ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

スケート選手とプロ野球選手は仲良くなれない #575

time 2015/04/06


 

ジャンクスポーツ系のインフォーマルなスポーツ特集番組が好きで、なかなか見る時間がないので気づいたときは録画して暇なときに見たりします。カトパンが好きで見てるんです。

ジャンクスポーツじゃないんですが、様々な種類のスポーツ選手が集まったちょっと前の番組で、『スケート選手とプロ野球選手は仲良くなれないんですよ!』とオリンピック金メダリストのスケートの清水宏保さんが吼えてた話。

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プロ野球選手の年俸+αの話

SMAPの中居くんが司会をしていて、スポーツ選手にお金のことをガシガシ突っ込んでいくという番組でした。参加したのは前述のスケート選手、プロ野球選手、プロボクサー、シンクロナイズドスイミングの選手などなど。

その中で僕もキャラ的に大好きな元ヤクルト、元ドジャースの石井一久さんが中居さんにお金周りをガッツリ突っ込まれてまして。曰く、

▼退団から10年経った今でも、ドジャースから当時の給料を分割でもらっている。年間にして外車2台分ぐらい。(彼のいう『外車』って・・)

▼キャッチャーはアウト一つごとに数千円のボーナスが出る。1アウト3000円ぐらいで1試合8万ぐらい。

▼1試合出るだけでパリーグなら数万、セリーグならお金が立つ(=札束)もらえる。

▼開幕時に1軍にいるだけで1000万もらえる。

などなどな仰天の話を、石井さん特有の何も考えてない感じであけっぴろげに話していました。

全体的に面白い番組だったのですが、ただでさえ巨額の年俸をもらっているのに加え、上記のような話を石井さんが何の気なしに話したときの場の凍りつきかたといったらもう。石井さんともう一人のプロ野球選手、そして司会である中居さんの3人以外の全員の顔が、引きつってました。というか究極に真顔。

笑いの効果音で何とかごまかしてましたが、そこにスケートの清水宏保さんの声。

『僕たちスケート選手は、プロ野球選手と絶対仲良くできないんですよ!』

隣には、人のお金の話なのに涙目になっているスケートの村主選手がいました。金メダリストでプロボクサーの村田さんも、完全な無表情になってました。それらの引きつった顔と石井さんののほほんと巨額のお金の話をするときの顔の違いと言ったらもう・・・

『苦労してきたのにな・・・』と言ったスケートの村主さんの言葉が印象的でした。

 

報酬の差は、何から生まれるのか?

出演していたスポーツ選手は、どの人も超一流でした。しかし年俸には数倍、数十倍どころか数百倍の差があったと思います。これは果たして彼らの選手としての実力の違いからくるものなのでしょうか?

ある尊敬するTVマンの方とお会いしたときの話です。『俺たちはもらいすぎなんだよ!制作のヤツらの方がずっといい仕事してるのに!』と壮大なる自虐トークをされていました。その方は上に厳しく下に優しく、そして圧倒的な実力を持って誰もがうらやむ場所まで上り詰めた人です。

その方が言うのだから実際にそうなのでしょう。TV局の人は恐らくお給料をもらい過ぎで、その下請けとなっている制作会社の人たちは、同じ仕事をしているのにその数分の一の給料でこき使われていることと思います。同じ構造はトヲタ自動車とその下請け、大手広告代理店とその下請け、どこぞの親会社の使えない管理職と子会社の有能な社員の間でも成り立っています。

そしてそういう構造だからこそ、その格差が広がることはあっても、縮まることはほぼありません。仕事は請ける側より作る側の方が圧倒的に有利だからです。

が、では果たしてその格差の中で共存する両者にそれだけの実力の差があるかというと、たぶんありません。上記TVマンの方が言うように、額面ほどの差はない、もしくは下請けの方が優秀、ということはありそうです。

結局のところ、報酬の違いというのは親会社と下請け、どちらの川で普段泳いでいたかというだけのことです。たったそれだけの差が、給料で言えば数倍の差になり、生涯賃金で言えばウン億円もの差になり、子供の教育にかけられるお金も、食費にかけられるお金も、それらによって得られる経験値も、そしてヘタしたら人生そのものも、恐ろしいほどの差に広がります。

だからこそ未だに学歴というものを極めることによってスタート地点を少しでも良いものにしようと、良い大学、良い企業を志向するという人が後を断たないのかもしれません。非常にくだらないことではありますが、僕はこのことについて不正解だとも言い切れないと思っています。

もしプロ野球選手という枠の中で報酬が違うのであれば、それはすなわち実力の差です。僕たちの業界でも、フルコミッションのためか成績が上の人から下の人まで報酬に何倍、何十倍もの差がついたりします。これはある意味公平です。差を埋めるのは努力しかありませんがな。

しかし一流のプロ野球選手と同じく一流な金メダルを取ったスケート選手、ボクシング選手を比較したとき、そのアスリートとしての実力、努力、才能、支払ってきた代償に甲乙はつけられません。にも関わらず報酬にはやはり膨大な差が生まれます。

それはなぜか?やはり泳いでいる川が違うからです。普通に泳いで流れに乗れる川を泳いでる人と、ハナから激流な川を泳いでいる人では、その労力に比した進み具合において差が出るのは当然のことです。シビアなようですが、人気のあるスポーツと人気のないスポーツのそれぞれの一流選手が泳ぐ川は、全く違うということです。

当たり前の話ですが、報酬が全てとは別に思いません。それぞれがそれぞれの好きな道、得意な道を極めるがよろし。だけれども、現実的には泳ぐ川によって、少なくとも金銭面とそれに伴って実現できる数々のことにおいて報われる報われないが大きく変わります。実力や才能ではなく、泳ぐ川によって変わるんです。

だとするならば、たまには努力のベクトルや量だけではなく、自分が泳いでいる川がどんな川なのか、少し考えてみても良いのかなと思います。順流なのか逆流なのか、激流なのか。それによって、投入した努力に対してどの程度報われるかというのが、決まってくるからです。僕、浅はかなので、やっぱり報われない人生なんてイヤなんです。

だから僕はカバディで世界を目指そうとは思いません。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

 

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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