ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

フルマラソン惨敗日記 その2

time 2013/11/05


※しばしの間、マラソン関係のエントリを書きます。興味ない人はごめんなさい。

今日はマラソン走ってる間の感情について。何の脈絡も論理性もありませんが、自分に正直にその時の気持ちを書いておきたいと思います。きっとこういうのって、貴重だと思うんです、後から振り返って。記念すべき初フルマラソンだし。

※主な登場人物(本人たちの名誉と匿名性維持のため、どこの誰かわからないように一応仮名にて表記します。)

元帥:ランの師匠。仲間内の最高位に位置する、物腰柔らかい屈強な漢。恐らくどこかの特殊部隊に属してたとしてもおかしくないであろう黒光りした風貌だが、指導は非常に優しい。ITとフィジカルが強い凄い税理士さん。

熊:ライバル。俺が仙道だとしたら彼は流川。俺が丸ゴリだとしたら彼はゴリ。俺が悟空だとしたら彼はベジータ。恐らく熊も俺を逆の立場から同じように見ていると思う。つまりどっちも自分が優位だと思っている。互いに、今回の戦いに焼肉をかけている。De部所属。ラン経験は明らかに先輩。

小僧:ライバル。推定体重60kg前後の小柄な体型のため、俺とは25kgほど違う。1kg=1分のハンデで焼肉を賭けた。フルマラソン完走経験はないが、やはり走るのは早い。De部を強烈に意識していて、夜もよく眠れないらしい。スリム部所属。

愉快な仲間たち:ほとんどがラン初心者。経験者も、初心者のフリをしている。そんな愉快な仲間たち。

De部:俺が部長を務める部活。80kg以上の体重の者のみが入部を許される。80kgを切ったら退部の上、関連子会社に出向。ライバルはスリム部(55kg~68kgらへん。)負けたら倍返し。

◆【一週間前~前々日】

ついにあと一週間になってしまった。とりあえず俺は80kgを目指していた。なぜかというと、10月開始時点で88kgほどあった体重を8kg落とすことができれば、通常『体重1kgあたり3分削減可能』と言われているフルマラソンにおいて、なんと24分も削減することができるからだ。ほぼ同じ体重の熊とはグロスで握り、25kgほど違う小僧とは1kg=1分のハンデで握った。勝った方が好きな焼肉屋で好きなだけ肉を食べられる。最初、小僧とのハンデは通説通りの1kg=3分だったが、10月初旬に走ったハーフマラソンで俺が予想外に速かったらしく、条件の変更を申し出てきた。彼は今ベンチャー企業で働いているが、海千山千のベンチャーの世界で、こういった戦う前の条件変更を嗅ぎ分ける嗅覚というのは、きっととても大切なものなのだろう。俺は不利になることを承知で、条件を飲んだ。

ただ、よく考えた。8kg減を1ヶ月で成し遂げるのはとても厳しい。勿論炭水化物を減らしたり、大好きなお菓子を削減したりはしていたが、それだけでは足りない。やはり運動だ。ということで、通常2週間前にはペースを落とし、1週間前には調整に終始するべきフルマラソンの準備の鉄則を無視し、前々日まで追い込むことにした。ただ、一人では寂しいので、スリム部に勝つためにも熊を呼び寄せた。熊は見た目の通り優しい男で、毎度付き合ってくれた。

一週間前の時点で、4kg痩せていた。あと一週間で4kg。楽勝だ。5日前には熊を呼び寄せ、極真筋トレ道場を開催した。1時間ほど追い込んだら、慣れてない熊は浜辺に打ち上げられたアザラシのようになっていた。可哀想だったので、写真を沢山撮ってあげた。抵抗出来ないようだった。

その次の日、また熊を呼び寄せ、今度は10kmほど走った。あとは前日に元帥と一緒に走り、練習自体は終了だ。あれれ、おかしい、4kgが落ちない。ちょっと油断するとすぐ85kgに戻っている。筋トレで落とすしかない。

前々日には元帥、熊と最後の調整をした。元帥は俺のランニングをゼロから導いてくださった御仁で、軍隊経験はないはずなのに軍人としての最高位を与えられて皆から崇められている。根性も気合も体力もないDe部の俺を、優しく易しい指導でまがりなりにもフルマラソンにチャレンジ出来る状態まで引き上げていただいた。足があったら舐めたい心境だ。

◆【前日】

『人事を尽くして天命を待つ』という言葉があるが、今回の場合はそれは当てはまらない。なぜなら、人事を尽くせなかったからだ。今回目標に挙げたのは、『サブフォー(4時間切り)』。俗に、フルマラソン業界では『お!やりますな!速いですね!』と言われるブランドタイムである。そのブランドを手に入れられたらカッコイイかなと思い、何の根拠もなくサブフォーを目標にした。よく調べたら、1kgあたり3分不利になるほど体重が響くのがマラソンという競技で、そうだとすると体重65kgの人と比べた場合に、俺は23kg×3分=69分も不利だということになる。つまり、65kgになってサブフォーの実力があったとしても、今の体重では普通にそこから1時間もオーバーするということになる。ざっくり計算して、この体重ならば65kgの人換算でサブスリーの実力がないと、サブフォーは無理だということになる。こりゃ問題だ。

だからまず痩せようと思った。そして鍛えようと思った。痩せるためには、まず炭水化物ダイエットだ。残り1週間で4kg痩せる必要があったが、前日にはカーボ(炭水化物)ローディングを少しはしないとと思ったので、実質2日前にダイエットは終わった。84.5kg。全然減ってない。。

鍛えるために、毎日4時に起きて筋トレをしていた。特に膝やふくらはぎ、太ももの筋力に不安があったため、スクワットやふくらはぎ強化を重点的にした。そしたら、前日には膝がピキピキ痛くなってきた。たまらなくなってマッサージにいったら、前日なのが祟ったのか、揉み返しに襲われて筋が痛くなった。やばい。

11月3日のレースなのだが、結局のところ8月以前はゼロ、8月に10kmぐらい、9月に50kmぐらい、10月に頑張って200kmぐらい走っておしまい。明らかな練習不足だった。だって走るのキライなんだもん。

だから、天命を待つのではなく、前日まであがくことにした。サプリやジェルを買いまくり、膝のサポーターとテープも買い、下半身はガチガチに固めることにした。フルマラソンで怖いのは、心配機能もそうだが、むしろフィジカルの損傷である。前述の通り、マッサージにも行った。プロが使っているというサングラスも購入した。これを飲むとスズメバチのようになれます!というマズイジェルも買った。膝が痛いので膝をグルグル回していたら、『あ!パパグルコサミンなの?』と娘にバカにされた。

果たして、何の根拠もなく決めたサブフォーを達成できるのだろうか?これだけ言って達成できなかったら、ヒジョーにかっこ悪いのではないだろうか?というか、そもそも計算上は4時間台ですら走れるのか怪しくないか俺?

当日のエネルギー源となる糖質を体内に溜め込むため、それまで我慢していたご飯とパスタを解禁し、入念なカーボローディングをした。帰って体重を測ってみると、86.5kgに戻っていた。この1ヶ月のダイエットは、完全に失敗に終わった。

明日は朝から餅を食べなければならない。出走1時間前まで5個ほど。てことは、あと1kgほど増えるはず。志村けんさんがいたら、間違いなく『だめだこりゃ』と言ってくれるはずだ。俺もそう思う。

~続く~

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。