ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

勇気ある撤退

time 2012/12/02


ラオウへの道 あしたのために 今日の北斗剛掌波
『勇気ある撤退』
スズキ自動車の鈴木会長は、11月上旬にハワイを除く米国自動車市場からの撤退を発表しました。これは次の三点で非常に評価される、かどうかは後になってみなければ分かりませんが、物凄く勇気を要したという意味で尊敬に値する決断です。
1、米国自動車市場が堅調に回復する中での撤退の決断だったこと:ダメになる前の決断というのは、なかなかできません。
2、自身が社長に上り詰めるきっかけとなった米国スズキを潰す決断だったこと:自身が出身の事業部を潰せないで会社を追い込んでしまっている社長はゴマンといます。
3、インドでの実績があるとはいえ、ある程度数が見込める米国よりも、未来につながるが今のところ読めない新興国を選ぶ決断だったこと:リスクとは危険度ではなく振れ幅、と分かっていても・・
戦争や戦闘、ケンカでもそうですが、攻め込むことよりも撤退の方が難しいと言われています。軍対軍の戦いでは、しんがりが一番力量を問われます。結婚よりも離婚の方が大変だ、とは、よく言われている話です。経営も同様に、新規の市場に殴り込みをかけるよりも、そこで出た成果を冷静に分析して、未来がないと判断した瞬間に撤退をする、ということは、どれほど頭で分かっていても、とても難しい、勇気のいる決断だと思われます。
日常に置き換えても、こういった場面にはよく遭遇します。開けてしまったわりと大きめなお菓子を、食べ始めたが最後、ひとつ残らずダメだとわかっていて食べてしまった経験は、誰にでもあるでしょう。女の子の前だからと、無駄に大盛りを頼んでみたら、最後の方には食べることもイヤになってるのにやっぱり食べてしまって結局後悔している人もいるでしょう。つまらない本で、読み始めたがためにもったいないからと、最後まで読んでもやっぱりつまらなかった、時間を無駄にした、ということは、本を愛する私の場合、非常に多いです。着もしない服が延々と積み重なっていくタンスの中身の様には、恐怖を憶えます。
対策として、一時期私は『お菓子の損切り』をしていました。勇気ある撤退です。どういうことかというと、好きなお菓子を我慢するのはツライ。しかし食べるのは良くない。しかし好きなお菓子を我慢するのはツライ。しかし食べるのは良くない。。。でた結論は、『袋を開けて、好きなお菓子を思う存分最初の数口食べたら捨てる』というものでした。これは自分との対話で分かったことですが、最初は食べたさのあまり美味しく感じるのですが、そしてもちろん最後まで美味しく感じているのですが、その満足感には序盤と終盤で大きな開きがあることがわかりました。平たく言うと、序盤の私は喜んでますが、終盤の私は後悔が優っているのです。ということで、その喜びと後悔の損益分岐点がまだ益が優っている序盤において、泣く泣くお菓子を損切りし、捨てていました。泣く泣くではありましたが、これは私にとって革新的なソリューションとなりました。なにせ、好きなものを必ず食べられて、そして太らない、ということが両立できるのです!
結果、しばらくして気づいたのは、そもそもお菓子買わなければいいじゃん、という友人の無配慮な一言でした。
余談ですが、勇気ある撤退をぶちかました鈴木会長の最大の懸念は、自身の経営者としての撤退が全く出来ていないことです。それだけ撤退というのは難しいということです。すぐに諦める、というのではなく、『トライ&エラー』を『トライ&エラー&うまく行ったら継続&うまく行かなかったら撤退』に変えればいいのではないでしょうか。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。