ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

右脳のない僕がデザイナーさんのお話を聞いてみた

time 2013/02/18


ラオウへの道 あしたのために 今日の北斗剛掌波
『右脳のない僕がデザイナーさんのお話を聞いてみた』
いつもお読みいただき本当にありがとうございます。一期一会に感謝します。
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本ブログは、8ケタを超える自己投資をしてきた羅王(ラオウではありません。似て非なる羅王です。)が、これまで学んできた知識、知恵、各業界のピークパフォーマー達からの教えを、備忘録兼ねて徒然なるままに記したものです。偏差値8を記録した高校時代から始まり、自らの秘孔を突いて隠された力を引き出し続けてきた我が軌跡が、迷える誰かの『一歩前へ』を応援することにつながればと心から願って、下記に今日のエントリをお送りします。我が人生に一片の悔いなし!
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昨日はお客様のご紹介で、ある若きデザイナーの方(=以下、敬称略で通称ホリエモン。名前が類推出来るのは本人了承済み)とお逢いしました。初対面かつ本業でのアポだったのですが、保険の話ほとんどそっちのけで、めちゃめちゃ面白い話を聞くことが出来たので書き留めておきたいと思います。ちなみに僕は小中高時代、図画工作や技術や美術が2(音楽は意外と5)だったため、その手のことを考えるための右脳がほぼありません。にも関わらず、おっしゃっていることの意味がほぼ100%理解出来て、かつそれを僕の専門分野と融合するまで昇華させるまで議論を展開出来たのは、望外の発見でした。ということで、今日は普段心がけているブログ執筆制限時間20分を超えて、長々と書きたいと思います。
デザイナーの世界は、華麗なイメージとは裏腹に地道かつ地味な作業の連続で、更に生き残りも非常に厳しい世界で、建築やデザインの専門学校を経ても、その後もずっとデザインの仕事を直接的にし続けることが出来るのは、ほんのひと握りとのこと。あれあれ、僕が生きる保険業界と一緒ぢゃないですか。超共感。その中で、ホリエモン氏はとにかくデザインが好きで好きでたまらないとのことで、目をキラキラさせながら、しかもわりと静かな喫茶店で大声で興奮しながら(笑)、いかにデザインの仕事が素晴らしいかを僕にお話してくれました。こういう人が一番強いんだろうなぁ。
(ホリエモン氏作品 http://k-hdesign.jp/design/manaita/manaita.html シンプルですがこういう発想ってすごいなと思います。)
以下、右脳のない僕からの質問。
Q1:アップルのジョナサン・アイブって確かデザイナー担当上級副社長ですよね?彼、イケメンだけど腕の方はどうなんですか?iPhoneのどこがスゴイんでしょうか?(そもそも質問のレベル低すぎ汗)(ジョナサン・アイブは、独断専攻で社内で神とまで言われたスティーブ・ジョブズが、最も権限を与えた漢と言われています。信頼されるだけの実力は当然あったのでしょう。)
A1:化け物です。あれが世界の頂点です。例えばギリギリ持ち手の親指でカバー出来る範囲に収まる設計。本当にギリギリで届きます。大きすぎず小さすぎず。更にはiPhone本体横の音量ボタンのところを見てください。ボタンがしっかりした材質で、重厚感をもってしっかり造りこまれています。国内メーカはここが弱い。別に機能にもデザインにも直結しないところだから、単なるコストと割り切って、なるべく安く安く造ろうとするんです。良いものをデザイナーが持って行っても、合理性がないからトップが止めちゃう。でもジョナサン・アイブは、こういうところをしっかりと造り込むということを、スティーブ・ジョブズにねじ込んで認めさせたんです。任せたスティーブ・ジョブズもスゴイけど、あのスティーブ・ジョブズに押し通したジョナサン・アイブは半端じゃない。
Q2:他にiPhoneのスゴイところって?(またまた質問のレベル低すぎ汗汗)
A2:トップ画面で、例えば左に左にスライドさせていくと、アイコンが途切れた時点で行き止まりになります。この行き止まりになる時に、一度左に引っ張られて、そしてゴムみたいに元に戻ります。こういうところなんです。デジタルの世界で、別にこんな動きを連動させる必要なんて全くない。でも、このゴムのような動きが、現実の世界とデジタルの世界をつなぐ架橋になっていて、ユーザから見たときに『感覚で使えるデジタル機器』になるんです。自分の親指も、左にスライドさせたときに腱が引っ張られて右に戻りますよね?それと連動する感覚が、何故かデジタルの世界で体現できてるって、これスゴイことなんです。
Q3:な、なるほど!それは確かに!でもなんというか、デザイナーの方だから気づくような細かいところですよね?デザイナーだからスゴイと思えるんですよね?一般の人って、なかなか気づかないんじゃないかと思うんですけどどうでしょうか?あるいは、こういう言い方はアレかもしれませんが、百歩譲って奥ゆかしい日本人がそういうところに気づいているとしても、高度成長期の日本に近いような今頑張ってる国々の人って、ぶっちゃけそういう細かい気づかないところよりも、派手さとかデカさとか、わりと分かりやすいところに注目するんじゃないんでしょうか?平たく言うと、そういう気づかないようなところばっかりに注力しているiPhoneが、日本だけではなく世界中で支持されている理由がよくわからないんです。
A3:羅王さん、それは違います。僕たちしか気づかないような部分なんですけど、実際は『ほんとは皆、気づいてないと思ってるけど気づいてないうちに気づいてるんじゃないか』、というのが僕の予想です。赤ちゃんが感覚で全てを判断するように、僕たち大人も。だから、説明書が全く読めない子供も、感覚でiPhoneやiPadを使えたりする。iPhoneのスゴイところは、僕たちが普段何気なく感覚で捉えていることを、0と1のデジタルの世界で、極限まで実現しているということなんです。これってものすごい難しいことで、それを世界で唯一実現出来ているのがiPhoneだから、これだけ世界中で支持されているんじゃないかと。言葉は違っても子供から大人まで感覚っていうのは、世界共通でしょうから。
Q4:な、なるほど!(持っているiPhoneをまじまじと見る。そう見るとそう見えてくるから不思議。)感覚を制する者が試合を制すってことなんですね!?(もはやスラムダンクに例えるしか手がない・・)
A4:結局のところ、説明書のないものが一番良いし一番強いんです。それがまさにiPhoneの強み。何度も言いますが、世界共通の感覚をデジタル世界で表現していること、これが強さです。こういうところって、本当は日本が一番得意なはずなんです。何か造れと言われたら、まず間違いなく良いものを造る。でもそれは、良いものであるというだけで、売れるとは限らない。何故なら、エンジニアの人たちが、とにかく良いものを造ろう造ろうとする一方で、それをどう表現するか?どう伝えていくか?ということをほとんど考えていないからなんです。日本だけではなく世界に対してアピールしていくには、日本語も英語も必要です。でもそこに、言葉を必要としない、見ただけで分かる何かがあれば、全世界に打って出ることが出来るじゃないですか。それがデザインなんです。エンジニアの人たちが伝えたいこと、伝えたいけどうまく表現出来てないこと、もしかしたら気づいてすらない強みを、どう言葉を介在させないで、感覚として伝わるものを造っていくかというのが僕たちの仕事です。ロゴを造るとかもそういう意味があります。
スティーブ・ジョブズの『人はそれに気づく』という言葉があったことを、そう言えば思い出しました。『お前はこれから一生砂糖水を造り続けたいか、それとも世界を変えたいか』(ペプシコーラ社長だったジョン・スカリーを口説いたときの言葉)や、『Stay foolish, stay hungry』(超有名なスタンフォード大学での卒業式スピーチ)など、パンチの効いた、ボキャブラ風に言うとバカパクな感じの名セリフが大いスティーブ・ジョブズですが、この『人はそれに気づく』という何気ない一言こそ、ジョブズが実はとても繊細な心の持ち主だったのではないかと伺わせるフレーズだったのではないでしょうか。
考えてみれば、ホリエモン氏に教えていただいたお話は、僕が普段保険の仕事で心がけていることと全く一緒でした。人が気づいていない部分にこそ差別化の源泉を求める、人が気づいていないリスクや将来設計を分かりやすく形にする、そして実はそれは人が感覚的に気づいているけれども、言語化出来ていないことなのかも・・・ということで、右脳のない僕がデザイナーさんのお話を聞くということに、全く理解できないんじゃないかという不安を抱えてはいましたが、終わってみればこれほど近似値な世界もないんじゃないかと思うぐらい、浅薄ながら理解を深めることができました。どちらもプレゼンテーションなだなぁと。
戦うフィールドが違っても、一流のスポーツ選手と一流の文化人の話が合うのと同じように、僕とホリエモン氏の会話も、お互い絶対に理解しきれない土俵の違いはあれども、結局のところ『俺たち言ってること同じじゃね!!??』と思えることって、なんだかとても素敵なことだなと思いました。何故ならば、もしそういうことが可能ならば、どんな分野の人と会話をしても、そこから少なからずどころかたっぷりと学ぶことが出来るからです。ある師匠が、もはや手当たり次第と言っていいぐらい様々な業界の様々な方々と会食をしまくっているのですが、それにどんな意味があるんだろうと前は思っていました。が、今回このホリエモンと出会えたところで、『相手との最大公約数から学ぶ』ということの素晴らしさを改めて知ることができました。ホリエモン氏、有難うございました!ホリエモン氏自身もこれから世に出てくる修羅だと思いますし、彼が勤めるデザイン事務所は実はかなりスゴイところです。ロゴなどを造れば言葉にせずして感覚的にプレゼンテーションが出来る、という意味では、独立したての皆様の強力な味方になってくれるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も良い一日を!

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。