ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

2014年に絶対に2回は読んでほしい小説

time 2014/01/14


 
2013年に出逢った本の中でベストオブベストであり、すなわち人生ベスト3には入る大作であり、2014年に絶対2回は諸氏に通読してほしい、そんな本を紹介したい。特に世紀末の覇権をめざす経営者、事業主、事業主だと思い込んで自らに負荷をかけて仕事をしている人には必見也。
 
ずばりコレ、『銀河英雄伝説』田中芳樹
 
『ザ・スペースオペラ』と評されることが多いこの作品、どうやら、流行ったのはあだずが小学生の頃らしい。初版1984年のこの作品、1巻目の最初の20ページを読むだけでも、この著者が圧倒的な力量を以てこの作品を描いているのが分かる。
 
通常、長編というのは、序盤がジャブに過ぎないことが多く、そもそも序盤中の序盤であれば何が書いてあるのかすら分からない。全体像がまるで見えない中での後半のための伏線であり、それを読むのは頭の中にハテナをいくつも灯らせながらの作業になる。壮大な作品であればあるほどその傾向が強いため、後半まである程度我慢しないと本当には楽しめない。
 
が、この『銀河英雄伝説』、1巻目の最初の20ページだけで、猛烈なアピール力がある。スターウォーズのような壮大な宇宙空間の話であるにも関わらず、学べる内容としては非常に多岐にわたる。政治、政略、戦略、戦術、組織論、自己啓発、歴史、軍事、未来への警鐘などなど、子供の頃に流行った小説ではあるけれど、いま改めて精読することを心からおすすめしたい。あだずがあれだけ池上彰の特集を見ても新聞を読んでも分からなかった政治の肝をなんとなく掴むことができたのは、この小説のおかげだ。
 
特にスゴイと思うのは、この著者は宇宙を舞台に数百年後の未来を描いているにもかかわらず、恐ろしいほど歴史に詳しいということである。国家盛衰の条件は何か、そこに政治が果たす役割とは、政治と軍事とは、歴史を動かす覇者と愚者の境目とは、民主制と独裁制のそれぞれの要点と矛盾など、本当に的確に歴史を形容している。過去に読んだどの歴史本、歴史小説よりも、歴史が学べたとあだずが感じているのは、きっと錯覚ではないと思う。
 
1回読むだけだとびっくりするだけなので、身体に染み込ませるためにも2回は2014年度中に読んでほしい。フィジカルにはフルマラソンにチャレンジしてほしいと会う人会う人に啓蒙啓発、場合によっては脅迫しているが、文化面ではこの小説だけで十分だ。他の本は恐らく要らない。30年も前にこれほどのクオリティの本が出版されていたとは、ただただ驚くばかりである。
 
ちなみにあだずが僭越ながら評価するポイントとしては、『その本との出逢いによって人生の質の向上が起き得るか否か』です。感動するかどうかだけで言えば東野圭吾なんかも良いのかもしれませんが、彼の本を読んだ結果、『面白かった』とか『涙が出た』以外の学びが何もないので、基本あまり読みません。
 
 
なお、漢としてのメンタル面、志について学べ、とにかくアツい小説を読みたい!という方は、合わせてこちらを読んでほしい。きっと、どの『アツい小説』も、ただのぬるま湯にしか見えなくなることと思う。無人島にひとりきりにされるなら、『銀河英雄伝説』と合わせて持っていきたい逸品。アツ過ぎヤケドします。男児必見の書。
 
てなわけで、『銀河英雄伝説』を読んだ方は連絡ください!共に銀河を語ろう。
 
世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただけたことを感謝します。
 
引かぬ媚びぬ省みぬ!
 
我が生涯に一片の悔いなし!

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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