ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

正当性バイアスと絶望性バイアスについて

time 2014/12/22


みんな日々一生懸命生きているなかで、人間の本能としては仕方ないけど、正しい意思決定の妨げになるなぁと僕が思う二つの思考のバグについて書いておきます。

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1、『自分だけは大丈夫』な正当性バイアス

少し前に御嶽山が噴火し、残念ながら数十名の方が犠牲になってしまいました。とある調査によると、噴煙に巻き込まれてしまった方の8割近くが、『スマホを片手に』亡くなっていたそうです。

また数年前の東日本大震災は、数万人の方の呑み込んでしまいました。まだまだ復興どころか、復旧していない地域の特集などを見ると胸が痛みます。あのときの犠牲者はほとんどが津波に因るものだったのですが、そのうちのかなりの人が、『自宅から出ずに』津波に流されてしまったといいます。

死因の一つにもなる部分として、前者はスマホで噴火の様子を撮ろうとした可能性があり(勿論家族に連絡を取ろうとした方もいると思います。)、後者に関しては津波が自分の家まで来ないだろうと予想していたことが伺えます。(逃げようとした方も勿論います。)

一部の方を除き、ほとんどの方は噴火から全力で逃げず、ほとんどの方は家から脱出しなかった結果、被害が拡大してしまいました。これは事後調査で明らかになったことです。

これらの事例に限らず、人間というのは、危機が目の前に来てもそれはそれとして、自分だけは助かるはずだと勘違いをなぜかしてしまう生き物のようです。これを、

『正当性バイアス』と言います。

誓って被害者の方をどうこう言ってるわけではありませんが、人間の性として、こういう本能のようなものがあるということを知っておいてほしいと思います。

ちなみに師匠は大震災直後の原発爆発の日、関西まで一気に『逃げた』そうです。そのことでだいぶ関係先に叩かれたようですが、僕はこの師匠の『勇気ある行動』に拍手を送りたいと思います。僕は地震の時も、原発爆発の時も、家族を連れて地方に逃げるということはできませんでした。

 

2、『自分だけが世界一不幸』な絶望性バイアス

一方、その逆もあります。

僕はこう見えてカラダが弱いのですが、一時期は本当に死にたいとさえ思っていた頃がありました。カラダが全く言うことを聞かず、というかカラダ中がレジスタンスのように反乱を起こし、ぜんぜん思い通りにならない日々を過ごしていた事があります。

その頃は、『なんて自分は不幸なんだ、みんな健康でいやがって!』と、今思えばどうしようもないことを考えては、世の中を理不尽に呪っていました。その後回復していろいろな事例を調べると、自分なんぞ箸にも棒にも引っかからないような超ド級の苦しみを背負ってる人が、世の中には沢山いるということが分かりました。

人には、自分のいる場所、在る境遇がそう大してひどいものではないにも関わらず、自分を『世界一不幸だ!』と断じてしまう思考のクセがあります。僕はこれを、

『絶望性バイアス』と呼んでいます。

昔も今も、女子高生がよく、『あ〜もう、メイクが決まらない〜!!死にたい〜!!!』と叫んだりしてますが、あれが典型的です。周りから見て相対的にも絶対的にもぜんぜん大したことない話なのに、こと本人にとっては世の中の全ての人より自分が不幸に見える。そんなバイアスが人間にはあります。

 

あの漫画キャラたちにも見られる『正当性バイアス』と『絶望性バイアス』

この『正当性バイアス』も、『絶望性バイアス』も、一見合理的に見える人間の行動を著しく歪めます。考えてみれば、フリーザ様も、

『私は全宇宙で一番強い。』

という『正当性バイアス』に侵されていたがゆえに、サイヤ人に遅れを取ることとなりました。最終的にはザコキャラ程度の戦闘力しかないのに、誰かが根拠なく言った全宇宙最強というブランドに最後まですがりついて、惨めな最後となってしまいました。

最初の時点で、『あ、サイヤ人ちょっとヤバいかも。修行しとこっと。』となっていれば、結果は変わったかもしれないのに。

なお、フリーザ様は人間ではなく宇宙人なのですが、どうやら宇宙人にもこの『正当性バイアス』は作用する模様です。

 

また、何度も何度も『も、もう地球は終わりだ・・』と泣き言を言った地球のZ戦士(ドラゴンボールにおける正義キャラの総称)たちも、反省しなければなりません。

ちょっと他を探したりちょっと修行すれば凌駕できる程度の相手にも関わらず、すぐに現在のモノサシで事態を測ってしまい、『絶望性バイアス』にまみれたコメントをしてしまっています。『地球が終わり』とは、『世界の終わり』なわけですから、やたらめったら終わりをほのめかすものではありません。そんなことでは、ノストラダムスより信用されません。

 

まとめると、正当性バイアスに侵されそうになったときはだいぶネガティブに、絶望性バイアスに侵されそうになったときはだいぶポジティブに。たったそれだけのことなので、皆さん気をつけましょう。意識してるだけで、瞬間的な思考ですら、相当にコントロールできるようになります。

そういえば、今年1年で1500km走ったのに1kgしか痩せなかったので、もうランニングをやめたいです。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。