僕は一時期、師匠である元帥閣下と週3回ほど会っていました。トライアスロンでのアイアンマン完走のため、経験やノウハウをお持ちの元帥のところへ参勤交代する必要があったからです。そのときには気づかなかったけど最近気づいた極めて大事なことをシェアしとこうと思います。
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身近な人は教えてくれない

皆さんの近くには、いわゆる『専門家』がいないでしょうか?医者、弁護士、税理士などの資格としての専門職もいるでしょうし、IT技術者やブロガーなどのユルいくくりでの専門職の方もいます。
僕の周りには上記の全員がいるのですが、そういう人が身近にいればいるほど気をつけないかんと思ったのが今回。
一時期、僕は冒頭の通り、師匠と週3回ほど会っていました。別に意識したわけではなく、結果的にそうなっただけなのですが、アイアンマン完走に向けて全力で動くということは、師匠からノウハウを出来る限り盗むということとほぼ同義だったのでそうしてました。
『週4回以上会いたければ、ガンダムを最初から最後まで学んでこい』との指令があったのですが、師匠との面会はそれだけでも体力を費消するのでそれ以上はこちらからお断りしていました。
 
ところで、師匠は『税理士に教える税理士』なので、尊敬すべき職業である税理士さんの中でも、特別にスゴい方です。さらにはITやエクセルなどにもめっぽう強い。
が、それだけ頻繁に会っていたにも関わらず、師匠がITやエクセルについて教えてくれることはほとんどありませんでした。世間話程度に教えてくれることはあっても、なかなか深いところまで学ぶことはできませんでした。
会話が、すぐにトライアスロンの話になったり、チームの誰を馘首するだのといった師匠が大好きな話になってしまっていたからです。他に話していたのは、ほとんどが『自分がなぜ色黒なのか』、『なぜ自分の太腿は太いのか』、『どうやったら数字に強くなるのか』など。
これに気づいたのは、とあるきっかけで師匠のセミナーに参加したときでした。ものすごいノウハウが、惜しげもなく展開されており、開いた口がよく閉まり、夜もよく眠れるほどでした。お互いに気まずい思いはあったものの、師匠は講師として、僕は参加者として、数時間をその分野の話に特化して聞くこととなりました。師匠はやはりスゴい、と再認識した場でした。
同時に気づきました。

『身近な人は教えてくれない』

と。
 

身近な人にこそお金を払おう

身近にある分野に関してスゴい人がいて、その人が他の同業者よりも優れていると感じ、その分野を学びたいと思っているならば、勇気をもってお金を払いましょう。そしてきちんと学びましょう。
なぜならば、どれだけ仲が良く、どれだけ頻繁に会っていたとしても、身近な人であればあるほど、その専門分野に深く長時間触れることは実際は困難だからです。
ちなみに、師匠が意識をして意地悪をしていたとは思いません。ITの話もエクセルの話も、話したくても話せなかったのだと推察します。大体こうなります。
▼共通の知人が多いがゆえに、すぐに『あいつがどーの、こいつがどーの』と他の人の話をしてしまう。
▼そもそも、仲が良いと、自分のプロっぽさを出すのがこっぱずかしい。
▼『相手に付加価値を与える』ということを意識して話をするのは、そもそも負荷がかかる。できるならば、プライベートはプレッシャーのかからないどうでもいい話をしていたい。
▼専門分野の話をするには、どうしても時間がかかる。集中も必要。その空間をプライベートの話をしながら確保するのは困難。
ちなみに僕も、本業である保険の話をするときにはそのためだけの時間をいただきますし、お酒だご飯だのは一切お断りしています。
ブログのことを聞かれて答えることもありますが、なかなかブログセミナーの講師として登壇しているときでないと、わざとやっているわけではないのに、深いところまでお話できません。上述の理由があるからです。
ここで、お金を払うとどうなるでしょう。少なくとも数時間、『自分の専門分野を通して提供する付加価値』にフォーカスせざるを得なくなります。それ以外のどうでも良い話は、どうでも良いときにするしかなくなります。
お金を払うことで、その分野に特化した話を短時間で集中して聞けるわけです。これは、実は身近なスゴい人を最大限活用する道でもあります。
もともとは『身近な人のプロのサービスに対価を払わないバカがいる』という話が最近ウェブ上で流行っていて、そういう失礼なことをしないためにお金を払うべきかなと思っていたのですが、どうやらそれだけではないように思えてきたのが最近。
お金を払わずに身近なプロを『ただの身近な人』としておくこと自体が、膨大な機会損失になるのではないかと思いはじめた次第です。
ほんとは、一生に関わる保険や資産形成相談も、お金を頂きたいぐらいの価値はあるのですが、なぜかウチではダメなのです。毎回払いたいって言っていただけるんですけどね。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 
 
 

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