ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

下衆な野望と崇高な夢

time 2013/11/02


ある事情から、弟子をとることになりました。MDRT会員が、MDRTを目指す人のメンターとなり、具体的抽象的に指導するというもの。しかし、弟子となった二人が面白い。

『私たち、下衆野郎ですが宜しくお願いします!』

と、訳のわからない挨拶。一人はもうすぐ三十路、一人は歳上なのですが、面白い二人です。そんなわけで、彼らに充てるトレーニングの時間を、『精神と下衆の部屋』(ドラゴンボール 精神と時の部屋 改題)としました。

彼らは果たしてMDRT会員になれるのか?会員になれたとして、今まで通り下衆なままなのかそれとも・・・?

◆【下衆な野望と崇高な夢】

会話の8割が残念ながら下衆なこの二人。残念ながら、与えることは色々あっても与えられることを見つけるのがなかなか難しい二人ではあります。が、そういえば二人と話をしていてとても大事なことを思い出しました。それは、『段階別目標の持ち方』について。

先日、ある若者に会いました。その若者もこの業界に転職したてで、非常にフレッシュで好印象な青年です。『なんで転職したん?』と聞いたら、『一人でも多くの方に幸せを届けたい。』とのこと。なんて立派なんでしょう。とても崇高な夢です。

しかし感心する一方で、少し心配にもなりました。果たしてそれが続くのかなと。。あるいは、それで爆発できるのかなと。。

弟子となった一人に同じ質問をしてみました。返ってきた答えは、『稼ぎたいからです。』。もうちょっと深堀りして聞いてみたら、『やっぱり男だから成果出して旨いモノ食べたい、いい車乗りたい、いいところに住みたい』とのこと。完全に下衆な野望です。

◆【下衆な野望も捨てがたいんじゃね?】

さてこの二人、比べたら一目瞭然ですが、面接で受かるのは間違いなく弟子ではなく、若者の方です。演説をさせても支持を得るのは若者の方です。誰がどう見てもそうでしょう。しかし、こと『爆発力』ということに関して言えば、僕は崇高な夢を持つ若者の方ではなく、下衆な野望を持つ弟子の方になるのではないかと思っています。

事は、優劣ではなくタイミングの問題です。新しい仕事に就いた時というのは、例えるならただの少年が野球少年に変わる瞬間と同じです。『うわぁ~!かっけぇ~!イチローすげぇ!ああなりてぇ!!!』と、メジャーリーグの試合を見た少年は、要するに自分のことだけを考えて野球少年となるわけです。人に夢を与えたい、元気にしたい、自分に続く子供たちに努力は実るということを伝えたい、そういう高尚な願いが出てくるのは、もう少し先の話です。彼が大きくなってどんどん野球が上手くなり、人に何かを伝えられるレベルまで上達して実績を残してからと言えるでしょう。恐らく、草野球のおじさんたちでは、『野球で子供たちに夢を!』とは考えられないはずです。つまり、少年は、ある程度のプロ選手になるまで生き残る必要があります。

仕事も一緒です。崇高な夢は勿論大事です。今の僕は間違いなく持っています。でもそれは、正直に言えばある程度成績が安定してきてから持ったと言っても、ウソじゃないかもしれません。僕は釈迦やマザーテレサのように、聖人君主になりきれなかったわけですが、いわゆる普通の人にとっても同じことと思います。

勿論、どこまでも下衆な野望だけを持っている人というのは、そのうち行き詰まります。どこかで世のため人のため、自分以外の誰かのために頑張れるようにならないと、飛躍はありません。が、そこまでたどり着かねばそれを語る資格すらないのもまた事実、ということを僕は言いたいわけ。

◆【下衆な野望は1速、崇高な夢は4速】

その意味で、下衆な野望というのは結構大事です。なぜなら、それはすぐに手に入る可能性があるため、自分がモチベートされやすいからです。だから僕は、下衆な野望というのも、弟子からどんどん引き出すようにしています。それが最初の爆発力になるからです。しかしある段階を過ぎると、今度は目標ではなく目的を持って働くことを要求します。それが、成果を出し続ける人間の最低条件だと思うからです。これは車のギアに似ています。

止まった状態からある程度の速度になるためには、とにかく馬力が必要です。車は、動き出す時に一番エネルギーを使います。だから短期的な爆発力を生む下衆な野望の方が、点火しやすいと言えます。が、高速道路に乗ったら、あとは巡行速度でただしい走り方をすることが必要です。前の車との車間距離に気をつけたり、追い越し車線にいる時間を考えたり、残りのガスの量を見たり、目的地までの距離を確認したりと、より長く走り続けるためにバランスが必要です。高速での4速状態と同じで、その仕事をずっと高いレベルで続けていくためには、何百キロ先の目的地のような崇高な夢が必要なのです。

てなわけでどちらも必要ですが、僕も人間ですので、ある一定期間は下衆な野望優先で仕事をしても、現実としてはアリなんじゃないかと思ってますが皆さんいかがでしょうか。勿論、最初から崇高な夢があって仕事をずっと続けられる天才になれれば僕もそれを考えますが、僕には無理でした。世の中の99%の人には無理なんじゃないかと思いますが、いかがでしょう?

ちなみに僕が極真空手を始めた理由ですが、大方から間違った理由を指摘されるので訂正しておきます。本当の理由は、『当時大好きだった宇多田ヒカルがコロンビア大学に進学したと聞いて同じ大学で学べるように英語を一生懸命勉強していたが、いざアメリカに留学出来るとなったら、世界最強と言われるアメリカの黒人と戦わねばならない。しかしそうなると、多勢に無勢の場合にカマを掘られることもありえるがそれは絶対に避けたい。帰国したらくねくねしてたというのはいかにも笑えない。集団に囲まれてもなんとか一人ぐらいは倒して逃げ切れるだけの武力がほしい』と真剣に考えた上で、この『下衆な危機感』を払拭するために選んだのが極真空手だった、ただそれだけです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
読んでいただいてる方のシゲキとゲンキとキヅキになれば嬉しいです。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。