ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

トライアスロン合宿でガタガタ震えた話

time 2014/03/24


※トラブルソン日記が出走前にまごついて進まないので、直近の出来事に関するエントリを先に。
 
8月に出場するアイアンマン・ジャパン対策で、トライアスロン合宿に行ってきました。キツかった。何度も途中で諦めてリタイヤしようとしたし、何度か死ぬかと思いました。
 
が、なんとか全てコンプリートし、ヘロヘロになりながら家に帰りました。さて、では何がキツかったを軽く振り返ってみたいと思います。
 
 

【1、フィジカルのキツさ】

一番分かりやすいのはコレ。
 
3日間で、計スイム3.5km、バイク100km、ラン20km程度やりました。
 
アイアンマンは『1日で』スイム3.8km、バイク180km、ラン42kmを走破するのでその数分の一の負荷ではありましたが、僕はなんせトライアスロン初心者。非常にキツかったです。同行した『ポセイ丼』(←師匠である元帥閣下が新たに結成されたトライアスロンチーム。ややDe部気味な意味を込めて)のメンバーも同じく初心者のため、死にかけてました。
 
トライアスロンは他のスポーツと異なり、平均年齢が若干高めです。(なんでなのかは知りません。一説によると、トライアスロンは海外の大会が多いので若者には時間が作れないとか、バイクなどの装備が必要なので若者には買えないとか、耐えるのがメインのトライアスロンよりももっと楽しくモテるスポーツが若者の目に止まりやすいとか、トライアスロンというもので得られるものが30代以上の人にしか響かないとか、色々あるようです。
 
ほぼ最年少で参加したはずのこの合宿。右を見れば歳上のお兄さま、左を見れば歳上のお姉さまばかりです。やたらスゴイ引き締まり方をした身体をお持ちの教官と、やたら太い腕をした通称シハンさんと、やたら風格のあるナカジマさんを除けば、至って普通の見た目な皆さんです。
 
しかし、キツイ練習に音をあげかけているのは、いつだって僕とポセイ丼のメンバーたち。他の人たちは、差はあれど皆平然と教官から課されるメニューをこなしていました。
 
若さは素晴らしい武器だが、それは決して唯一の武器にならない。そう感じた3日間でした。
 
まぁコレは今回の合宿のキツさ三兄弟のうちでは、軽いジャブに過ぎません。残り二つが問題。
 
 

【2、初心者で不慣れなゆえのキツさ】

精神的な摩耗も結構なものでした。
 
そもそも、『合宿』というものに参加するのすら、大学生の時以来、十数年ぶりです。しかも、当時の合宿は『飲み合宿』であって、今回のようにトレーニングのみが目的というわけではありませんでした。ホンマモンとなると、高校生のサッカー部の合宿以来でしょうか。
 
大学生の時は朝まで飲んだり、飲みすぎてトイレで立ったまま寝てしまったり、可愛がってた後輩が寝ゲロをしたり、尊敬する先輩が寝ゲリをしたりと散々でしたが、大人になって拒否権の与えられている今、高校生の時のような厳戒態勢下での合宿にわざわざ参加したわけです。久々過ぎてキツかったです。
 
さらに、トライアスロンの合宿は、マラソンの合宿に参加するのと異なり、バイクの解体、移送、組立を伴います。これがめっぽう疲れた。
 
もともとミニ四駆やゾイドなど、プラモデル系は好きな方なのでやってみると面白いのですが、最初は混乱混乱で、師匠に呆れられました。電車に解体したバイクを担いで乗るのも初めて、その異様な姿を見て冷たい視線を浴びせてくる他の乗客とのマッチアップに耐える経験をしたのも初めて、死ぬほど疲れて帰る時にバイクの解体と移送が手をこまねいて待ってたのも初めて、と、初めてづくしでした。
 
バイクに長時間乗るのも初めて。直近で乗ったのは、納車の時の30分ほどだけです。今回は計8時間程。尻と股間が病気になりそうでした。
 
 
基本的に何をやるにせよ、『守破離』の『守』の一画目すら分かっていないものに初めてチャレンジするのは、2回目以降の10倍以上疲れます。行きにすごく遠いと思ったら帰り道はあっという間だったという経験は誰でも持ってるでしょうし、一人目の子育てはビクビクしながらだけど二人目になった瞬間鷹揚になるというのもよく聞く話です。
 
合宿所に着いてからを合宿と言えるほど修練を積んだ他の参加者の方に比較すると、完全な初心者の我々は荷物の梱包から、比較的緩めで放置プレー気味の運営、移動、そもそもの緊張と、合宿所に着いた時点でそれなりに疲労を感じていたように思います。
 
フィジカルだけのキツさよりも、こちらのキツさの方が、振り返ってキツかった気がします。
 
 

【3、居心地の悪さエクセレントなキツさ】

前述の二つを足して2を掛けたぐらいキツかったのがこちら。
 
集合
 
こちらの写真をご覧下さい。和気藹々と仲良くみんなでバイクを漕いだ後に見えますね。
 
少し解説します。
 
右端の方に何気なく写っている緑のパンツの方が教官。初心者な僕は大変失礼なことに初日のトレーニングが終わるまで、『プールセンターのコーチの人』と思っていたのですが、しつこいようですが大変失礼なことをしました。トライアスロン界で唯一レジェンドと言われるこの方。日本人唯一の、アイアンマンワールドチャンピオンシップ一桁台入賞者です。(※そもそも異常者の集まりであるアイアンマンの、さらに上位入賞者だけが出られるハワイでの世界選抜戦。W杯みたいなもの。)
 
左の方に何気なく写っている面白いお兄さんは、幕の内一歩と見まごうばかりの丸太のような二の腕をした極真の達人でした。とても親切な方なのでマッサージをしてくれましたが、そんな二の腕でやってくれるので、僕の秘孔は全壊しました。
 
後ろの方に何気なく写っている別のお兄さんは、今度トライアスロンのレースにデビューだそう。あれ?もしかして初心者かな?同志かな?なんつって無防備に近づいたら、よくよく話を聞いてみると毎週2回、朝6時から2km泳いでいて、次に出るフルマラソンの目標はサブ3だそう。家から120kmの道のりをバイクを漕いで来たとのこと。どこにそんな初心者がいるんだよ。。
 
その隣に写っているまた別のお兄さんは、同じく今度トライアスロンのレースにデビューだそう。あれ?もしかして今度こそ完全な初心者かな?なんつって無防備に近づいたら、異様な胸筋でバシバシ最速レーンで泳いでました。イルカ出身みたい。こんな初心者ありかよ。。
 
前の方に何気なく写っているお姉さんは、しっとりとした雰囲気をお持ちでトークが面白い。しかし、なんとアイアンマンに4回も出場しているそう。持ってきたマシンも、恐らく参加者中最強最速最高価で、走るたびにダースベイダーの呼吸音みたいな音がしていた。雰囲気的に、門から家までの距離が相当ありそうな感じ。
 
またその近くに何気なく写っている別のお姉さんは、僕が死にそうになりながら走っている途中に『いや~トラの練習ってキツイですね』と言った僕に対し、『うーん、まぁこれぐらい普通じゃない?』と返してくれた。よくよく後で聞いたら、女子マラソンの招待選手で、僕より1時間ぐらいタイムが速い人でした。
 
 
そんな感じで、この中でほんとの初心者は我々だけ。キツかったです。
 
 
通常、俗世間において、今回参加したポセイ丼のメンバーは、普通にしていればそれなりに称賛を受ける立場にあります。僕で言えば仕事での実績やブログについて、僭越ながら褒めていただける機会も少なくありません。そしてそれはとても気持ちの良いものです。だって僕、褒められて伸びる子ですから。
 
しかし今回の合宿は、トレーニングだけが唯一最大の目標で、僕たちはその中でもっともトライアスロン的スペック(経験、知識、知恵、テクニック、体力、その他全て)が低い存在に過ぎません。当然、誰も褒めてくれません。トレーニングはついていくので精一杯。何度もリタイヤを考えました。
 
外界では、『トライアスロンやりますわ』とか、『アイアンマン出るんですわ』と言うと、『えーすごいぃぃぃ!意味わからん!』と言ってくれる人が少なくないわけです。
 
 
この合宿では『アイアンマン出るんですわ!』との僕の発声に対し、返ってくる言葉は、
 
『ふーん、で、フルはどれぐらいなの?サブ4?あー、じゃちょっとキツイかもね』
 
という異次元の至言。
 
よく使うシーンですが、気持ちはこんな感じ。
 
ベジータ
 
 
 
 
これが実は一番キツかった。褒められたいわけじゃないけど、全員が自分よりはるか上のレベルというのは、どうにも耐え難い。耐え難いけど・・・楽しかった!!!
 
 
 
さて、上記三つのキツさがあったわけですが、振り返ってみると、この三つが組み合わさった時に、人は爆発的成長を遂げるようにも思います。今回はたまたまトライアスロンでしたが、最大公約数的に解釈すると、
 
1、フィジカル的に追い込むこと
2、何らかの形で『初心者』であること
3、自分が最下位の組織に属すること
 
の三つが揃った時に、成長のタガが外れて、人は自分の殻を破れるんじゃないでしょうかね。
 
 
ま、とにかく疲れました。
 
 
そして、最高の合宿でした。一緒に参加いただいた皆様、ありがとうございました!数々の初心者発言、行動、失礼しました!
 
 
世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただけたことを感謝します。
 
引かぬ媚びぬ省みぬ!
 
我が生涯に一片の悔いなし!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。