ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

日本一赤裸々な野辺山100kmウルトラマラソン日記 その5

time 2014/05/27


10km〜20km

最初の10kmは、まだまだ小手調べ。これが俺たちが登ることとなった山。キロ8分で上れればいいかなと思っていたが、とんでもなかった。

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10km〜20kmの道のりは、現実を思い知らされた区間だった。上りがキツい、息が苦しい、足が上がらない。まだ序盤だぜ?やばくね?

きっとそう思っていた人は多かったことと思う。

1355mの標高からスタートしたこのレースは、いったんここで最高地点を迎える。

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生命の水

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20km地点のエイドでは、嬉しいご褒美がいくつかあった。

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運営事務局、ボランティアの方々には本当に頭が下がる。今回、この人たちに支えられて、というか生かされて完走することができた。野辺山人ラブ。

まだ元気なDe部とスリム部

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しかし実はこの時点で、このたった1/5しか終わってない時点で、絶え間ない上りとその合間に攻めてくる下りのせいもあり、脚が既にガタガタになっていた。

あとこの4倍の距離が残っている。80km残っている。今まで走った最長不倒距離の倍近く残っている。

残りの距離をどんなに言い換えてみても、既にかなり疲弊してしまった脚が元に戻ることはなく、このあとのレース展開に大いなる不安を抱くのであった。

計画を立てるということ

この20km時点で、すでに『かなりユルめに』作ったはずの目標タイムから、15分遅れていた。

このあとも、はっきりいって事前に立てた計画がすべて台無しになりながらも、なんとかそれに合わせて修正を試みることになる。

今回の例のご多分に漏れず、計画というのは、立てたそばから崩壊することがよくある。ディズニーランドに朝早く起きて行くときの計画しかり、ベンチャーの経営計画しかり、俺たちの人生計画しかり。

すると頭の中には、

『だったら計画なんて意味ないじゃん!!!』

というごもっともな疑問が浮かぶ。どうせ崩壊するなら、立てても意味ないじゃん、という主張に、穴はないように見える。

が、それでも計画は立てた方が良いというのが今回の教訓。

人は、比較対象がないと物事を判断できない場合が多い。紺のスーツは、隣に黒のスーツが並んでいて初めて紺に見えたりする。

『100km』もの距離を『14時間』もかけて走るとなると、意識はしなくても確実に思考が大雑把になる。それこそ、紺も濃い茶色も十把一絡げに『黒!』と言ってしまいそうな感じだ。

が、実際は100kmを10分割して大体のペースを決め、さらに10分割して1kmあたりの具体的なスピードに落とし込んでいかないと、『日本一のウルトラマラソン』は絶対に完走できない。

確かに想定外も誤算も沢山発生するが、それでも計画とのズレを確認しながら微調整して行く以外に、完走という目標に到達する道はない。人間は、ある瞬間にいきなり20kmもワープすることは出来ないのだ。

15分という時間の重さ

予想の範囲内のOPPと、予想以上の上りに脚をとられ、序盤の20kmで、『相当ユルめにつくったはずの計画』から15分も遅れてしまった。

これは痛い。後半に落ちまくるはずのタイムを補填するために、前半で貯金を作っておかねばならないのが今回のレース。疲れないように貯金をつくる、という一見矛盾することを目指していたのだが、この15分は後々致命的になるかもしれない。

ランニングをする人なら分かると思うが、1kmあたり10秒縮めるのは、結構大変だ。もちろん余裕のあるペースの中での10秒程度と思うかもしれないが、終盤に限界が訪れてそのまま数十km走る中で、この10秒が与えられる1kmと与えられない1kmでは、天と地ほどの差がツラさに生じる。

ちなみにかなりユルめに作った現実的タイムにこの15分を足すと、俺のゴールは14時間11分になる。制限時間オーバー。

なんとしても、なんとしてもこの15分をどこかで取り戻さねばならない。

しかし現実は厳しく、『序盤程度』の坂で15分遅れたものを、どこで取り戻せば良いかは全くこのとき見えていなかった。

序盤で既に絶望に近い状況まで追い込まれたのは初めてだ。

だからといって、ここで無理をするわけにはいかない。そんなことをすれば100kmも保たない。少しずつ少しずつ、距離と時間を詰めていくしかない。

なお、これ以降87km地点まで、自分で撮った写真は一枚もない。上記のような理由で、全く余裕がなくなったからだ。

 

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

引かぬ媚びぬ省みぬ!

我が人生に一片の悔いなし!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。