ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

見込むJR、見込まない人

time 2015/01/13


ものスゴい当たり前の話をします。でも出来てない人は参考にしてください。

今日、三鷹で朝いちで仕事であったので向かっていたら、『人身事故により40分の遅れが発生しており〜』というアナウンスが。

電車は40分遅れたものの、実際僕が目的地までたどり着くのは40分も遅れませんでした。

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電車がだいぶ遅れたのに僕が大して遅れなかった理由

僕は動けるDe部なので、こういうことが出来ます。

それが、電車がだいぶ遅れたのに僕が大して遅れなかった理由です。

勿論ウソです。さすがに電車が止まってしまっては、自慢のダッシュも意思決定も出来ませんでした。

遅れなかった理由は、40分とはいえ人身事故後の復旧としてはあまりにも早い時間でのリカバリーをJRがしてくれたからであり、またそこまでの間にも複数の代替策を示してくれたからであり、そもそもそういうことが起きたときに迅速に処理、代替案の提示などを行えるようにJRの職員さんたちが訓練されていたことからです。

そういえば、読むだけでこの国のあまりの素晴らしさに涙すら浮かんでくる、震災当日の出来事を淡々と書いたちきりんさんのエントリにも、こういうことが書いてありました。

ちきりんは断言できる。あれだけの人がひとつの駅に押し寄せた時、あれだけの秩序を保てるのは世界に日本しかない。私たちは本当にこの国を誇りに思うべきだ。

JRを出る時、地方に向かう人で埋め尽くされた改札ではなく、事務所通路を通って外に出るよう誘導された。切符はチェックされなかった。運賃を取るより大事なことがある。

その他も含め、JRのオペレーションには凄みに近い気合いを感じた。

「オレ達の使命は一刻も早く電車を動かすこと!」という気合い。「やっぱり元“官”って違うんだな」って思った。NTTやJRって“官”だった時の行動様式が組織に残っている。自然災害時に自分達がどう動くべきか訓練されている。

この国はマニュアル国家だなんだと言われているが、ここまで素晴らしいマニュアル国家はないんだな。1分電車が遅れただけで騒ぐやっかいなお客に、申し訳ございません改善します、と言って頭を下げられるマニュアル国家は、日本だけだろうと思います。

 

見込む

僕が素晴らしいなと思うのは、人身事故のような誰も予期できないし止められない個人の気まぐれで起こるようなトラブルすら、JRではきちんと見込んでマニュアルが作られているということです。

マニュアルは、創造性がないだの機械的だのと色々言われたりはしますが、ヒトが思考停止に陥るようなひどい状態が起きたとしても何事かを成し遂げるための最高の特効薬でもあります。

株式投資でもギャンブルでも、大事なのは上手に勝つことよりも、上手に負けること。負けるのは避けられないけれど、負け方をコントロールすること。すなわち、負けをきちんと見込むということです。練習で受け身を取れないヤツは、普通に首の骨を折って競技人生が終わります。

本業の保険の話をしていても思うのは、ポジティブなのは多いに結構。だけど、人生で経験するいくつかの負けすら見込まず、自分はずっと勝ち続けるかのうような錯覚をしている人、あまりに多くないかいというのが僕の率直な意見。

それは、RPGで言えば、目の前に現れたモンスターが一発の攻撃も放ってこない前提で戦っているのと同様です。ベストシナリオしか考えてなくて、結果その通りにいってイェーイと喜ぶのは、その他の不幸の可能性を想像だに出来ていない無知を誇る姿勢に他なりません。

正しいのは、負けは負けとして避けられないので、きちんと見込んで受け身を取れる態勢と耐性をつくっておくこと。その上で勝つまでやるのです。

JRという、勝ちはない(=定刻に動くのが当たり前で、少しでも遅れると怒られる)し負け(=事故、それによる遅延)がしょっちゅう起きる、しかもほとんど他人のせいで起きる会社のパワーというか維持というか、そのあまりにレベルの高いマニュアル力に脱帽したので、ちょこっと書いてみました。

 

 

 

 

 

 

ちなみに今受け身を取ると、そのまま骨折するぐらいカラダが重いです

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

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家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。