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退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

決断は30%でしゃあないやん

time 2012/12/04


ラオウへの道 あしたのために 今日の北斗剛掌波
『決断は30%でしゃあないやん』
経営者の一番大切な仕事は何か?それは『決断』あるいは『意思決定』だと言われています。会社のトップマネジメントがCEOとCOOに分かれているとすると、決断/意思決定はCEOの役目で、その遂行/実行がCOOの役目です。昔からこの意味があまり分かっていませんでした。決めるだけならラクやん、と。やる方が大変やん、と。
しかしながら、今もって一時期ほどではないにしても、相変わらずどこのCEOも収入は青天井で、いかに決断という仕事が重要視されているのかが間接的に分かります。大きな企業になればなるほど、トップの決断一つで、企業そのものの浮沈が決まるのですから当然と言えば当然ですが。
話変わって、私はここ最近、戦国モノ漫画の『キングダム』にハマっている関係で、戦争関係の本を読みあさることが多くありました。といっても、クラウゼヴィッツばかり読んでても抽象論ばかりで面白くないので、基本的には昔と同じスタイルです。世界史を勉強するときも漫画から入りましたが、それは自分の脳を信用していないからで、そういう意味では具体的な事例に興味を持てるように、この場合小説から入っています。『坂の上の雲』は、歴史とともに富国強兵のプロセスを勉強できますし、『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』は国防の何たるかということを頓に考えさせられます。一昨年の『永遠のゼロ』は涙する人も多かったでしょうし、ああいった作品で戦争即ち悪=戦争に行った人たち即ち悪といった偏ったパラダイムが、少しでも修正されれば良いなと思います。
戦争というものは、個々の戦場の集合体で成り立っています。その個々の戦場においては、命令系統は幾つかに分かれます。最下層が最前線の兵隊で、最上層が旅団あるいは師団の指揮官です。多くの場合、戦況の最も大切な情報は最前線の兵隊が持っています。が、その全てが指揮官に上がることはありません。良くて30%程度と言われています。また、兵隊の方にも、その部隊全体の様子が届けられることはありません。やはり良くて30%程度の情報しかないと思われます。またそれぞれの師団や旅団と束ねる方面軍の参謀本部においても、各部隊からの情報は30%程度でしょうし、それらの全てを束ねる大本営においても、やはり同じく30%程度です。
一つのミスで命を失う局面ですら、プラスの情報もマイナスな情報も30%程度しか得られない、しかし何らかの行動を起こさねば、致死率が限りなく100%となる、そんな状況の連続が戦争というものです。如何に過去の人たちが、限られた情報の中で決断をしなければならなかったのか、ということを、戦争関連の書籍を読んでいると痛感させられます。まただからこそ、小隊、中隊、大隊、師団、旅団、軍団と大きくなっていくにつれ、決断の質が全体の生死を分けることになっていくであろうことも想像がつきます。
ビジネスは経済の戦争とはよく言われることですが、上記に照らし合わせると、トップの決断がいかに大切か、ということが改めて分かります。またそれがいかに難しいことかもよく分かります。はっきり言って、決断に足るほどの情報量なんて、トップの下にはどれだけ待っても来ないのです。来ない中で、それでも手元にある情報をかき集めて分析して、それが正解かどうかも分からない状況で、全社員の命運を背負いながら、一人で決断をする。これがどれほど苦しく孤独なことか。。
ちなみにこの種のお話は、大企業のトップに限りません。中小企業の親父さんもそうですし、一般企業の管理職も同様です。そして何より、我々一人一人の人間も、毎日のように様々な決断を迫られるという意味では、軍のトップや大企業のトップと何ら変わらない決断力が求められます。
決断に足る情報なんて、いつまでたっても100%揃うなんてことはありません。メリットはなんですか?リスクはなんですか?を100回確認したって、その通りになるかどうかなんて誰にもわかりません。向こう見ずになる必要は全くありませんが、向こうばかり見すぎて、足を一歩前に踏み出すことをすっかり忘れてしまっているのが、今の日本人の大きな課題なのではないかと思います。Just Do it!なんてNikeがしょっちゅうやっていたCM、その通りだと思います。考えすぎて大して動けておらず、決めないことに終始していた過去の自分への自戒を込めて。

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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