに出ていた、牧、仙道、流川、赤木、神で構成されるドリームチームレベル)
僕はせいぜい大豚イケるかイケないかレベルだが、上記ランクから少しでも上位を目指すために、二郎を教えてくれた大学時代のサークルに代々伝わる方法を念のため伝えておく。
まず、二郎における最大のポイントは、『いかに早く、体が満腹を感じる前に食べ尽くすか』というスピード勝負が一つ、いま一つは、『どれだけ飽きずに突き進むことができるか』という脇目もふらない姿勢。
とにかく量に押し流されてギブアップすることが多いため、それをどのようにかわすか、ここに知恵を絞る必要がある。先輩から言われたことは二つ。『水を限界まで飲むな』と、『肉を先に倒せ』である。一つ目は分かる。しかし問題は二つ目。普通の感覚だと、肉はラーメンの味に彩りを添える素敵な存在。しかし二郎では違う。序盤は確かに味に彩りを添える素敵な存在なのだが、中盤を過ぎてまだ肉を残すと、とたんにラスボスの雰囲気丸出しに、こちらを追い詰めてくる。はぐれメタルだと思ってダラダラ攻めていたら、実はバラモスでメラゾーマの準備をしていた、というほど、急激に強敵に変わる。だから、不自然だけれど、序盤で肉を倒す必要がある。逆に野菜は最初に食べてしまうと、後で清涼剤となってくれる貴重な役割があるので、オススメしない。さらに、尋常ではない濃さであるにも関わらず、水を飲むことは歓迎されない。食すという目的のためにもオススメしないが、何よりも水をガブガブ飲んでると、『そんなに飲んでちゃ完食できないよ、素人さん』という周りの視線がグイグイ刺さってくる、これがツライ。雀荘に入り込んでしまった素人のごとく、とても居心地が悪い思いをすることになる。この二つさえ守れれば、少なくとも現状タイトルからワンランク登ることは、そう難しくはないだろう。しかしながら、大豚ダブル、大豚ダブル全増しレベルになるとその辺の基本は当然押さえてでの挑戦となるため、他の要素や才能が必要となってくるのは言うまでもない。
他に気をつけるべきポイントとして、親父の目線を見ながら注文をしないと、素人だと思われる、ぐずぐず食べていると怒られる、連れがいても、一切しゃべってはいけない、など、守らなければいけないルールは沢山ある。
ここまでして二郎を食べたいと思う狂った人だけが二郎に向かう。二郎はそれでもいい。それでこそ二郎だから。顧客側も、そんな二郎だからこそのファンが多くいる。
そしてここまで読んでしまった少し時間のやりくり上手な貴方のために、ようやく第二部でタイトルとの関連について書こうと思う。ここまではぜんぜんタイトルと関係ない、ただの二郎の説明になってしまったことはお詫びしたい。ちょっとばかし説明しとこうと思ったら、説明しなきゃいけないことが多すぎてかなりの分量になってしまった。ここまで説明させる二郎に完敗。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。