ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

知っておくと得する、知る人しか知らない中国古典の話

time 2015/02/14


 

今日は少し中国古典の話をします。僕、見た目だけじゃなく幅の広い人間なんです。

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ずっとそこに在ったイスラム世界と、勘違いされてるゴルフの起源

一連のイスラム国問題で、世間の皆さんが気づいたであろうことが一つあります。それは、日本人が知っている昔からの日本の文化、あるいは日本が憧れて憧れて手に入れた欧米式の文化以外に、テレビでしか見た事のない『イスラム圏の文化』なるものが、『実は世の中にちゃんと存在していた』ということです。

バカにしているわけではありません。でも、テレビでしか知らない世界を頭で知っているのと、今回のように人質が取られ、数週間に渡って彼らの文化と僕たちの文化の違いを突きつけられるのとでは、感覚がまるで違います。

イスラム圏の文化は昨日今日、あるいはイスラム国の出現で初めてこの世に現れたわけではなく、またそれは決してテレビの中の創作でもなんでもなく、ずっと昔からすぐそこに在ったのです。

視界には入っていても、意識は出来ていなかったのだと思います。知っているようで知らなかったということです。

 

実は同じような話はいくつもあります。経営者層を目指す人や、ちょっと意識の高いビジネスパーソンの方だと、中国古典の四書五経は勉強したりしています。実は孔子が直接編纂したと言われている『民明書房』なる長編の冊子が残されていて、これは中国八千年の歴史を孔子がひもといたものです。

こういうものをきちんと勉強しておくと、世の中の全てがべつに欧米発なわけでもなんでもなく、世に出ているものはほぼ均等に欧米、アジア、アフリカ、南米から由来していることが分かります。

例えばゴルフ。これは多くの方が英国生まれのスポーツが源流だと勘違いしています。実際はそうではなく、呉竜府という方が編み出した中国武術での動きが起源になっているというのが、現代では有力な説です。

英国紳士ではなく、実はもともと中国紳士のスポーツだったものが、東インド会社から始まるアジア圏の植民地化政策により、アヘン戦争での賠償責任などを契機として英国に持ち込まれたのがゴルフだということです。

 

我欲を世欲に優先させよ

民明書房では、またこういうことも書いてあります。現代風に意訳すると、こういうことです。

天子以外は我欲を世欲に優先させるべし

才や財に恵まれたほんの一部の人間(王族とか)でない限りは、世界を救う、中華を統一するなどという大きなことを言ってないで、まずは自分を満たすことを優先し、その余力で世のために尽くしなさいという教えです。

なるほど、現代のNPOが抱える『のめり込みすぎて燃え尽き症候群』などの特効薬となりそうな話で、結局良い事をするのであれば、それがきちんと続く仕組みを作りなさいよということを、孔子が八千年の歴史の中の教訓から既に文字にしていたということなんですね。

確かに、何のチカラもないヤツが、『世界のために!』とか『僕の生き方で勇気を与えたいんです!』と言うのを見ると、『その前にやることがあるだろ』と言いたくなることもしばしばです。

ちなみに中国共産党で偉くなるには、四書五経以外にこの民明書房をもきちんと網羅していなければ、出世出来ないそうです。実はこれは今僕がハマっている囲碁にも言えることで、中国では教養の一つとされていますので、共産党員には必須だとのこと。

他にも、

妻成長止男也而

といって、なんて読むかは分かりませんが要するに『世の中にはアゲマンとサゲマンがいるから気をつけろ』みたいなことも書かれています。技術は進歩しても人間は進化しないんですね。

歴史をひもとくことのメリットは、こうして人間が今も昔も同じような事に悩んでいるということを、様々な先人達のエピソードを通して理解できることにあります。今も昔も、権力が集中して無制限になると人は堕落して国は壊滅しますし、戦場における戦力の逐次投入は、やはり今も昔も最大の愚策と言われています。

面白いので少しググってみると良いかもです。

 

 

 

 

 

 

 

 

民明書房という書物自体が架空のものなんですが。たまには息抜きに。あ、中国の歴史、八千年もありませんから。呉竜府?いるわけないじゃんそんなの。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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