ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

凡人のための過程と結果の目的地

time 2014/08/12


今日は一見相反する主張にも落としどころがあるんだよという話をしたいと思います。

多くの人が、まことしやかに言われているどちらも正しそうに見える議論に板挟みになって混乱したことがあるかと思います。事実、僕は下記の2つの主張の狭間で混乱したことがありますので備忘録に。

2人のスゴい友人たちの末路

マラソンの世界には、こういう戒めがあります。

『2番手集団のトップを走るより、先頭集団のビリでいいから、必死で付いていく方がいい。』

よく聞く話です。自分より格上の人たちに引っ張られた方が、明らかに実力が伸びるという類いの主張です。ランニングをしてるとこれがよく分かります。

僕の友人Aは中学まで野球の神童と呼ばれるレベルの選手だったのですが、同じく神童ばかりが集まる野球の強豪校に入学し、もちろん実力はさらに大幅に伸びたのですが、結局レギュラーにはなれませんでした。

一方、受験の世界にはこういう格言があります。

『開成のビリより城北のトップを目指せ。』(城北の人ごめんなさい、作者不明ですがそいつをシバいてちょ)

ギリギリ滑り込んだ場所で6年間レベルの差に愕然としながら死にそうになるよりは、自分が認めてもらえる環境で伸び伸びと自分の長所を強化していったほうが、大人になってからの一番の武器となる自信とか自己愛といったものが身に付きそうです。

同じく僕の友人Bは、高校までテニス部でギリギリレギュラーを張って全国大会なども出ていたのですが、大学に入って学生テニスのあまりのレベルの高さに戦意喪失し、体育会を辞めました。代わりにテニスサークルに入り、当然のことながらスーパースターになりました。

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どちらもそれぞれに正しく見えるけど

一体どっちが正しいんでしょう?

いつも僕が考えるのは、『能力偏差値40−60程度の自分が適用すべき原理原則は何か』ということです。

僕はバカではあるけど馬鹿ではありません。アホではあるけど阿呆ではありません。でも、かといって天才じゃないし、スペシャルじゃないし、センスないし、『努力できることも才能です』みたいなカッコいいことも言えません。

目的地がはっきりしたら、アウトバーンを走ってそこに時速200kmで爆進できるほどの猪突猛進も出来ないし、障害物は全て倒す、みたいなラオウ的なことも、実際は全くできません。

あくまでフツー。凡人です。もしくはそこよりちょっと下か、あるいは分野によってはちょっと上か。

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ソフトバンクの孫さんだったら、こういうでしょう。

『いかなるときでも、意地でもトップ集団のビリに食らいつけ。3倍練習すれば、いつかそいつら全員をぶち抜けるようになる。』

慶応に入る前のビリギャルさやかちゃんだったら、

『えー、めんどくない?自分が一番のガッコ入れるならそれでいいじゃん。だって一番だよ?カッコよくない?』

とか言いそうです。(ほんとのとこは知りませんけどね)

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凡人の模範解答

僕が思うに、凡人の模範解答としては、どちらも不正解です。

僕的正解は下記。ややこしいのでマラソンと受験の例を統合すると、

過程(練習)で目指すべきはJ1のビリ

結果(本番)で目指すべきはJ2のトップ

です。

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J1とJ2とでは、やはりレベルの差があります。練習の過程ではとにかく強くなるべきなので、とにかくトップ集団すなわちJ1のレベルでプレーできるように必死に練習します。

成功は成長の果実なので、どうやったら自己の能力がアップするのか、すなわちどうやったらサッカーがもっと上手くなるのか、死ぬほど考えて死ぬほど練習すべきです。

この範囲においては、J2の選手と練習するよりも、自分や自分のチームが一番下手だと思われる環境で揉まれるのが良いでしょう。

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ところが、結果を出す段になると話は変わってきます。

ゆうても、この世は資本主義。評価されなければ何の意味もありません。この世界においては、収入や地位のような分かりやすいものからやりがいやミッションのような不定形なものまで、評価を決めるのは顧客や会社です。自分ではありません。

一枚も売れなくても絵が描ければそれだけで幸せ的な特殊な人はいいのですが、多くの人は自分のやっていることについて、何らかの評価を欲しがります。(それは悪いことではなく、人がモチベーションの源泉を他者評価に依存するのは人間として普通のことです。)評価を得るということは、結果を出すということです。

となると、テレビでの報道のされ方を見ても分かる通り、J1のビリのチームよりはJ2のトップのチームの方が沢山テレビに映ります。J1のビリのチームのスタジアムは閑散としていますが、J2トップのチームは大盛り上がり。グッズの売れ行きも全然違います。

結果を出す局面においては、J2のトップを断然狙うべきです。(あくまで僕と遠からずの凡人諸氏ね。)

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具体的な事例を紹介します。

ある友人Cは僕と同じく、最近トライアスロンを始めました。大会にはマチョメンがたむろし、練習では先輩方にチギられてばかり。自信を毎日喪失しているといっても過言ではありません。トライアスリートの中では、下としか言えないポジションにいます。

でも、これがひとたび会社やプライベートに戻ると、周りには社会人10年を経過してコレステロールを溜めまくった人間ばかり。その中で、友人Aはとてもレアで目立ちます。『トライアスロン?すごくない?』と、トライアスロンをやっているというだけで、大したことはないはずなのに周りに運動したいという人たちが集まり始め、グループを立ち上げ、仕事でも大きな成果を残すに至りました。

先輩たちにシゴかれまくった『含み益』を、見事『利食い』した形です。

最初に挙げた友人Bはこのやり方を見事に踏襲しました。きっと彼は、サークルで相当モテたことでしょう。

ちなみに友人Aは高校ではものすごい実力なのに結局レギュラーには届かなかったのですが、大学では周りとのレベル差が誰の目にも分かるほどの王様になったそうです。高校時代の含み益のおかげですね。(誰もがプロ野球選手になれるとは限らないなかで、僕にとってこのエピソードはとても意味あるもののように思えます。)

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当然のことながら、この逆はイカンですよ。

J2レベルの練習しかしてないのに、結果はJ1のビリでは、誰も見てくれません。

厳しい環境に身を置いてきちんと含み益を作り、そしてそれを(その指標、ベクトルにおいては)一段下がったマーケットで、きちんと利食いすること

過程も大事だけど結果も大事、とバランスを問われる世の中においては、こういったメリハリ、割り切り、あるいは小技も現実的な生きる思考のスキルとして必要なんじゃないかと思いますが皆さんいかがでしょうか。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

引かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

 

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。