ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

腹が減ってるのに出された料理を食べないお前はめんどくさい、という話

time 2010/09/30


全社でも3本の指に入ると個人的には思っている先輩にアドバイスをいただいた。しかしちゃちな経験とくだらないプライドでアドバイスを実行に移さなかった際にメタメタに言われたことを、そのまんま備忘録として。後で振り返って僕の人生の転機になるのではと思う。こんなアドバイスをしてくれる先輩は人生でも数えるほどしか現れないのではないだろうか。
ちなみにそのアドバイスの元になった質問はというと、『かくかくしかじかで変わりたいんです。かくかくしかじかでこうやれば良いと思うんですが、どうしたらいいでしょうか?』
いただいたアドバイスはというと、『そうだな、今お前が言ったことをやるその前に、お前の場合はまずシャツは白、スーツは無地の紺か黒、靴も黒、スーツはアオキかイオンにしなさい。7800円で売ってるよ。』という一聞しただけでは訳が分からないもの。
僕は大いに混乱した。なぜスーツ?何故白シャツ??何故イオン???もっと仕事で成果出したいと言っただけなのに・・・
で、数日後にいつもの通りカラーシャツを着て出社した僕に、神様は激怒した。『お前なんで白いシャツ着てねーんだよ。』
うっかり、『だってせっかく頑張ってきてゲットしたスーツとシャツを捨てて新しく買えなんて、あんまりじゃないですか!』と反論してしまった僕。また激怒された。
そしてあまりに混乱した僕は、『非常に貴重なアドバイスだということは感覚的に分かるのですが、そもそも実際問題アドバイスの意味が分かりません』とアドバイスをくれた神様本人に相談した。
その先輩はまさに神であり、自称『この会社で最も失敗の数が多い男』である。そんな神様だから、極端に失敗を恐がる僕を見ていて思うところが色々とあったらしい。
A:『神様、どうすればいいでしょうか?』
神:『どうもこうもないよ、やるかやらないかだけ。お前はごちゃごちゃと色々考えすぎてて、頭は良いのかも知れないけどめんどくさい。お前は色んな人にアドバイスを求めたり、色々勉強したりするのはエライと思うよ。だけどお前はその人の光の部分しか見てないだろ?光が強ければ強いほど、影だって強いんだ。お前はそれを見ないで、光の方ばっか、良い話ばっか聞いて、しかも良いトコ取りをして自分に都合の良いように解釈してる。その人がどんな影を歩いてきたかは、聞きもしないし実践もしない。そんなの言っとくけど何の意味もないぞ。その人の光にはその人なりの歩んできた歴史がある。その人にアドバイス求めるんならそういうところも聞いて取り入れないと。いやちょっと使えそうだからっていって自分に都合良くばっかり考えてるのがお前だ。俺なら俺、その人ならその人、取り入れて追いつきたいと思うなら、まずはその人がやってみろって言ったことをやってみろよ。なんでそこで取捨選択をする?』
A:『でも神様、垂らされた糸にひょいっと迷いなくつかまれるような人間だったら、僕とっくに成功してると思いますし、神様のところに来てないと思います。。それが出来ないのは何でなんでしょうか?』
神:『それはいつでも明日が来ると思ってるんじゃない?まだ死なないと思ってるんだろ?お前子供の寝顔とか見てて、自分が死んだらどうなるんだろうとか考えないのか?』
A:『それは考えてます。毎日。』
神:『考えてるんだったら実行しろよ。お前の悪いクセは、人から良いトコ取りでアドバイスをもらおうとするわりに、そのどれも実際には実行しないところだ。そんなの考え方が一人称なんだよ。この人はどんな想いで自分にアドバイスをくれてるのか。2時間も、家族とのディナーも無視して真剣にアドバイスをくれたこの人に対して自分は何が出来るだろう?って思ったら、糸をつかむぐらいは出来るんじゃない?それをしないってことは、お前は俺のことも大して重要じゃないと思ってるし、本気で変わりたいとも思ってないんだよ。俺はお前が思ってる百倍もお前のことを考えて、それでスーツを変えろ、シャツを白くしろって言ってる。別にそれが最終目的じゃなくて、今のお前に必要な処方箋がそれだと思ってるからそう言ってるんだよ。チャンスはいつでも前からしか来ない。自分の前を通り過ぎたときにあーっと思って掴もうとしても、もう掴めないんだよ。』
A:『それは分かります。分かるんですけど、良く分かりません・・・』
神:『アドバイスを聞かないとか素直じゃないってのは、要はこういうことだ。お前は腹減ってるんだろ?そもそも普通の奴は腹減ってても俺のところに来ない。見た感じ腹減ってるんだろーなーとは思うけど、それを先回りして見地してご飯作ってやるほど俺もお人よしじゃないしさ。でも来たら作るよ、一生懸命。だけどお前は腹減ってるって言うから飯作ってやっても、目の前に置いても食わないじゃない。目の前にご飯があるのに、いや〜このご飯は食べるべきなんでしょうかどうすべきでしょうか。美味しいんでしょうかどうなんでしょうか、フォークを使うべきかナイフを使うべきか、そして右から食べるべきか左から食べるべきか、もしかしたら他の店の方が美味いんじゃないだろうか・・・なんてやってる。意味が分からない。要は食いたいか食いたくないか、腹が減ってるのか減ってないのかだろ?なんで食べ方にこだわるんだよ?腹が減ってたらまず食べるだろ。で、食べてからうまかったとか不味かったとか言えよ。それをあーだこーだと・・めんどくさい。』
A::『いや、今の話は非常に分かりやすかったです。確かに僕、めんどくさいですね。有り得ない。でも神様、ちょっとだけお願いがあります。僕はどうしてもどうしても、未知の食べ物を提示されると、それを食べたことないからどんな味なのかを先に知りたいという人間なんです。もし食べたとして、どんな味がするんですか?』
神:『美味いと思う。(俺のアドバイスを実行すれば、成功すると思う、の意)』
A:『参りました。』
神:『白鳳も入門したときは65kgしかなかった。それをデカくするために、親方が1日1升半の米とちゃんこ3kgを食べさせたんだって。で、横になって寝ると吐くから、縦で寝かせたらしい。白鳳でさえデカくなるためにそうだったんだから、お前も初期に関しては強制的に無理やり食わす方がいいかもね、とちょっと思ったんだ。無理やり食わせて体デカくして、それで勝ち始めて初めて分かることもある。』
結局、僕は今まで尊敬する人たちのアドバイスを聞いてるフリをして、本当の所では聞いてなかったのかもしれない。どんなアドバイスも成功哲学も、理解しただけで実践が伴わなければ、当たり前だが何の成果も出ない。傍から見たらこの業界でのキャリアもそれなりに上手くいっているため、普通の人にそれがバレることはなくても、自分では薄々分かっていた自身の最大の弱点を白日の下に晒された感じだ。それを神様に見透かされて、今回の課題を与えられた。この課題を解決するために、まずはユニクロに行って、普段買わないようなシャツを買ってみた。まだまだ課題の完了には遠い、だけど買ってみた、ただそれだけで、何となくだけど今までと違う景色が見れるようになってきた気がする。それなりのスーツやそれなりのシャツ、それなりの靴を買うようになってから失っていたもの。。それが何なのか、頭では言葉に出来ないけれど、体では自分でも何となく分かっていた。今回それを、神様は気づかせてくれようとしているんだろう。神様、めんどくさい生徒でごめんなさい。
企業も人間も一緒。得てきた過程を敢えて捨てる日が来て、それを乗り越えなければ、未来はない、ということだと思って、今日も僕は白いシャツを着ている。。

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。