ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ジブリがとても残念なことになってしまったという話

time 2014/08/16


※本エントリは、完全に個人の好みの問題なので、ジブリ大好きな人にはごめんなさい。

『ジブリが制作チームを解散、実質経営破綻か』というニュースが先日駆け巡りました。

『世界と戦える日本のクリエイティブが!』とか、『ジブリの世界観好きだったのに!』とか、『宮崎駿の後継者は育たなかったか・・・』とか、世間的には悲しいニュースとして報道されましたが、実のところ、僕はあまりこのニュースを悲しいとは感じませんでした。

どちらかというと、『やっぱりな』と思ってしまってました。

理解できなくなりつつあったジブリ

断っておくと、僕は元々ジブリ作品が大好きです。

『風の谷のナウシカ』、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』は大人になった今見ても、何度見ても飽きない作品ですし、ラピュタに至っては累計50回以上見てるんじゃないかな。(ちなみに僕はムスカがシータを薮をかき分けながら異常なスピードで歩いて追いかけるところのモノマネが得意です。あと、ドーラの息子のモノマネも。)

ラピュタ、トトロ、魔女の宅急便の音楽も素晴らしい。火垂るの墓は強烈な印象がありました。

***

が、いつの日からか、よっぽどのことがないとDVDを借りたり、テレビの再放送を見なくなりました。

違和感を感じ始めたのは『もののけ姫』以降でしょうか。大変僭越ながら、大ジブリ様、宮崎御大への尊敬はいささかも揺るぎないものの、僕が見たなかで正直な印象を挙げると、以下のような感じです。僕の感性が低いことは織り込み済み。

『千と千尋の神隠し』
・なぜ序盤から両親が豚になってるのか分からない。
・『ハクの献身に涙した』という意見を聞いたことがあるけど、どこにそんなポイントがあったんだろ?
・なぜババアがいきなりデカくなったり空を飛んだりするのか。突飛な内容なりに、力学の序列というか、秩序が欲しかった。
・顔無しのような意味の分からないキャラが多過ぎないか?

『ハウルの動く城』
・最初から最後まで全く意味が分からない。
・ジブリじゃなかったら見てない。
・このへんからは毎回見る度に後悔。

『崖の上のポニョ』
・なぜガキが波の上を走る?
・歌を先に作って、映画を後から作ったんじゃ?
・大橋のぞみちゃんが可愛いから仕方なくOK。

『風立ちぬ』
・過去最悪の一言。
・主人公の棒読みが全くもって許せない。あれは趣きとかそういうレベルじゃない。
・タバコ吸い過ぎ。奥さん急に具合悪くなり過ぎ。夢の世界のおっさん意味分からな過ぎ。

『思い出のマーニー』
・娘がマーニーマーニー言うから見たけど、103分の上映時間のうち80分ほど寝落ち、ごめんなさい。
・CMが暗杉。ジブリじゃなければ会場まで脚を運ぼうとすら思わない。

***

どれも、一定の興行収入を挙げていて、一定の評価も得ているようですが、僕は上に挙げた作品に対しては全て、

『内装がちゃんとしていて値段もそこそこ高く、食べログでも評判のレストランだったからなにやら美味しいような気がしたけど、よくよく後から考えてみたらそう美味しいものでもなかった』感を持ってます。

皆さんがネットに書いている好意的なレビューも、本当につまらない作品に対してさえ、『ジブリだから必ず奥深さ、奥ゆかしさがあるはず。俺にはそれは伝わった!』と無理矢理自身の目利きを肯定して書いてあるとしか思えないものがいくつもあったように思います。

僕にはどうしても、最近の作品がナウシカやラピュタを越えるものには思えません。ちなみに最初に挙げた僕が大好きな作品群は制作費が数億円。一方最近のジブリ作品は、少なくて20億円、アベレージ50億円にも達するようです。インフレを考えても膨れ過ぎ。

一時は自分の感性が低いから、自分の芸術を理解する許容範囲が狭いからではないかと自身を失っていたのですが、最近どうもそうではないような気もしてきました。

***

東大生よりアタマの良い人に勇気を出して物申してみた

話変わって、先日、東大生よりアタマが確実に良いと思われるある方とお話をしました。推定IQ130前後。一般人が100前後と言われているところから見ると、完全な異常値。(金田一少年の180には及ばずとも、それに近いヘンタイであると推測できます)

※ここから先は、一応当人にはしっかりお話して理解、共感いただいた内容なので、正直に書きます。

で、そんな異常値な方、自分よりはるかに賢い人に対して、恐れ多くも物申してみたという話。

***

僕はその方=Tさんに対して、

『あなたの話は高価なフォアグラや豪華なメインディッシュばかりで、スープと前菜がない』

と、申し上げました。

なんでこんなことになったかというと、Tさんのお話をセミナー形式で2時間ほど聞く機会があったのですが、その95%が理解できなかったんです。つまりほとんど何も分かりませんでした。

同じ日本語を話し、難しいけれど知らない単語ではないいくつもの語彙に必死で付いて行こうとするも、なんだか英語のスピーチからいくつか知ってる単語が拾えてるみたいな感じで、ほとんど理解できませんでした。

スゴいことを話しているのは分かります。半端ではない量の知識をお持ちなのも分かります。話自体もとても上手い。厳選された高位な語彙の数々。

だけど、凡人である僕に対して、そのIQ130のTさんのお話はさざ波すら起こすことはありませんでした。

***

自分がアホ過ぎるのか?知識がなさ過ぎなのか?と悩んだのですが、こちらとてプロとして日々、人前で話をする身。

相手が全く同じ文脈、経験を共有しているならともかく、ほとんどの場合は異種格闘技戦。

つまり、相手方との共通のルールを探し出して、同じ認識のもと、自分の使う語彙や事例が自分のみのエリアから発せられたものにならないよう、細心の注意を払います。

そう考えると、僕はどんなに美味しい料理を提供する場だったとしても、必ずスープや前菜で相手方の胃袋を温めてから話をするようにしていたな、とそんなことを思い出しました。

そして今回感じた違和感はまさにそれで、とっても高級なフォアグラや松坂牛のソテーを、何日も食事をしていない胃に直接ぶち込まれたような感覚があったのでした。

『美味しいよ、うん、確かに美味しい。でも・・・』といった感じ。

それを悩んだ挙げ句、今後も同様の話を広めていきたいというTさん自身の飛躍のために本人に伝えたところ、

『なるほど、前戯は大事ってことですね!!!!』

と、さすがのIQで全てを理解されたらしく、誰にでも分かる形にして即座に吸収していました。若いっていいなぁと思った瞬間でした。(そう、Tさん若いのです。)

***

近年のジブリの傾向

昔好きだったジブリ作品は、優しい味がしました。

僕たちがどれぐらい物語を理解しているのかを少しずつ確かめながら、それでもまだ見ぬ世界を見せてくれようとしていたように思います。

そんなに高い食材は使っていなかったけれど、何日もご飯を食べられておらず胃腸が弱っている人や、そんなにお腹の空いていない人、逆に腹ぺこで色々食べたがっている人それぞれに対して、心温まるもてなしがありました。

なんだかよく分かんないけど、でも、食べてよかったな・・・と素直に思えました。また、なんだかよく分かんないけど、何度でも食べたくなる味でした。

最近は、食材だけはどんどん高級になっていきました。店構えもどんどん立派になっていました。食べログにはいつもいつも、『過去最高の味と感動』の文字がつき、イヤでも期待させてました。

でも、先に触れたような、最初からカロリー満点の高級食材を、看板メニューの説明もスープ前菜もなしに『世界一のシェフの俺様が作ったんだからまぁ食え』とぶち込まれたような感覚に、いつもいつもなっていました。

高級料理を食べ慣れたほんの一部の人は色々評論できるのかもしれないけれど、カツ丼とかからあげとかばかり普段から食べている僕にとっては、一口二口で十分な料理でした。

僕が持っていた違和感は、ジブリレストランの閉店という形で、表層化したように思います。一時閉店を経て、もう一度、昔に戻ってくれないかなぁ。

皆さん、前菜と前戯は大事ですってば。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

引かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

 

 

 

 

家族とか教育とかの話

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。