年末年始はテレビ、映画を見まくろうと思ったら、結局通しで見たのはコレだけでした。

『芸能人格付けチェック!』を見た

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毎年1月1日の恒例となっているこちらの番組です。

芸能人格付けチェック!2015お正月スペシャル

毎年なぜか目に入ってくるので見ていますが、一流の牛肉と二流の牛肉、一流のワインと二流のワイン、一流の演奏と二流の演奏、一流の芸術と二流の芸術、など、五感全てが一流でないとどんどん滑落してしまうなかで、Gacktさんは30問連続?正解中とのことで、本当にスゴいなぁと思います。
一方、この番組の面白いところは、最初全員が『一流芸能人』からスタートするのですが、番組の進行とともにあれよあれよと、『普通の芸能人』→『二流芸能人』→『三流芸能人』→『そっくりさん』と転落していく様です。
ゴージャスな雰囲気を漂わせて入場してきた一流芸能人たちが、自信満々に一流ワインと二流ワインを間違え、どんどん降格されていく様を、大変失礼ながら毎年とても楽しみにしています。
ではなぜこの人たちが転落していくかというと、それはルール上、
自分が思う一流品をAかBかの二択で選ぶ必要があり、間違った方を選択すると一段階降格される
からです。当たり前のことですが、番組演出上、出演者たちはどちらかを選ばないといけません。さすがに一般人に比べて高い五感の精度を誇ってはいるものの、やはり問題のいくつかは間違えてしまう人がほとんどです。
僕なんかでは、一問ぐらいしか正解できないでしょうし、脂注入された方の牛肉を、高級だと勘違いして大きな声で正解と言ってしまいそうです。
 

日常における第三の選択肢

番組は番組として面白かったものの、はて自分はどうだったっけなと考えると、出演している芸能人の方々を笑ってるわけにもいかないなと少し思いました。
人生において、目の前にAかBかの二択問題がある場合、たいていはそれは三択問題と同義です。元が三択問題なら、それは四択問題とやはり同義です。
何を言ってるかというと、つまりは
『C:何も選択しないという選択肢』
がほとんどの場合はセットで付いてくるということ。
AかBかを選ばなければいけない状況にあり、どちらが正解かによって自分の地位が(擬似的にですが)変わってくる芸能人の方々は、AもしくはBの扉を開ける瞬間、ものすごくドキドキしているように見えました。
どちらの選択肢を選ぶのも、100%絶対という人はまずおらず、どっちかなー、どっちかなー、えいや!と選んでいる人がほとんどでした。
また、間違えたときのダメージは相当だったように見えました。自分が積み重ねてきたものが、くだらない番組企画のせいで笑、ボロボロになっていく人が何人かいて、それはそれでめちゃくちゃ面白かったのですが、本人たちは演出上の反応は別としても、たまったものではなかったかと思います。(なにせ世間的には本当の一流芸能人の方々なので)
これが、『C:何も選択しないという選択肢』を選んだ場合はどうなるでしょう?あらゆるドキドキ、プレッシャー、リスクから解放されて、勿論疲れることもないのではないかと思います。
 
日常の些細な意思決定、例えばランチをしようとレストランに入って、
A:カレー
B:とんかつ
で迷って結局
C:何も食べない
とか、トイレに入って
A:おなかが痛いのでう◯こする
B:おなかが痛いけどう◯こしない
で迷って、結局
C:う◯こするかしないかの判断をすら保留、腹の中はアレが滞留
という人はなかなかいないと思います。
 
でも、人生にとって重要な決断に限って、
C:何も選択しないという選択肢
をとってしまうことって、よくあるのじゃないでしょうか。
修行のためにモンスターとぶつかって戦うか、体力も魔法力も残ってないので、モンスターと戦わないように逃げるか、それはそのときの状況でどちらがベストかは変わってきます。
でも、ドラクエのコントローラーを握らずに、一歩も動かずそのままにしておいたら、確かにモンスターに遭うことはありません。そしてそのままゲームは一歩も進まずに、電気代がかかるだけになります。そんなゲーム、ブルシットです。
僕の今までの人生って、結構Cが多かったんです。それを反省したのが2014年。今年は、必ずAかBかを自分で選ぶ年にしたいと思います。あっという間に『三流民間人』に堕ちそうですが。
芸能人の皆さん、正月から大きな学びをありがとうございました。
***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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