ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ラッスンゴレライはたぶんもう厳しいと思う3つの理由 #580

time 2015/04/11


 

僕の中で、今年の消えていく芸人ナンバーワンが決まりました。大変残念な栄えある1位は、もはやコンビ名にとって代わってしまった『ラッスンゴレライ』こと、『8.6秒バズーカー』(以下ラッスン)です。

ネットの噂で日本籍でないとか極端な反日発言がツイッターで流されてるとか『8.6秒』が原爆投下の日を示唆してるとか、くだらない話が色々と流れていますが、そういうことを根拠にしているわけではありません。

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ラッスンが厳しいと思う理由 その1 新商品開発、販売が出来ない

企業でも芸人さんでも、一度バカ売れした商品を捨てるのはとても難しいことです。企業であればバカ売れ商品が売れているのと並行して新商品を開発し、横の棚に陳列することも出来ます。しかし芸人さんの場合は、限られた時間の中であるネタをやるということは、それ以外のネタが出来ないということを意味します。

つまり、売れるためには売れるネタを演じ続けなければならず、そしてそれはラッスンゴレライであり、新しいネタを顧客に試す機会がありません。ラッスンはいつか飽きられるネタであり、飽きられたときに次の機会を創出するための訓練をしておくべきなのですが、ラッスンを演じることで呼ばれている以上、それもできません。

何より難しいのは、ラッスンがいまなお売れているネタであるという状況です。先日はコンビニでもラッスンのDVDが出るというアナウンスがありましたし、先輩芸人たちがどんどん真似ています。そろそろ緩やかに人気が落ちてきたということであれば新しいネタを試す気にもなると思いますが、人気が下がるのは芸人さんの場合は大体『低下』ではなく『落下』です。まだ新しいネタまで準備出来ていないと僕は見ています。

『その日』が来たとき、リカバリーできるほどのネタが果たしてあるのでしょうか。あるいはそれがあったとして、ラッスンではないネタを、観客が受け入れるのでしょうか。

 

 

ラッスンが厳しいと思う理由 その2 負け馴れてない

ラッスンは芸歴1年目です。今テレビを賑わせてる芸人さんたちの芸歴が最低でも平均10年から15年なことを考えれば、オリエンタルラジオ以来の快挙です。

ゆえに、ラッスンは負けを知りません。たぶん、少なからぬ程度、調子に乗っていることでしょう。どんなに親が子供に危ないから気をつけなさいと言っても、子供は結局怪我をするまで気づきません。それと同じで、負けるまでラッスンが負けの味を知ることはないと思います。

仮にラッスンがそういったことにどんなに気をつけていたとしても、周りは彼らの将来の凋落を一切考えずにどんどん持ち上げます。それが芸能界です。売れる時に売り切るのが鉄則。

登山と同じで、登れば登るほど足場は狭くなり、滑落の危険は増します。落ちたときのダメージは、高さの2乗に比例します。負けを知らないラッスンが、綺麗に受け身を取れるとは僕にはどうしても思えません。

多くのトップ芸人さんは、全くウケない時期を長期間経て、テレビのシーンに登場します。ウケなかったらどうするか、観客の反応が微妙だったらどうするか、そういった『なんとかする力』みたいなものを試行錯誤の末醸成して自分の力にしたうえでテレビに出ています。

最初からウケてしまっているがゆえに、ウケない所から挽回するための粘りが醸成されないというのは皮肉以外の何者でもありませんが、受け身の練習をする機会を持たないまま世界選手権に出てしまっては、投げられたときのダメージは推して知るべしでしょう。

 

 

ラッスンが厳しいと思う理由 その3 実はあんまり面白くない

本質的な問題ですが、ラッスンは実はあまり面白くないと言われています。誰かが彼らのネタを文字起こししたのですが、確かに!と思わざるを得ませんでした。リズムで強引に押し切っているので面白いように見えるものの、言っていることはごく普通のことです。オリエンタルラジオとの差はそこにあったかなと。

面白くないことを言っても面白く見えてしまうのは、ビートたけしさんや松本人志さんのような超大物だけ。新人はまず面白いことを追求しないといけませんが、そこをリズムでデフォルメしたラッスンのネタは、早晩行き詰まるのではないかと思います。

 

 

なーんて勝手なことを言ってきましたが、希望があるとすれば、先のオリエンタルラジオの例。ラッスンと同じく芸歴がほとんどないままヒットして、その後ものすごい勢いで堕ちていって(レギュラー番組が10本以上あって、それが1年でゼロになったそう)、そして前以上の場所に戻ってきたのは僕の狭い知識の中ではオリエンタルラジオだけです。

ただの高音質のボケ役から、芸能界にいなかった極チャラ芸人に変化して新たな立場を確立した藤森さんのように、ラッスンが変化出来るのかどうかは注視していきたいところです。

宝くじに当たった億万長者が前の場所には戻れないように、ラッスンも今やることやらないと厳しいんちゃうかなと思う今日この頃です。僕のように、どこにも登ってなければ堕ちようがないんですけども。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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