ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

人生についてよりよく知りたいと考える人が、42.195km以上の距離を走るべきいくつかの理由について

time 2015/01/06


昨日、久々に走りました。

2015年はフルマラソンサブ3.5(3時間半切り)、ウルトラマラソン12時間切り、トライアスロンオリンピックディスタンスで2時間半切りを狙っていると宣言したものの、

前回11月のフルでワーストの惨敗(初マラソンより遅い4時間42分)で傷ついた心が回復せず、昨日ようやくリハビリを開始しました。

image

走りながら思ったこと。『やっぱり走るのってええわぁ。』

そういえば昨年学んだことのほとんどは、ランから学んだことでした。下記、サブ3とかのガチランナーじゃなくてあくまで初心者に毛が生えた程度のランナーとして言えることをまとめてみました。

ランが楽しくてランをやっている人は多いですが、僕を含め少なくない人が、『人生の充実のため』という、ランの目的をラン以外に据えている場合が多いため。

 

ハーフ(21km)とフル(42km)とウルトラ(100km)の違い

走らない人にはイメージつきづらいかもしれませんが、これらの違いは単に距離が違うということのみに留まりません。

個人的には全く別の競技と言っても差し支えないかと思います。

ハーフマラソンで一番大事なのはスピードです。

距離が短い分、心肺が一番キツいのがコレ。戦争で言えば、戦闘行為そのものにあたるでしょうか。いかに息が上がりきらないギリギリのところで押し続けるかが問われます。

難しいのは、何かトラブルが発生したりすると、まずそのレースはおじゃんになります。僕で言えばOPPに悩まされていますので、一回トイレにピットインしただけで、もうそのレースでの記録は望めません。

 

フルマラソンで一番大事なのはペース配分です。これは戦術に当たります。ハーフマラソンよりキロあたり30秒ほどペースを落とし、心肺に余裕のある状態で淡々と走ります。前半は抑えて抑えて、35km過ぎたあたりから余力があればラストスパート!というのが有名な戦術です。

フルマラソンぐらいの長さだと、括約筋の弱い僕は最低1回はOPPになります。なのでその時間を計算に入れても、サブ4できるぐらいのペースでいつも走ります。記録を狙うなら良いことではありませんが、ほんのちょっとのトラブル程度であれば吸収できる余地があります。

また、ハーフであれば最悪飲まず食わずでもエネルギーが保つかもしれませんが、アマチュアランナーだとフルマラソンでそれは自殺行為。しっかいと補給することが求められます。

ハーフより心肺がキツくはない分、頭を色々と使います。また、脚にくるダメージはやはり相当大きくなります。

 

ウルトラマラソンになると、最も重要と断言出来るのは走力より気力です。

気力といっても『はぁぁぁぁ!!!』みたいなカッコいいのも大事ですが、『自分をどう騙すか』、『どう現実逃避しながら走り続けるか』、『死にたくなる気持ちを抱えたままどう実際には死を選ばずに生き延びるか』など、結構ネガティブだったりアホらしい技が後々効いてきたりします。

戦闘、戦術ではなく戦略が大事。どれだけ速く走るかよりも、どれだけ長い時間、カラダを動かし続けることができるかの勝負になってくるため、脚作りはもとより、兵站すなわち補給が走力と同等かそれ以上に大事になってきます。

また、走り続けることを優先するために敢えて歩くなど、戦略的後退を出来るようでないと、最後まで辿りつくことはできません。(ちなみに今、昨年走った2本のウルトラレースを走れと言われても、同じことを出来る気がしません。限界を超えるとは簡単に言える言葉ですが、その限界を超えた状態で数時間カラダを動かし続けることがどういうことか、まさにカラダで分かりました。)

 

フル、ウルトラの良いところ

ハーフとフル、ウルトラの違いは何か?と聞かれたら、距離以外のものを答えるとするならば、

『トラブル耐性』

だと僕は答えます。上記の通り、トラブルの許されないハーフに比べて、多少OPPになろうがフルであれば何とかなりますし、ウルトラであればどうしても走れない登りを歩くことは全然おかしくありません。

ちなみにウルトラになると、途中に何か起きることはもはや当たり前です。日本ウルトラマラソン界の最高峰と言われる野辺山ウルトラを一緒に走ったときに、ライバルの熊は血豆を潰して熊なのに一般人にバンドエイドをもらってましたし、

僕のケツを過去一番蹴ってくれている小僧は、ニコチン中毒症が発症したのか、55km地点の休憩所で、『あー息がくるしー、ツラいっすー』とか言いながらタバコをスパスパやってました。トラブルメーカーのハラルは6回のOPPに襲われて、完走を4分差で阻まれてしまいました。

衝撃的だったのは、途中で何か起きることは覚悟していたのですが、戦友の仙人などは最初からトラブっていました。開始4kmでロキソニンを投入せざるを得ないほど膝の痛みが激しく、しかしそのまま走ってちゃんとゴール。

※14時間の制限時間2分前にゴールし、全員で号泣した赤裸々な野辺山ウルトラ完走日記はこちら

 

ハーフマラソンは受験本番のようなものです。得意科目の英語でしくったら、他の科目での挽回はかなり難しくなります。

一方のフル、ウルトラマラソンは社会人生活のようなもの。確かに大学名や入社した会社である程度のことは決まることもあるのかもしれませんが、入社時に輝いてた人がどんどん堕ちていった例は山ほど見ているし、

その逆もまたしかりで、ダメダメ野郎だったと思ったのがいつのまにか立派になっちゃったみたいな人もわんさかいます。

泣く子も黙るトヨタの奥田相談役(元社長)は、一時期フィリピンに飛ばされて不遇をかこっていたこともあるそうですが、そこから大逆転して社長にまで登り詰めました。

 

ちなみに、走ることのその他の良い面として、『練習しないとしっかり力が落ちる』という点が挙げられます。久々に走ると、あれほど楽勝だった距離でもあちこち痛くなります。『力が落ちてる、ヤバいやん!』とはっきり認識できます。

一方、世の使えない企業のおじさんたちは、力が落ちているにも関わらず給料が落ちないことが多いため、自分の衰えを正確に認識する術を持ちません。結果としてゆで蛙状態になり、ある日いきなりクビを言い渡されたり、一生寄生しようと思っていた勤め先が倒産してハローワークにいくハメになります。ほとんど死の宣告です。

 

人生はそこそこに長く、そしてトラブルはつきものです。僕も毎年、線路の枕木のごとく色々なトラブルに襲われています。でも、なんだかんだで走るスピードは落としていませんし、この数年は加速しているとすら思います。

その原因の一部は、間違いなく物理的に走ったことによって得られた推進力だと思います。

よりよく人生を知り、よりよく人生を生きたいのであれば、42.195km以上のレースに出てみましょう。

ウルトラを走ると、『誰かオレを殺してくれ』と叫ぶ人の気持ちが分かって、少し世間に優しくなれます。

 

 

 

 

 

言い忘れましたが、僕走るの好きじゃないんですけども。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

家族とか教育とかの話

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。