ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

『たった半年でアイアンマン』その8〜第3戦宮崎シーガイアトライアスロン〜

time 2014/07/16


2014年2月にド初心者から始まり、半年後の8月にアイアンマン完走を目指す『ポセイ丼プロジェクト』。第3戦は、元帥閣下の故郷、宮崎のシーガイアトライアスロンとなった。

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レース結果概要

スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのオリンピックディスタンスで、コースはほぼフラット。タイムが出やすい大会ということでかなり鼻息荒く臨むこととなった。

結果、2時間50分47秒で自己ベスト更新(オリンピックディスタンス2戦中1位)

スイム:32分43秒(235位)→思ったより遅かった。
バイク:79分47秒(125位)→思ったよりだいぶ遅かった。
ラン:58分18秒(264位)→崩壊。今回の戦犯。
OPP:盟友『ストッパ』を2錠投入するも前日の肉とバームクーヘンの食べ過ぎか怒濤の勢いを止められず3分30秒(1位)→もはやどの製薬メーカーを信じていいのか分からない。

総合191位

33度の灼熱の中を戦い抜き、多少の進歩は実感したけれど、気分はこんな感じ。めくれたお腹を直す気力もない。

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それもそのはず、いくら自己ベストとはいえ、掲げていた目標は2時間30分切り。かなりストレッチな目標だったとはいえここまで惨敗するとは思ってもいなかった。

『男の子なら2時間30分ぐらい切らないと、トライアスリートとして認められないわよ』とアイアンレディの姉さん’sにハッパをかけられてから目標にしていたタイムだったけれど、無惨にもこっぱみじんこに砕け散ってしまった。

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人生初、宮崎上陸

今回の戦場はラン、トライアスロン、PCスキル、ブログ、効率化、やや好き嫌い多め&お菓子多めの人生の師匠である元帥閣下のご生誕の地、宮崎。福岡、大分、熊本は行ったことがあるけれど、長崎、鹿児島、そして今回の宮崎は初めて。

到着と同時にヤシの木が茂る幅の広めの道路が目に入り、南国気分。元帥のお父上であられる大元帥に恐悦至極なことに空港まで出迎えていただき、一路、元帥の邸宅に向かった。

大元帥、そしてご母堂様に最敬礼でご挨拶をし、一路、有名鉄板焼き店、『みやちく』へ。今まで見た中で一番バカデカい牛が出迎えてくれた。黒王号の牛版だ。

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宮崎牛を堪能した後、説明会会場へ赴き、一通りの登録や買い物を済ませる。毎度思うが、ボランティアでやってくれている男女の高校生たちの対応が素晴らしい。俺が高校生のときには、人が汗をかいている姿を応援するなんて、考えたこともなかった。

夜は宮崎鶏を堪能したあと、邸宅にて大元帥、ご母堂様から元帥の歴史について講義を受ける。温かいご家庭で蝶よ花よ筋肉よと寵愛を受けてこられた様が分かり、一段と忠誠心が湧いた。結婚式で二人の馴れ初めビデオを見ると、全然知らない主役の相手方(俺が新郎側だとすると、披露宴で初めて見ることになる新婦)に対して好印象を抱いたりするアレである。人は、人の現在に対してではなく、むしろ過去に興味を持つ。

『元帥のこういう太ももはいつからですか?もしかして生まれたときからですか?』と勇気をもってお聞きしてみたが、やはり生まれたときは細くて白くて可愛かったようだ。

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その日は家族団らんの温かい雰囲気に包まれながら、早めに就寝して戦いに備えた。元帥ファミリーに感謝感激雨嵐。ありがとうございました!

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レース当日

トライアスロンも3戦目になると、当初あたふたとしていた準備のすべてが、ある程度時間を短縮して出来るようになる。いっぱしのトライアスリートになってきたのだろうか。

今回は今まであまりこだわっていなかったトランジットの時間を最小化し、タイムを追求する予定なのでしっかりと準備をする。たべっこローディングも欠かさない。

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レース前に恒例となった一枚。毎度毎度、どれだけレースを重ねようと、特に海では常に死の危険がある。口には出さないが、最悪最後の写真になるかもなと思いながらパシャリ。みんな細身で色白で不安げな顔をしてるのが見てとれると思う。

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トランジション(着替え)エリアのバイクにボトルや備品を設置し、腕に番号を振ってもらい、アンクルバンドを受け取り、試泳をしてスタートに備えた。

 

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目標とこだわりについて

今回の目標タイムは、ズバリ一つの登竜門と言われる2時間30分切り。フルマラソンで言ったら3時間半切りぐらいの価値はあるだろうか。とりあえず数人の変態を除いて、周りでこれを達成している人はいない。

目標は皆さんが思ってるのの10倍大事です。目標が変わると、全てが変わります。

こう言っていたのは、ドイツW杯前の岡ちゃんこと岡田監督だっただろうか。今回、この意味がすごくよく分かった。スルーっと心にしみ込んできた感じ。

過去2戦は、とにかく完走が目標だった。というかその前に生き残ることが目標だった。海で溺れず、バイクで脚を使い過ぎず、ランでは普通に走れること。その程度しか考えていなかった。トランジット(着替え)に関しては休憩所ぐらいにしか思っていなかった。3時間切り『ぐらい』はしたいという感じだった。

ところが今回は、2時間半切りが目標となった。

これは、『田町で電車を降りてどっかで旨いラーメンが食べたい』という程度の漠とした目標が、『田町で10:20分に電車を降りて慶応の学生の2限が始まった直後に列が減ったのを見計らってラーメン二郎に並んで小豚ダブルを食べたい。』というかなり具体性を帯びたものに変わったのと同義だ。

初戦で2時間52分だったタイムをあと22分強縮めるには、何をどうすれば良いか。現存兵力を鑑みながら、分単位、秒単位で考えて詰めていく。

畢竟、休憩程度に考えていたトランジションの考え方にも手が入る。前回は溺れ死ななかったことに安堵するあまり、トランジションエリアでは座り込んでしまい、しばらく立てなかった。ウェットスーツも簡単には脱げず、水を飲んで頭を洗って、なんならリンスとブローまでしそうな勢いだった。今回はそれはなしだ。

スイム30分、バイク70分、トランジション5分(スイム→バイク、バイク→ラン)、ラン50分で155分。これでも目一杯なのにあと5分が縮まらない。頭を悩ませた末、あと1分強ずつ、それぞれから削りとっていって、なんだかんだかなり無理矢理な2時間半切りプランが出来た。

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今までは、30秒とか1分とか、『んなもんどっちでも一緒やん』と思っていた。しかし、タイムを追求し始めると、途端にそこにこだわっている自分がいた。

断言出来るが、次のようなことは多分真実だ。

『それ』を大雑把にしているということは、自分が『それ』を大切にはしていないということを証明している。

時間を大切にする人は1時間2時間どころか分単位で時間にこだわるだろうし、お金を大切にする人は、きっと1円でも大事にすると思う。子供が大事であれば、その教育プランに深く興味を持つことは、当然のことだ。自分の人生を大切にしたいのであれば、自分をどう成長させ、どう健康を保ち、どう長所を伸ばしどう弱点を克服すべきかを真剣に考えているはず。

昔、ある刑事事件の犯人像を聞かれた刑事さんが、『犯人は20代〜40代、もしくは50代〜60代』とインタビューに応えていた映像があったが、それはつまり、何も調べてませんということと同義なのだ。

ちなみに元帥は分単位どころか秒単位で仕事をしている。半端ない。(ライバルの熊と話をするときも時計をチラチラ見ているという噂もあるが、あくまで噂だ。)

目標を明確に設定したことによって、俺が大切にする時間の単位は、どんどん細かくなってきていた。制限時間が長いウルトラマラソンなどではあまりない感覚だ。

目標は、全てを変える。

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スイムとバイクとラン

レースの振り返りについては、過去に散々やってきたので今回は簡単なおさらいにしておこうと思う。

まずスイム。これはやられた。誰に?海の豚に。

俺が泳ぐ先に常にいて、猛烈なバタ足で視界を閉ざしてきて、横に並んだ途端にフットサルでは禁止されているはずのショルダーチャージをしてきて、俺を自身の身体とコースロープで3回ほど挟み込んだヤツがいた。

De部主将の俺よりもDe部らしく、押してもビクともしない。まるで海の豚だった。続けて書くと海豚(イルカ)となり可愛らしくなってしまうが、そうではなく海の豚、シーピッグ。

おかげで数度パニックになって溺れそうになった俺は、30分という目標タイムを3分下回る結果しか出すことが出来なかった。みやじまトライアスロンの2.5kmより1kmも短いのに、ずっと疲れた気がした。

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次にバイク。

シーピッグとの戦いの疲労からか、開始早々脚が重い。どフラットなコースなのでタイムを狙うには好都合なのだが、重い脚はいつまでも重いままでなかなかスピードに乗れない。加えていきなり降ってきたスコールと、強烈な向かい風にやられてだいぶ消耗。

結局、バイクはまだ地力が足りなかった。目標タイムより10分遅れ。

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最後にラン。この日は33度だったためか、暑さには強いはずなのになんだかくらくらする。柴又ウルトラ100kmでも30度オーバーの中を14時間走り通したが、それはスピードを要求されないレースだったから出来たことのよう。今回はそれなりにスプリント力が必要なレースだったためか、暑さが一気に堪えた。

そして暑さが堪えた俺の腹は、要らぬ質問をバイクに乗っているときから発し始めた。

『ドンデ・エスタ・エル・バニョ??』

一緒にレースに参加した元帥のことよりも、最近急激にライバル化したK兄さんのことよりも、とにかくトイレの場所が気になる。前日に大食いしたバームクーヘンがここで効いてきたのか。

結果、ラン開始後すぐに密室に駆け込む。ここで3分半のロス。しまった、トランジションが俺の場合は3つめがあることを忘れていた。痛恨のミス。

そしてその後のランも最悪。こんなに歩きたくなった10kmは初めて。脚が全く前に進まない。エイドを通り過ぎようと思ってもつい止まって休んでしまう。

もう少し頑張ろうといういつもの気力が湧いてこない。そうか、これが暑さか。

結局、ランだけで58分もかかってゴール。戦犯間違いなし。

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それでも、なんとかゴール。目標には遠く及ばなかったけれど、よく考えたら命からがら戻ってくるのが精一杯だった4月から見れば、タイムを意識するようになっただけでもめっけもんだし成長だ。

ゴール直後はそんなことは考えられず、ただただうなだれるばかりだった。それでこんな感じに。

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ま、続々とゴールしてくる仲間を迎えて生還を祝いハグするのはそれでも最高の気分。二度とやるかと思っていた自分はやはりどこかへ行ってしまって、またやってやるといつの間にか決意している自分がいた。

次はついに今年のハイライト、8月の洞爺湖アイアンマン。戦いはあとたったの1ヶ月後。一体どうなることやら。初心者がアイアンマンになることは、果たして可能なのでしょうか。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

引かぬ媚びぬ省みぬ!

我が生涯に一片の悔いなし!

 

 

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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