ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

インド5弱の衝撃!8年ぶりに行ったインドの話 その2

time 2014/09/30


8年ぶりにインドで逝ってきました。今回は随一の経済都市ムンバイ。

全く変わっていないインド、大きく変わったインドの両方が楽しめた旅でした。

インド5弱の衝撃をどうぞ。日本が抱える問題点の解決策を持ってる気がするのは気のせいだろうか。。。

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※主な登場人物

トミー(Tommy):世界屈指の外資系コンサル会社に勤めるエリートな漢。ふとしたきっかけからムンバイに赴任することとなり、今回の旅のホストして活躍。なぜか俺に色々と相談してくる。語学が堪能。ランチームアドミラル所属。

マッチ:某ITベンチャーの若きエグゼクティブVP。カラオケで必ずマッチの曲を歌うところからマッチと呼ばれている。体型もマッチ棒っぽい。息を吸いながら話し続けることが出来る特技の持ち主。ハートが異様に強い。語学は堪能とは言い難いが、魂で話す。

ザック:公認会計士に教える公認会計士。フルマラソン3時間30分切り(サブ3.5)まであと8秒というとても惜しい漢。会計士仲間の先輩には『おしゃべりクソヤロー』言われるほど普段は饒舌で俺から見てもとても話が上手いのだが、今回の旅では貝になっていた。ランチームアドミラル所属。語学は堪能に見えていたのに、結構とんでもない実力だった。

エンペラーの会:俺が主催する勉強会。共に学ぶ同志。

三人に共通するのは、全員心から尊敬すべき漢たちであり、卓越したビジネスパーソンでもあるということである。

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チームワーク抜群のエンペラー達と、インド化するトミー

8年ぶりにインドの地を踏んだ。ムンバイの国際玄関、チャットラパティー・シヴァージー空港に。ヒンディー語は舌を噛みそうなこういう名前が多いため、以後いろいろな形で省略させてもらうことにする。ということでこの空港はムンバイ空港と呼ぶ。

ムンバイ空港は、8年前に来たときのデリーに比べて、圧倒的に綺麗だった。2年程前に出来たばかりというのもうなづけるほどの圧巻。

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携帯電話を取り出し、今回のホスト役を務めてくれるトミーを呼び出そうとするも、イマイチ電波を捉えきれず、仕方なくゲートを出て、外を探す。

同じような髪型の人たちが結構な数、同じような姿勢で下を向いて何らかの端末をいじっていたので少し戸惑ったが、無事ジャパニーズ・マフィア然としたトミーを見つけ出す。日本で逢っても普通なのに、多少色々ある国で逢うと、とても嬉しく感じるのはなぜだろう。

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夕焼けもさわやかに怪しい。

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クソ忙しい外資系コンサルという仕事をしているにも関わらず、今回トミーはビザの手配の仕方から、各自の便(=エンペラーが3人来る)の確認、空港での振る舞い方からタクシーチケットの確保の方法、およその旅程まで、完璧にロジスティクスの設計をしてくれ、仕事が終わっていないにも関わらず、空港まではるばる迎えに来てくれた。

そのトミーが、僕との再会を喜んでくれてるようでありつつも、どこかイラついているように見えた。冷静沈着、いつも穏やかなトミーが珍しい。そうそう、思い出した。思い当たるフシを思い出した。

今回、インドムンバイツアーに都合をつけられたのは3人。僕(=羅帝=エンペラーの会会長)、マッチ帝(=エンペラーの会副会長)、ザック帝(=エンペラーの会書記)。3人のエンペラーがこの国にやってくる。

僕が到着したのは18時半頃。ザックが着くのはこの日の22時頃。マッチが来るのは何と明日の14時頃。3人バラバラなのであり、トミーはそのたびに幼稚園児をあやすがごとく、お迎えをしなければならない。3人とも各自の予定調整に忙しく、誰も『一緒に行こう』とは言い出さなかった。結果、無惨なほどにバラバラな渡航となった。行きも帰りも。

さらに本当は各自、エンペラーともあろう者なので自分で宿まで来るべきなのだけれど、開始5分もあればボラれることが簡単なこの国において、リスクを背負わせたくないというトミーの優しさが光る。2日〜4日の超短期滞在なので、楽しい思い出だけを持って帰ってもらおうとしてくれていたようだ。

結果としてお迎えを毎回することになったのだけれど、そういうバファリン並みの優しさをオファーされてるにも関わらず、マッチはひとり、『僕はエンペラーなのでホテル直行します。』と一刀両断。インド人に日々イライラさせられているトミーが、全く協調性のないエンペラーたちにもイライラしたとしても、不思議ではない。

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移動、そして違和感

で、僕の次に来る予定のザックの到着がまだ数時間後のため、カフェに行って仕事をしようという話になった。トミーの仕事はまだ終わってないし、僕も色々とやることがある。ムンバイ空港は、まだ出来たばかりでまともなカフェがない。

トミーが少し調べて、『ここから徒歩5分ほどで、カフェがあるようだ』と、鋭い視線をこちらに向けながら呟いた。なるほど、さすがは辣腕コンサルタント、リサーチ能力も半端じゃない。『インドだから若干距離がズレてるかも』というdisclaimerも忘れていない。

カフェを求めて歩き出すと、僕の中に少し違和感が湧いてきた。『Taxi?』とか『City?』と聞いてくるタクシードライバーやオートリキシャドライバーはいるものの、全然圧力がない。人数も極めて少ない。

山王工業が全力で攻めてくる時の『カサにかかったよう』な圧力を、前回は至るところで感じた。僕がある駅に降り立ったところ、確か20人かそこらのオートリキシャやリキシャ(人力車)のドライバーが、ワラワラと集まってきて、いちいち断るのも大変だったので全員無視してダッシュせざるを得なかったと記憶している。

このムンバイ空港ではそんなことが全くない。あれれ?インド人も成長したのかな?と思った。(どうやらそうじゃなさそうだと思う理由については、後ほどのエントリで)

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5分ほど歩いても、どう考えてもカフェが見える風ではない。なるほど、やはりインドだ。

トミーも同じことを感じたのか、その辺をうろついていたオートリキシャを捕まえて乗り込み、さっさとカフェに行くことにした。

で、いくら走っても着かない。いくら走っても着かない。『徒歩5分』だったはずが、『オートリキシャで1時間』走っても着かない。

『一方通行が多いからね』とトミーは平然と言っているが、おいおい、これは『若干』のレベルじゃないだろ。

もしかしてあれかな?トミー、もしかして、『インド化』したのかな???

インド人というのは、大体適当である。道に迷って『ココに行くにはどっち行けばいいですか?』と聞いたら、『それは簡単さ、ここを右に5分ほどだよ』と言われたが実際は『左に1時間』だったこともあった。

辣腕かつ何事にも正確なはずのトミーが、ここインドでその緻密さを多少なりとも狂わされていたとしても、僕は驚かない。おまけに、プライベートのトミーは、結構うっかり屋さんである。

一度、ともに富士山に登ろうということで、その日のために買っていためちゃカッコいいサングラスを、あろうことか登山中にトミーは無くした。

で、次に、フルマラソンに一緒に出ようということで出場した大会で、その日のために買っていたほとんど前回と同じようなめちゃカッコいい高いサングラスを、トミーはまたまたあっさりと無くした。

それ以来、トミーはサングラスの話をしなくなったし、サングラスをかけてる姿も見なくなった。

・・・というわけで、もしかしたらトミーのインド化が既に始まったのではないかという懸念を抱きつつ、しかしお迎えに来てもらってる恩を忘れてそんなことを聞けるはずもなく、平然としているトミーをちらちら見ながら、僕は1時間もの間、オートリキシャに揺られていた。

ようやっと着いたスタバで、名前を3回ぐらいスペル言ったのに、やはりどこかズレていた。オーケー、ここはインドだ。

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インド人の英語は聞き取りづらい。

8年前のあの日、空港からオートリキシャに揺られて、ホテルの近くでいきなり降ろされたときに、大柄な男が近づいてきて、僕に喚き散らした。

『ショミユバサボルテ!ショミユバサボルテ!』

その声に惹かれてか、インド人がワラワラと30人ぐらい集まってきて恐怖したのだけれど、後から考えたら彼は警官で、

Show me your passport!

と外人の僕に言っていたのであった。

あちらの英語がむちゃくちゃなのはいいとして、僕はちゃんと自分の名前のスペルを綺麗に言ったはずなのに、何も伝わっていなかった。

インド人とは、何かを伝えても何も伝わってないことがしばしばあり、何も伝えてないのに何かが伝わってしまうことも、これまたしばしばある。

それがインド。

結局、ザック到着までの時間の半分以上を往復の時間に費やし、もう一度ムンバイ空港に戻る。もうすぐ、ザックが来る。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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