最近思うこと。
『病めるときも健やかなるときも、喜びのときも悲しみのときも、富めるときも貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り◯◯なことを誓いますか?(宗教、スタイルによって若干変わる模様)』
『はい、誓います。』
これ、やめたら?と思うのですが。
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『これが絶対』なんて絶対ねぇ

湘南乃風の『黄金魂』に出てくる歌詞です。ウルトラマラソン、アイアンマンなどに出る人は必須の曲です。


終身雇用、年功序列、年金、医療、憲法9条、平和、土地神話、株神話、銀行神話。
いままで、日本において『絶対』と言われていたものは、この10年〜数十年でもろくも崩れ去りました。そろそろ気づいた方がいいし、認めた方がいいんです。

『これが絶対』なんて絶対ねぇ

って。
結婚もその一つで、大体日本では3組に1組が別れています。最初の誓いはどこへやら。ちきりんさんなんて、結婚はオワコンとか言い出す始末。
僕はオワコンとは思いませんが、冒頭の部分だけは少し変えた方がいいのではないかと思います。
『(病めるときも健やかなるときも〜)誓います!』というのは、就活生が『御社が第一志望です!』というのとあまり変わらないのではないかと。
むしろこうすべきではないかと。
『富めるときはいいけど、貧しきときこそこづかい減らされたらモチベーション減って困るし、健やかなるときはいいけど病めるときは病んでるんだからほっといて欲しいし、慰めるより慰められたいときあるし、誓ったはいいけど出来なかったら怒られるのってなんだか割に合わないし。だからそのへんは勘弁してほしいっす。なので30%だけ誓います!あとは頑張ります!』
 

緩慢な凋落よりも漸進的な前進を

これを不謹慎な!不誠実な!とののしるそこのあなた。逆です。こちらの方が謹慎?だし誠実です。実際幸せにもより近くなります。僕は最近本当にそう思います。
『御社が第一志望です!』と言って平気で内定辞退する就活生。
『絶対に潰れません!』と言って潰れる会社。
『皆と働けて俺は幸せだ!』と言って次の月に転職していく上司。
そして『誓います!』と言って誓いを全う出来ない男たちと女たち。

出来ない約束はしない方がいい

と誰もが思ってるのではないでしゅか?そうじゃないでしゅか?
最近分かったことが一つありまして、人間の幸福感というのは、ある一つの言葉で表現できるということ。それは、

『漸進的な前進』

です。
給料も、ずっと高値安定で全く上がらないよりも、最初貧乏でもいいからちょっとずつ上がっていった方が幸せを感じます。生活レベルもそうですよね。なぜか年収700万円もらっていても、それが新卒から60歳までずっと変わらなかったら不満を抱くのが人間です。
また、生涯年収が3億で給料が年齢とともにだんだん上がっていった人よりも、生涯年収が3億5000万で給料が横ばい、そして最後はちょっとずつ減っていったという人の方が、たぶん不幸感は強いです。
だから、思うんです。
結婚も漸進的な前進ぐらいでちょうど良いのではないか、むしろその方が幸せなのではないかというのが僕の仮説。幸せになるために結婚するのだから、幸せになるための、幸福感を感じられるようなステップを踏んでいくべきです。
そもそも、最初から完璧を約束するから、最初が頂点になってしまう。そこから100点、98点、95点、90点、85点と下がって行くにしたがって不満が募るんです。『誓ったことやってねーじゃねーか!?』と。
結婚式を頂点に、緩慢な凋落が始まるわけです。コレの怖いところは、100点から始まるので、60点になったぐらいでもう、『40%下落』なワケ。0%当時から比べれば格段の進歩にも関わらず、『サイテー』と言われるワケ。割りに合いません。
ところがこれが、最初を30点にしておけばどうでしょう?そこから上げていくのはどうでしょう?
『お!最近頑張ってるね!結婚式の時は健やかなるときと富めるときしか全然コミット出来てなかったくせに、今は病めるときもちょっと配慮できるようになったね!エラいエラい!』となりませんかね?
同じ60点だったとしても、30点から始まっているので倍増。MVPものの評価になりませんかね?
世の中の多くが最初完璧から始まる減点主義から、加点主義に変わりつつあるなかで、聖域だけが減点主義のままだと大切なことを見落とすような気がしていますので。
次に結婚する方、一度お試しでやってみてください。絶対離婚の確率減るし、より幸せになれると思うから!笑いも取れると思うし!
***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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