ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

コケ方と起き上がり方の練習は緩斜面で

time 2015/03/02


 

家族でスキーに来ています。締めもあり土日があまりなかったので、溜まった債務を一層しに。

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娘にスキーを教えるの巻

5歳の娘にスキーを教えております。絶賛苦戦中。昔、母校の関係で中学生に教えていたことがあるのですが、そのときの経験はクソの役にも立ちゃしません。まず、言葉が通じない。

転んだら、

『ぎゃはははははははは!』

滑れたら、

『ぎゃはははっはははははぁ!』

転んだら、

『いーーーたーーーーいーーーー』

休憩したら、

『もーうーかーーーえーーーーるーーー』

ちょっと出来るようになったら、

『パーパーじゃーまー』

動物園は行くのは誰でも出来ますが、運営するのはとても大変です。

運動神経は普段の動きを見ている限り恐らく良いはずなので、とりあえず最速成長をさせるために、まずリフトに乗せました。論理的に説明しても何も分からない歳なので。

去年少しだけ滑ったもののほとんど忘れていたので、今回が実質初めてでした。が、終わる頃には発進、右折、左折、止まるが出来るようになっていました。初心者用ゲレンデだけなものの、ほとんど転ばずに下まで一人で下りてくることができてました。さすがオレの子。

 

教える際に一番重視したこと

スキーの場合、他のスポーツ同様に教えるポイントはいくつもあるのですが、今回一番重視したのは、まっすぐ滑るでも右折でも左折でもありませんでした。

重視したのは、

『コケ方と起き上がり方』

です。

スキーは他のスポーツと違い、コケることに危険が伴い、起き上がる際に困難が伴います。スキーをある程度の年数やっていると何とも思わなくなるのですが、今回娘を教えていて、なるほど結構この部分は大事だなと思いました。

まずコケるとき。このとき、後ろに倒れると下手をすればどこまでも下ってしまいます。板が下を向いているので、どこまでも滑っていけるからです。体重が後ろにいくと加速するのもスキーの特徴です。また、変に板をいじろうとすると、足が左右逆に向く、なんて悲劇も起きたりします。

それから起き上がるとき。同様に下に板が向いていると、よほどバランス感覚が優れていない限り、立つことはできません。ズルズルと下に落ちていってしまいます。板を斜面に対して90度に横たえ、エッジを立てて立ち上がるのが正解です。

コケた際に、板が左右逆に向いたままコケたりすると、板を一度揃えるために足を捻る必要があります。これも間違えると大変な角度に両足が開いてしまいます。これを幼児に説明するのは大変でした。

このコケ方と起き上がり方には、特に時間をかけました。何回もコケさせ、何回も起き上がらせました。当たり前ですが緩斜面で。これが急斜面だったら、当然のことながらいつまでも出来なかったことと思います。

結果としてコケ方も起き上がり方も相当上手になり、最後の方は遠くで見ていてもコケたあとに勝手に起き上がって僕のところまで滑ってきました。

 

大人もコケと起き上がりは緩斜面で

今回思ったのは、大人もコレを応用すべきということ。全速力で物事に取り組むのは、それはそれで良いことです。PDCAが早く回るとか、成果が早く出るとか、良いことは沢山あります。

でも、コケ方や起き上がり方を知らない人がそれをやると、全速力であるがゆえに、怪我をする確率が飛躍的に大きくなるのではないかと、最近心配になってきました。

そういわれてみると、リクルート社の新人研修で有名な『名刺集め』にも、一定の説得力があるような気がします。

あれは一種の『コケ方と起き上がり方』のトレーニングなのです。しかも緩斜面での。

名刺を集めまくる過程で、心ない断られ方をしたりすることもあります。でもそもそもノルマがあるため、そのことに心囚われていつまでも足を止めているわけにもいかない。さっさと復活して次の名刺をもらいにいかないといけないわけです。

ちなみに断られようが何しようが、ビジネス的に一切のマイナスがないのがこの名刺集めの特徴です。緩斜面でのコケと同じように、ダメージはありません。起き上がるのも容易です。だから、受けたダメージを受け止め、咀嚼し、消化し、あるいは無視し、次の目的地へと向かうパワーを生むサイクルを社会人になりたてのペーペーが習得するのにはもってこいなのです。

リクルートの強さは、こういうところにあると思います。

コケたり起き上がったりする練習を緩斜面でしていない人はどうなるでしょう?その必要すらないエリートの人に多いのですが、そういう人はゆくゆく急斜面で初めてコケることになり、そして二度と起き上がれないほどのダメージを負うこともしばしばです。

コケてないからコケ方も分かっておらず、ましては起き上がり方なんて今まで必要のない人生しか送ってこなかったからです。起き上がれない人は、肌感覚ですが絶対に長期的に発展することはありません。どこかで折れたままになり、鬱屈してやっかいな中年になるのがオチです。

全速力で、最大効率で、も全然オーケーです。それはそれで成長を加速します。だけど、コケ方と起き上がり方も、え?これぐらいで?と思うような緩斜面でトレーニングしておくと、いざほんとにヤバいときに役にたったりするものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言い忘れてましたが、娘は途中で『スキー飽きた』といって帰っていきました。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。