ココがスゴいよリゾナーレ八ヶ岳(星野リゾート)


 

先日行ったリゾナーレ星野リゾートの備忘録。こんなブログは滅多に書かないのですが、たまにはジャンクにまみれたこの舌が珍しく感じた天国を書き残しておきます。

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リゾナーレ八ヶ岳へ行ってきた

久々の休暇だったので、リゾナーレ八ヶ岳へ行きました。かの星野リゾートが運営。毎度のことながら、到着するまで目的地を知らされなかったのは秘密ですが。

新宿から特急で2時間で小淵沢駅、そこからバスで5分ほどの場所にあります。前回来たときびっくりしたのですが、そのままにしていたので今回は書き残しておこうと思った次第。

いくつかびっくりした項目を挙げます。

①空いてる
冒頭のような素敵な北欧風の建物が立ち並ぶリゾナーレですが、前回、今回とびっくりするぐらい空いてました。北欧風の建物の他に、波打つ巨大プールがあったり、様々なアクティビティがあったり、後で触れますが食事がびっくりするぐらい美味しかったりするわけですが、以前来たときも今回も、心配になるぐらい空いてました。巨大な経費がかかってるだろうに、大丈夫かリゾナーレ?

②接客が完璧
偏見があるわけではないものの、こういうへんぴな場所にある、もしくはその地域において独占的な地位を築いている組織というのは、得てして横暴だったり粗雑だったりな接客になりがちです。富士山山頂部が良い例。わざわざ富士山に登りに来てくれてる外人さんに申し訳ない気持ちになりました。しかしここは末端のレジや係の人まで本当に完璧。リッツカールトンにいるかのような心地よさでした。相当訓練されてると思います。こういった業界で給与が高くないのは想像できますが、ここまでのトレーニングをしているのはさすが星野リゾート。

③実は100年企業
星野リゾートって、僕が小さいときは名前も聞かなかった(子供だから今思えば当たり前)から、最近出てきた資本家率いるポッと出の企業なのかなと思ったら、実は2014年で創業100年を迎えてました。英語もしゃべれない、日本式のおもてなしをほとんど押しつけで杓子定規にしか提供できない日本の旅館業界と異なり、これから日本に外人さんたちを誘致するのに、まず合格といっていいサービスを提供できていると思います。頑張れ星野リゾート!

④雪の中の乗馬アクティビティを薦めているのに、雪が降ると危ないから中止
エレベーターの中には、『雪の中で乗馬ガール』的な、なぜか女子向けに馬乗りを薦めるポスターが貼ってました。さてこれは娘に思い出を作ってあげるチャンスとばかりに、フロントへ電話した僕。そしたら、『あいにく雪が降ると馬が滑ってお客様の安全を保障できないので中止です』とのこと。いわゆる、釣り的物件を掲載しておいて、実はそれ成約済みです、みたいな不動産屋的手法でしょうか。もう現地に来てるから釣る意味ないと思うんですが。最後まで謎でした。

 

まぁ色々びっくりさせられたわけですが、短期間ではあったものの堪能させていただきました。

ゲレンデでエクストリーム詰碁。

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スキー板を履いた雪ん子にも出逢いました。

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で、本題。

 

ココがスゴいよリゾナーレ八ヶ岳

で、一番びっくりするのがホテルのビュッフェ。たぶん僕、それなりに美味しいものを食べてきた・・・と言いたいところですが、ジャンクな生活に侵されてそんなに味覚が発達してる方ではないと思いますが、それでも今まで食べたどの高級ホテルのビュッフェも足元にすら及ばないほど、ここのビュッフェは美味しかったです。

ダントツナンバーワン。3年ぐらい前に一度食べに来たときにびっくりして、そして今回食べてやっぱりびっくりしました。お一人様たしか3600円と、高級ホテルのビュッフェよりは安いぐらい。

ちなみに僕は普段、ビュッフェというものをあまり食べません。女性陣の会話では『◯◯ホテルのビュッフェ今度行こう!』『行こう行こう、キャー、楽しみ!』なんて話が出るようですが、男の会話にまずそれは出てきません。かつ、万一食べにいったとして、あまり美味しいと思えるビュッフェに出逢ったことがありません。

実際、ビュッフェというのは美味しく作る努力を、レストラン側があまりしないメニューだとすら思っています。『偏差値55の能力と偏差値55の能力を掛け合わせれば、偏差値70になる』とは僕がよく言っていることですが、それはサービス提供サイドでモノを考えたときの話。

ビュッフェは『アラカルトより色々食べられる』、『無制限で食べられる』ことをウリにしているわけであって、それ自体が顧客にとって価値を持ちます。とすると、一品一品はそこまでクオリティが高くなくても、なんとなく全体の魅力で顧客を惹き付けることが出来てしまいます。

大食漢に見える僕にも食に関しては微妙に繊細なところがあり、『色々食べられるから微妙に美味しくないものも美味しいと言える』ような神経はあまり持ち合わせていません。だったら少量でもアラカルトで美味しいのが良い。

そんな僕が始終唸っていたのがこちらのリゾナーレ八ヶ岳の、YYグリル。高原ということで、野菜を始めとした素材が美味しくいただけます。

まず注目すべきはぶどうジュース。こんな濃いの飲んだことないってぐらい濃くて美味しいです。深紅というか、深紫っていうの?どんな100%ジュースもかなわない200%ジュースでした。

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盛り方が下手クソですが、右側に手羽先が見える以外はほとんど野菜、魚づくし。野菜は普通序盤に食べておしまいですが、この日は終盤にもおかわり。なお、こういうところで『出しときゃ客が満足するだろ』的に適当に出されがちな唐揚げの一種、手羽先ですが、これも山ちゃんや風来坊と種類は違えどタメを張れるほど旨かったです。

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卵ですら、このようにツナとピンクペッパー、パセリを添えられてやたら高級そうな料理に。ちなみにコレ、かなり美味しく5個ぐらい1回の食事で食べました。

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料理が少なくなってくると、シェフの方が新旧の皿を入れ替えます。大抵こういう場合、めんどくさいのでがさーっとやるのが普通。そーっと見てましたが、一枚一枚、料理を丁寧に丁寧に移し替えてました。こういうところもさすが。ちなみに目の前の山は娘がタオルを被って邪魔してるところ。

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翌日の朝食もこんな感じ。一つ一つが単品でお金を取れるほどのクオリティ。朝から雑炊や山梨名物のほうとうもあり、◯ニーズや◯イヤルホストの雑炊なんかよりよっぽど美味しい。繰り返しますが、このクオリティでビュッフェです。野菜ばかりおかわりしてました。パンプキンスープは1回3杯は飲んだかな?

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僕は通常、ビュッフェにあまり行かないと書きましたが、どうしても行かないといけないときの常套手段としては、一通りのモノを食べたらすぐにカレーに移行します。

高級ホテルとはいえあまり美味しくないビュッフェでは、腹の減っている1巡目はなんとか我慢できますが、2巡目も同じ料理を食べるのはちとキツいです。かといって、満腹までにはほど遠い。とすると、味の保証がある程度あって、無難で、腹も膨れるカレー、というのが一番安全な選択肢となります。

なので通常は1巡目の直後にカレー、デザート、おしまい、となります。

が、今回はほとんどカレーや朝食の定番であるパン、そして(上記には載ってますが)ポテトなどのジャンク系には手を出しませんでした。意図的にではなく結果的にそうなったのですが、それほど野菜が美味しく、その他の料理も毎度唸るほど素晴らしかったからです。

普段、お菓子やジャンクに侵されてまともな味覚になっているとは思えない僕ですが、それでも本当に旨いものというのは、カラダが知っているんだと改めて思った次第。まぁ、これだけ旨いとカレーもきっと旨いに違いないと思い、耐えられなくなって1回だけカレーを食べましたが。

ご飯を食べた後のコーヒーやお菓子、一服。運動した後のビール。それらのものは、どこか中毒性のある『カラダが本来不要としているけれど、一時的にカラダの欲するもの』であるのでそこそこにするのが良いと思います。が、今回の一連の食事は、『カラダに本来必要で、カラダが恒久的に欲するもの』だったような気がします。

リゾナーレ、もしくは星野リゾートの何らかの施設が東京に出来たら、行きたいなと思った次第。以上、珍しいグルメレポートでした。

『本当に旨いモノは、カラダが教えてくれる』と思った休暇でした。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!