ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

本の選び方

time 2010/06/06


僕は多読家ではないし速読家でもないので、そう多くは本を読めない。
が、今まで生きてきたなかで蓄積してきた本の選び方という点では、それなりにロジックが固まってきたので記録しておこうと思う。
僕は自分で自分の性格を分析すると、「積極的他力本願」「戦略的ネガティブ」だ。
自分の足で出来ることは歩くことぐらいで、その他は自分独りの力で成し遂げてきたことは皆無に近く、必ず誰かしらの助けを支えにして今まで生きてきた。つまり、自分で出来ることは勿論やるけども、そもそも自分で出来ること自体がそんなに多くないため、先人や偉人たちの軌跡を効率よく辿ることによって、何とか生きていられるのである。
というのが本の選び方にも表れていると思う。
以下が何となく、アタリも外れも経験してきたなかでの「80%ぐらいアタリを引く、また外れを限りなく避ける方法」だ。
買うときの法則1:自分が尊敬する人が推薦してる本を買う。
買うときの法則2:とてもベタだが著名人が推薦する本を買う。
買うときの法則3:ロングセラーを買う。

買うときの法則1:自分が尊敬する人が推薦してる本を買う。

これは基本中の基本。
何故この方法が良いかというと、良い本を選ぼうとしている割には矛盾するが、本の良し悪しとは関係なく本の中身の吸収力が格段に違ってくるからだ。言葉は、何を言っているかよりも誰がその言葉を発しているかが大事。
その辺の草野球のおじさんに「スイングはコンパクトにね」と言われるのと、イチロー選手に同じせりふを言われるのでは、野球少年の将来に及ぼす影響は全く違う。
同様に、尊敬している人が勧めているとなると、読む前から心の持ちようが全く違い、結果としてどんなことが書かれていたとしても、そこから何かしらの教訓を自分で見つけようとする。だからこの方法は良いと思う。
買うときの法則2:とてもベタだが著名人が推薦する本を買う。

よく著名人同士がお互いの著作を気持ち悪いほど褒めあってる場合があり、それはそれで一種の商業的要素というか、ヤラセを感じることもよくある。ただそのマイナス面を差し引いても、この種の本の買い方は、そんなに間違いを起こさないのではないかと思う。何故ならば、著名人が一番恐れることは、自分の評判が落ちること。特にネットが発達したこの時代には、その伝播スピードは恐ろしく速い。
とするならば、とある書籍を紹介するときに、著名人になればなるほど、かーなーり気を使って、書評を書いているのではないだろうか。「あいつこんなダメ本勧めてたぜ、バカだなぁ」なんてことが言われないように、必然的に良書に近いものを推薦せざるを得ないような仕組みに、世の中がなっている気がする。
買うときの法則3:ロングセラーを買う。
人間関係構築の天才デールカーネギー、経営学の神様ドラッカー、数千年読み継がれている中国古典など、ロングセラーにはロングセラーになる理由がある。多くは世の中の原理原則を説いたもので、変化のスピードの速い現代にも、変わらぬ物事の本質を示唆してくれるのは、こういった本に多い。特に、「未曾有の危機!!」なんて言われる危機は、未曾有であった試しはなく、過去数千年の間に数十回〜数百回はご先祖様たちが経験してきたことばかり。
数十年〜数千年間読まれている本には、読まれているだけの理由があるということで、一読の価値があるものばかり。
さて、Oppositeなのはこちら。
買わないときの法則1:今をときめく人の本はあまり買わない。
買わないときの法則2:本屋での「売れてます」コーナーにはあまり興味を持たない。
買わないときの法則3:処女作〜2、3作目ぐらいまでがわりと満足感が高く、それ以降は下降線をたどることが多い。

買わないときの法則1:今をときめく人の本はあまり買わない。

今をときめく人の本はすぐ店頭に並ぶ。そしてよく売れる。しかし良く考えなければいけないのは、今をときめいている人がこの先もずーっとときめいている人なのかは今現在は分からない、ということ。
ときめいている理由がまぐれなのか実力なのかすら、ときめいているその瞬間には分からないことが多く、株式のIPOと一緒で大盛り上がりを見せたあとに暴落するのか、安定的に成長していくのかは結果を見てみないと分からない。
だとしたらとりあえず静観するのが得策かなと。
買わないときの法則2:本屋での「売れてます」コーナーにはあまり興味を持たない。
とある本が売れている理由は、その本が売れているから、ということが良くある。
要は中身の良し悪しとは全く関係なく、出版元のプロデュース能力に完全に依存した売れ方をした挙句、そのままの勢いで売れてしまったというケースが少なくない。
Movementがいかにして起こるか?を、面白い題材を使って短時間で説明してくれる面白い例がこちら。
http://www.aoky.net/articles/derek_sivers/how_to_start_a_movement.htm
同様に、「クラスの皆から仲間はずれにされたくないから」的な感情と同じような気持ちが購入を刺激した結果ベストセラーになった本に、健全な評価が下っているとは考えずらい。勿論ベストセラーになるべくしてなってるものも多いと思うけども。
買わないときの法則3:処女作〜2、3作目ぐらいまでがわりと満足感が高く、それ以降は下降線をたどることが多い。
本を書くという作業は、ある種紙に自分の命を吹き込む作業であり、自分自身の人生を凝縮して映し出す鏡を創り出すことと同義であると思う。特に処女作で注目を浴び、2、3作目でブレイクするまではそれが持続する。与えられたページの中に自分の全てを注ぎ込み、少しでも多くの方に読んでもらおうと考えて中身を濃く濃く創りこんでいく。本がコストパフォーマンスが10倍〜100倍と言われる所以は、本を書いた著者があますことなくその成功のエッセンスを織り込んでくれることにあると言われている。
ただし、それが3作目を超えたあたりから、急に商業的要素が感じられるようになることが多い。
恐らく理由はカンタンで、このあたりから印税収入が激増するため、少しでも多くの収入を得るためにも著作をシリーズ化することが最も得策となるからだ。セールスの世界では既契約者が最も有望な次の見込み客になると言われているが、それと同じだろう。一度買った本の続編であれば、なんか買わないと損するような、全部を楽しみきれていないような、そんな感覚が発生し、またそれにより購買が促される。
だけども、メジャーではない頃に命を注ぎ込んだ作品と違い、エッセンスを薄めて少しでも長くシリーズを続けようとするその本の価値は、前者と比べて如何ほどのものがあるのだろう。
実力のある著者の作品は、どれだけ多くリリースされても引き続き面白いこともあるが、そうでない人の本は、どんどん中身が薄くなっていき、著作だけが増えていく。
こんな感じで本を選ぶようにしているため、要するにほとんど自分では本を選ばないということになる。
だって本屋に行ってベストな本を選ぼうとしても、あの量。むりむり。
芸能人以上に入れ替わりの激しい本だからこそ、そして少しでも少ない投資で最大の効果を得たいと思うからこそ、人様が時間をかけて選んでくれたものに敬意を表して取捨選択した上で受け入れるというのは、とても大事なことだと思う。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。