ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ソチ五輪を連続で見るか都度で見るか

time 2014/02/26


ソチ五輪関連のエントリをも一つ。
 
毎度思うことですが、メディアってアホですね。経済不況や震災を乗り越えつつあるけど今一歩勢いに乗れない状態な日本に国威掲揚が必要ななかで、せっかくのお祭りごとなのに、『惨敗!』とか『無念!』とかいう言葉をメダリストに対しても使うわけですから。
 
羽生クンのような突如現れたプリンスの金メダルや、超長期に渡って戦い続けて勝ち取った葛西選手のような銀メダルにしか称賛の言葉を送れないのかと思います。銀も銅も十分凄いし、実力的にはほぼ同じです。入賞だってハンパない。世界一桁台位ですよ?
 
それでも今回のソチはまだマシだった。驚くというか呆れるのは夏のオリンピックで、金でも当然過ぎて褒められなかったり、銀で罵倒される選手を見ると、なんだか可哀想になります。世界トップにまで上り詰めたんだから、出身地域だけでなく国全体でこの世のものとも思えないぐらい歓待してあげてもいいのに、と思います。
 
銀メダルで凹んだり、メダルを逃して悔しがるのは選手とコーチが自分たちのなかで行い、消化するのみでよろしい。周りはただひたすらその努力に敬意を表するべきだと僕は思います。
 
そんなメディアにも尊敬する方が複数名おられるので、そういう方々に早くトップになってもらいたいと思う今日この頃です。
 
 
 

【強豪校はなぜ強いのか】

一般に『強豪校』という表現に、僕は違和感があります。何故なら、ある単年度で『強いチーム』は、翌年には選手の入れ替わりで全く違うチームになっているからです。3年もすれば全員違う選手になっています。別にその学校に属しているから強さが受け継がれているわけではなく、強い先輩たちと同質同量か、それ以上の努力をして実力を身につけているからこそ、下の代も強くなる、ただそれだけです。
 
強さは連続しているのではなく、個別バラバラな競争で、都度相手を凌駕している結果です。こちらのパーに対して相手がグーを出し続けてくれて楽勝で勝っているのではなく、都度のじゃんけんで勝てるかどうかも分からない勝負をして、結果として何回か連続で勝っているだけなのです。
 
 
 
その意味で、五輪三連覇をした吉田沙保里選手は、
 
『五輪で三連覇して金メダルを三つ取った』
 
のではなく、
 
『1度目の五輪で死ぬ気で努力して1度限りの金メダルを取り、2度目の五輪で死ぬ気で努力して1度限りの金メダルを取り、3度目の五輪で死ぬ気で努力して1度限りの金メダルを取った』
 
のだと思います。三つのメダルはなにか必然性があって連続しているのではなく、その時その時で吉田選手が世界一努力して世界一強かったからこそ得られたものであるということを忘れてはならないと思います。
 
 
葛西選手は、『24年間に渡り、毎年毎年、毎度毎度、全選手に競り勝って国内トップ3を勝ち取り続け、最後の大会(仮)で世界2位のパフォーマンスを叩き出した』のです。ハンパないですね。もはやレジェンド、カイザーです。
 
 
 

【連続的思考は絶望のもと】

こういう思考というのは、僕が思うに人生全体のクオリティにも関わってきます。なにかを連続した当然のものとして捉えるか、都度の努力の結果と捉えるかで、人生変わっちゃうんです。
 
日本は昔から今の日本だったわけではなく、『永遠のゼロ』を観て読めば分かる通り、血の滲む先人達の努力と薄氷を踏むような政治と外交の上に現在のちょっと間の抜けた平和が成り立っているに過ぎません。
 
僕たちの命は、人類発祥から現在までの約100万世代の系譜の誰かのうち、たった一つでもなにかの拍子に欠けていたら存在していません。
 
給料は今月も来月も約束されたものではなく、それを支払うに足る利益を会社がたまたまあげているから、ラッキーなことに支給されているだけ、そんなものは誰が約束したわけでもありません。
 
昨日車に轢かれないから今日も轢かれないのではなく、昨日はたまたま運良く轢かれることなく、今日もまた運良く轢かれることがなかっただけです。
 
腐ってて全く変わらないように見える日本の政治も、実は変わらなかったからこそ政権が安定し、経済活動に国全体で注力し、経済大国の仲間入りをできたということをみんな忘れかけてます。
 
昨日と同様今日も晩ご飯を楽しめるのは、『たまたま』今日も命のロウソクが燃焼しており、僕たちの心臓が動いてくれているからです。
 
 
 
なにかを連続した当たり前のものとして捉えるようになったときに、人はそれを喜びと感じなくなるようです。むしろ絶望します。希望がなくなるのです。あれだけ嬉しかった初任給の何倍かをもらってるはずの今、給料日に当時と同様の喜びがないのはきっとこういうことだと思います。
 
テレビでよく見る場面ですが、旦那の努力の甲斐あってある程度の生活をできるようになった妻と子供が、旦那の給料が少し下がって生活が制限されただけで不平を口にする。なんて醜い光景なんだろうと思います。アフリカやインドを見てこいと言いたい。
 
一流企業の一千万を稼ぐ高給サラリーマンが転職をすると、ガクっと給料が下がることがあります。それは『下がった』のではなく、実際は『一流企業ゆえに市場価値以上に評価されていたのが適正化された』だけです。中小企業を見てこいと言いたい。
 
メディアの五輪報道にも同じようなものを感じますね、僕は。
 
 
 
そんなわけで、平たく言うと、あるもの全てに都度感謝しようということです。それがメダルや入賞という快挙ならばなおさら。個人的には真央ちゃんは勿論ですが、一度もメダルに縁がなかったけど、最後も立派に4位で締めた上村愛子選手とか、首相官邸で胴上げしてあげたいぐらいですね。
 
 
世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただけたことを感謝します。
 
引かぬ媚びぬ省みぬ!
 
我が生涯に一片の悔いなし!

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。