ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

つくばエクスプレスのエスカレーターが速かった話

time 2015/03/09


 

ここ数日、つくばに用事があり秋葉原からTX(つくばエクスプレス)に乗ってつくばまで通っていました。

そしたら以前は気づかなかっただけなのか最近導入されたばかりなのかは知りませんが、エスカレーターが二段階式になってました。

『ふつー』のと『高速』のと。

IMG_0354

 

高速エスカレーターのリスク

この高速エスカレーター、ふつーのに乗り馴れてる人にとっては、少し違和感があります。当たり前ですが速いからです。

写真を見ていただくとわかります。右がふつーの、左が高速エスカレーター。出口付近のおねーさんが分身しかけてます。それほどではありませんが、やはりスピードには差があります。

勿論便利です。一分一秒を争う我々ビジネスパーソンにとって、何の生産性も移動時間は、ただのコストでしかありません。それを推定5秒も縮めてくれる高速エスカレーターは、super cooooool!!!な存在です。

本音を言えば、その5秒の数十倍から数百倍を1日に無駄にしてしまっているものの、この登りで5秒短縮できてることが、変な満足感を呼びます。

しかし一方でリスクもあります。まず一歩目で、バランスを崩します。これはよほど覚悟していないと、少しばかりグラリとくるのは避けられません。なぜなら、僕たちにとって『エスカレーターの速度』というのは、日本全国ほとんどどこでも一律同じであって、カラダが高速に馴れてないからです。

つまり、カラダの機能が低下しがちな高齢者にとっては、要注意です。若くてピチピチしていてシャワーの水をはじく僕がバランスを崩したぐらいですから、じいちゃんばあちゃんは下手すると転倒の恐れもあるかもしれません。

そして高速ゆえに、その後のリカバリも難しかったり、降り口まですぐに着いてしまってそこまで体勢が整わなかったりすると、事故にもつながりかねません。

全くけしからん話です。高速かふつーのかは、乗る前にいちいち意識するものではありません。なにか起きてからじゃ遅いんです!何かあったら誰が責任取るんですか!

そういうことを考えずに高速エスカレーターを設置したTXには、憤りを感じずにはいられません。

 

 

 

 

 

・・・なんてことを、僕はあまり思いません。

 

 

行き過ぎてる弱者保護

この高速エスカレーターについて、僕はむしろ感動しました。その便利さにではなく、このエスカレーターを設置しようとしたTXの心意気に。

日本はいつの頃からか、弱者保護が文化となっている国です。これに違反すると、社会的に色々言われます。そしてその弱者保護ってのは僕は好きじゃないです。
(ここでの『弱者』とは、身体的精神的に一般の人よりも有形無形の理由によって機能が制限されている方を指します。あまり専門的ではないので漠と捉えていただければ。弱者と呼ぶのかどーなんだといかいう反論は今は要らないです。この場合、高齢者も一応弱者。)

正確に言えば、今のやり方での弱者保護が好きじゃないと言えます。今のそれは、強者の頭を押さえつけることで、弱者が悔しさや不便を感じたり、格差に苛まれることがないようにとの配慮からか、変な平等を実現するように設計されています。

エスカレーターは、じいちゃんばあちゃんも乗りますが、その十数倍から数十倍の数、急いでいるビジネスパーソンが乗っています。しかし一般的にはどのエスカレーターも、歩かなきゃいけないぐらい遅いです。結果、ゆっくり登りたいじいちゃんばあちゃんの横を、猛烈に動きの速いビジネスパーソンが駆け抜けていくという、誰も得しない状況になっています。

皆さんご存知の通り、小学校の運動会では、運動能力の格差が出ないように、みんな一等賞で仲良くゴールとなっています。脚の遅い子は守られますが、僕のように脚の速さしか取り柄のなかった子は、今や活躍の場を失っています。

でも良いのです、弱者が守られるのですから。強者が我慢するのは仕方ありません。

 

果たしてこれで本当に良いのか?多くの人は、『いや、そうじゃない』と答えるでしょう。僕もそう思います。これは正しい姿ではない。なぜなら、僕たちが暮らす資本主義というのは、強者の飛躍を促すことで、巡り巡って弱者に税金や社会保障という形で還元することを是とするシステムだからです。

弱者保護そのものには僕は賛成です。弱者は何らかの能力が弱いのだから、それは保護してあげないと、サポートしてあげないといけない。

バスのステップが数世代前のものと比べて、格段に乗車しやすくなったのは大正解です。でもね、バスの運転手さんたちに僕は言いたい。『お年寄りがきちんと着席したの見てから発進しろよ。』

これはそのうち僕の乗ってるバスでも事故になるんじゃないかと心配になるぐらい、乗車したばかりでヨタヨタしてるおばあちゃんを尻目に堂々と発進します。非常に危ない。こういうところは保護してあげないといけない。

一方で、公園をよく見てみると、小学校高学年でしか出来ないようなアスレチックの横に、年少の幼稚園児がきちんと遊べるような超安全遊具があったりします。小学校高学年の子はつまらないので幼稚園児用遊具では遊びませんし、逆は身体能力的に無理なのでやりません。

つまり、強者向けと弱者向けのものを同じスペースに置いたとしても、何らかの形で棲み分けが行われてきちんと機能するってことなんです。子供の弱者でも、自分に出来ることと出来ないことが分かっています。大人も然り。もし分からないとしたら、それは本人の自己認識能力不足です。

行き過ぎた弱者保護を貫くなら、公園は全員お砂場遊びにすべきです。出来ないでしょうね、そんなこと。ブランコもアスレチックも危ないから、全てを砂場にするなどはアリなんでしょうか?

勿論そんなことはないと思います。

 

今回のTXのエスカレーターも一緒。急ぐ人は高速エスカレーターで、そうではない人はそうではない方へ、きちんと棲み分けが出来ていました。

そして危ないだの怪我したらどうするだのという反論があったと推測するものの、そういった声が上がるのを承知でTXの駅に高速エスカレーターを導入した会社に、僕はエールを送りたいと心から思っています。

エラいぞTX!?

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。