ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ジャーナリストはその志のみに頼るのではなく、◯◯◯◯◯にすべき

time 2015/02/02


 

イスラム国(ISISとかISILとか色々呼び方あるようですが)の件、ちょっと前に書きました。来るべきときが来たのではなく、とっくの昔に来ていたんだよという主旨のエントリです。

そして今回、起こることが予想された選択肢の中では、最悪に類する結末となってしまいました。本当に残念です。

悔やんだところで後藤さんも湯川さんも戻ってはきませんが、せめて今後に今回の深過ぎる教訓を活かすために、僕が考えていることを書いておきます。

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中長期的には解決に向かうと思われるイスラム国問題

二人の死に関しては、自己責任論や国家責任論、政治家責任論など色々散見されますが、僕はとにかく難しいことは抜きにして、お二人の冥福を祈るほかないと思っています。

その上で今回の二人の死すらも抜きにして考えるのであれば、僕はこのイスラム国問題、すぐにとはいかないものの、中長期的には日本においてもある程度解決に向かうと考えています。

なぜなら、

問題は、問題の在処が分かればその80%は解決する

と(江東区らへんで)言われている通り、今回、虫歯が放っておくと痛いものであるということに、日本中がようやっと気づいたからです。

今まで、歯を磨かずに虫歯が出来て、それが少し浸食してるようだけど、まだ大丈夫か、まだ大丈夫かと、問題を知りながら放置をしていたのが日本でした。

それがいつのまにか神経を侵され、歯茎にもダメージが積み重なり、ある日冷たい水を飲んだら激痛が走った。それが今回の日本の置かれた環境だったのではないでしょうか。

『虫歯が痛い』ということが分かった。とすると次にすべきは、

1、その痛いのを我慢して日常生活を続ける
2、歯医者にいって治療する

のいずれかです。そして1がもう選択肢としてなくなりつつある現状では、2に傾倒していくのが自然でしょう。つまり、問題の在処や段階が明確に判明したので、あとはその処理をどうするかに議論が移っていくということです。

あと心配なのは、そのスピードです。稀に、虫歯で痛いにも関わらず放置する人がいます。そういう人はやがて侵された神経が完全に死んで、虫歯は悪化していくにも関わらず痛みを感じなくなり、なおのこと歯医者にいかなくなる、という循環に陥ります。そこまでいくと、口のなか全体が腐ってしまうところまで、堕ちる可能性があります。

遅滞や停滞は、ときに問題を解決不能なところまで陥れることがあります。

今回の問題をいつものように一過性のものとして捉えず、すぐにどうでもいい芸能人の不祥事問題や、くだらない政治家のうちわ問題などに目がいくようなことがないようにならないもんかと思います。

 

無知なる者からの提案 ジャーナリストの国家雇用について

今回、特に後藤さんを失ったことは非常に大きなことだったと思います。勿論本人を存じているわけではないし、多少の偏見もあるのかもしれませんが、聞く限りかなり立派な志をもったジャーナリストだったはず。

まともな人間が行こうとしても行けないような地域で、実際に起こっている世界のリアルを伝えてくれていた人がいなくなってしまうのは、巡り巡って日本にとっても大きな損害です。

今回の悲劇をもし今後に活かすのだとしたら、そしてそれをただの一過性のものとしてでなく、継続可能なものにするのだとしたら、僕は一つ無知を承知で提案したいことがあります。それは、

戦場ジャーナリストを国家公務員に

というもの。

多くの場合、志高い人に大抵ついてまわるのは、カネの問題です。要するに、彼らはカネがない。なぜか知らないけどカネがない。たぶん、何かに関する想いが純粋過ぎて、爆発力はあっても継続させることに頭がいかず、そして継続させるにはカネがいるということを理解していないからだろうと思います。

テロ国家でのリアル、破綻国家や失敗国家でのリアルというものは、民間の人間が派遣されて取材することはまずありません。どの会社も、自社の従業員をそんな危険には晒せないからです。

すると、後藤さんのような気概溢れる人が、家族を置いてまで、拘束されるリスクを犯してまで現地に潜入し、運が良ければ生還、運が悪ければ拘束、あるいは今回のように交渉の道具に使われた挙げ句、殺害ということになります。自己責任論が結構な割合で散見されてたので驚いてますが、結局のところ自己責任でしか行けないようなサポートしかないのが問題でしょう。

これは誰にとっても割に合いません。ジャーナリストにとっては賭けるものが大き過ぎますし、国家としても、そんな命を失う危険の高い冒険に行ってくれるジャーナリストがいなければ世界のリアルの何も分からないにも関わらず、そんな人が拘束されれば今回のように国をあげて右往左往することになります。

だったら、最初から国が雇えば良いのでは?と僕は思います。国家公務員にしてしまうのです。

戦場ジャーナリストについては、国が語学力、武力(多少の護身術、銃器の取り扱いなど)、交渉力、取材力などを加味して選んだ人は、年俸1000万円を固定で支給。つまりは公務員として雇います。それだけ払う価値のある仕事です。

年金、退職金も支給。別途現地での警備も国費で雇えることにします。ただし、申し訳ないけど、ここまでやって拘束された場合は、それは見捨てますという札を入れて。今の完全ボランティア状態よりははるかに環境がよくなるように思いますがどうでしょうか。

ボランティアの多くがそうであるように、一部の志高い人の、その志の高さだけに依存するのは、とても危険です。そういう活動は長続きしないし、長続きしないことによってその活動が日の目を見る事もなく、結果的に膨大な機会損失が生まれるからです。

であれば、民間が役に立たない以上、国が支援すべきです。日本は、もっと世界を知る必要があります。本当に世界で起こっている事は何なのか?そしてそれを伝えてくれる一つの至極の職業が戦場ジャーナリストなんだとしたら、それはやはり国で保護すべきものだと思うのです。

国家として、目や耳、指先となってくれる人たちをもっと大事にすることで、より世界の真実が見えてくるはずです。今までと同じような世界との付き合い方では、もうダメだと皆が分かっているはず。ならば、出来るところから合理的効率的に変えていったらよろし。

僕はそう思います。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。