ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

プロの力を借りよう

time 2013/08/13


昔、一人旅をしていました。

初めて旅をしたトルコから始まり、エジプト、イタリア、香港、メキシコ、ペルー、ボリビアなど、社会人になるとなかなか行けないような国を行脚しました。僕の人生を形作る最大の影響と外圧を与えてくれたのは、旅だったと断言できます。

さてこの一人旅、学生の時分に経験したものなので、当時はとにかくお金がありませんでした。

バックパッカーの多くはそんな人たちの集まりのため、日本人宿などでは、『○○から○○まで行くのに俺はこれだけ安くいったぜ』、『あーそれ、○○にするともっと安くなるんだぜ』など、とにかく旅を安くあげることが優先事項であり、また他のバックパッカーからの尊敬を得る手段となっていました。

ちなみに僕はコスト意識が甘く、一泊150円の宿に泊まっているだけで満足してしまい食事や交通費などにはそれなりのお金を使ってしまいましたが、中には強者がいたりしました。

そういう人は、食事を現地で自炊することで究極まで食費を下げ、電車は全て二等で日本のラッシュの更に倍ほども厳しいギューギュー詰めを耐え抜き、人の出費に便乗して自分の出費を下げるという、一体何にそこまで駆り立てられているんだろうと思うほど厳しい環境下に自分を置いていました。

日本ではパチンコに入り浸りだったりするのですが。月一万円で暮らせるか否かが、一流のバックパッカーとそれ以外とを分ける境界線だったように思います。

一方、学生バックパッカーをしていると、稀に妙に焦った社会人旅行者を見ることがありました。我々バックパッカーであれば1週間かけて行くところを、わずか1日で移動して半日で観光するなど、それはそれは無茶苦茶に見えたものでした。

『なんてせわしないんだ、旅の醍醐味を味わえないんだろうな、お金使っちゃってカッコ悪い』と当時は思ったものです。

社会人になり、あの焦っていた社会人旅行者たちの気持ちがようやく分かるようになりました。当たり前です。社会人は時間がありません。学生は時間だけはたっぷりあるのです。

社会人が南米などの遠いけれどどうしても行きたい国に行こうとした場合、僕が当時していたように、計画を立てずに試行錯誤を繰り返しながら非効率極まりない旅程を組んでしまっては、外せないポイントであるイグアスの滝やチチカカ湖を見られない可能性が高くなります。

どうしても不確定要素に左右されるからです。結果、旅行全体の満足感も低下することが予想されます。であるならば、事前に旅行のプロである旅行業者に学生バックパッカーの予算の数倍を払って、数分の一の時間で目的とする場所を行脚する、そういう選択肢が最上位に来てもおかしくはないでしょう。社会人は時間がないからです。

学生と社会人の例に限らず、僕たちの人生が無限の時間に満たされていて、何をいつやったとしても変わらぬ満足感を得られるなら、何をいつやったとしても構いません。しかし現実は残念ながらそうではありません。限られた時間の中で望む方向性に舵を切ることが必要になります。

社会人が旅行業者にお金を払って旅行マネジメントを依頼するのは、つまりは初心者がプロにお金を払って何かを依頼することと同義です。その対価として、再現性の高い過去の成功体験を、その価値を毀損することなく享受できるのです。

繰り返しになりますが、時間が限られている社会人に、あれこれと失敗を重ねて本質を突き詰めていく時間はないのです。

多くの人は、自分の専門分野以外は素人です。そして現代人の多くは、過去最大級に時間がなくなっているといっても過言ではありません。豊かになったはずの日本で、心から時間に余裕を持っている人というのは、そんなに多くはないのではないかと思います。

僕もそう。だからこそ、何かにチャレンジする時に、自分がもしその分野に関して素人なのであれば、まずはプロに習うことが大切です。何はともあれ、あまり潤沢とは言えない時間を更に費消しないために、また有効活用するために、プロに習うことで時間を買うという発想です。

試行錯誤もトライアンドエラーも、本質的には経験すべきだしプライスレスな価値を持っていると僕も思っています。

しかし同時に、しなくて良い苦労はしなくても良いのではないかとも思っています。毎日田植えをして収穫して玄米を精米して白米を食べている人は都心にはいません。

貨幣という価値とプロの農家の方が作った白米とを交換しています。遠くに速く移動したいからといって、自ら自動車を開発する人はいません。普通は車作りのプロである自動車メーカーのディーラーで、自動車を買って目的を果たします。

極端な例かもしれませんがそれらと同じで、専門分野以外に関しては有限な時間を有効活用すべく、プロに教えを乞う、プロの方法を模倣する、プロのコーディネートに任せるといった『プロの力を借りる』ことが必要なのではないでしょうか。

なんでもかんでも自分でやればいいってもんでもないんです。誰の力も借りずに山奥で一人で修行をして悟る、というのは、現実世界ではちと厳しいものがあります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!

我が人生に一片の悔いなし!

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。