ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

やっぱり薄口な人生よりも濃密な人生を! #588

time 2015/04/20


スラムダンク読みました。宿の近くにあった24時間営業の喫茶店で。ほんのちょっと流し読みしただけなのに、うっすら目に涙が。喫茶店なのにゴミが目に入ってしまいました。

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スラムダンクに描かれている戦いは、たったの40分

ジャンプ黄金世代に育った僕にとって、『ドラゴンボール』、『幽々白書』、『ダイの大冒険』、そして『スラムダンク』は今も全てのストーリーを覚えているほどハマった漫画です。なかでも、ドラゴンボールとスラムダンクは別格でした。

かめはめ波や界王拳の練習をしたことは数知れずだったし、中学校時代の昼休みはほとんど全て、流川くんや沢北くんに憧れて1on1をやってました。サッカー部だったけど。非人間的なワザが飛び出すドラゴンボールよりは、わりかしまともで等身大の身体能力の人間の世界を描いているスラムダンクの方が共感の度合いは高かったと思います。

当時は登場人物の彼らとほぼ同じ年代の学生として生きていたので全く気づかなかった事実が一つあります。それは、 スラムダンクに出てくる感動的な試合のあれやこれの試合時間です。

当たり前の話にも関わらず驚くべきは、スラムダンクに描かれている試合の全てが前後半20分ハーフ、計40分の出来事だということ。巻数にして、1試合2−3巻、インターハイ出場を決めた陵南戦が4巻(18ー21巻)、大ボス山王戦に至っては7巻(25ー31巻)も使って書いています。

1巻あたり、9話程度掲載されているので、1巻分だけでジャンプ換算で掲載に2ヶ月強かかります。山王戦はなんと丸1年以上を使ってるわけで、その期間ずっと僕たちは湘北VS山王戦の行方に心躍らせていたということになります。

たった40分の戦いに僕たちがそこまでのめりこんでいたのは、スラムダンクという世界の中で躍動する主人公たちにそれだけの魅力と、それを存分に引き出してくれる戦い模様があったからに他なりません。つい先ほどスラムダンクを読み返してみて、一瞬で世界観の虜になっている自分がいました。主人公たちの飽くなき挑戦と挫折と、さらなる努力と結果的に道を切り開いていく様を見て、たった2巻読んだだけなのに、目にゴミが入ってしまいました。

 

 

濃縮された時間を生きたい!

当時、僕はスラムダンクを読んでも泣きませんでした。最終話の感動的なシーンでも、感動してアツくはなりましたが、涙までは出ませんでした。

しかし今回、ほんのちょっと読んだだけで心が号泣。目の前に人がいたので必死に我慢しましたが、いなければ普通い泣いてたと思います。

なぜか?恐らく、『たった40分のなかに全てを懸ける』という生き方を、僕自身しばらくしてこなかったからだと思います。そして、その短い時間に全てを懸けてる主人公たちを見て、強烈な憧れと感動と悔恨と決意とが入り交じって溢れて出てきたからだと。

人は、大人になればなるほど時間の流れが速くなります。勿論時間の長さが物理的に速くなるわけはありません。でも、体感速度は間違いなく速くなります。小学校のときの夏休みは宝物であり膨大な長さに思えたのに、社会人となった今の1ヶ月は、何気ない中で何気なくいつの間にか過ぎていきます。

見るもの聞くもの体験するものがほとんど全て初めてで、かつ全力で取り組んでいた子供時代、時間の流れは非常に緩やかでした。1年生の1年間と3年生の1年間というのは、全く別の時間でした。今はというと、意識していないと、ただただ同じ時間が繰り返されていきます。大人というのは子供に比べて相対的に能力が高く、その高まった能力を半径とする安全地帯の中で暮らしていくことができてしまうからです。

何もしていない人ほど疲れる

とある人は言いました。確かに、全力で何かに挑んでいるときは疲れません。惰性の中で生きているときほど、なぜかずーんと疲れます。大人というのは、意識して現状を変えようとしなければ、このずーんと疲れる感覚のなかで、時間がどこまでもどこまでも過ぎていきます。

オラそんな人生イヤだ!!!

スラムダンクを読みながら、自分の人生のなんと密度の薄いことを後悔しました。少しおとなしくしすぎたようです。2014年、色々やったおかげで、自分のなかの安全地帯はだいぶ広がりました。そして、その安全地帯の中で暮らすことに、少なからぬ快感と安心感を抱いていたように思います。

そしてそれが原因で疲れていたということに、うっかり気づきました。スラムダンク、すげーよ。大人が読むべき教科書だよ。

薄口な人生もいいでしょう。でも、たぶん何を食べたか忘れるんじゃないでしょうか。僕は多少喉が渇いてもいいから、やはり濃密な人生を送りたい。濃縮された時間を過ごしたい。

トライアスロンのスイムでは『ヘッドアップ』といって、ほぼまっすぐ泳ぐのが負可能な海で定期的に頭を上げて、目標を確認するという作業をします。それをしないと、どんなに速い人も、あさっての方向にいってしまうのが海。まっすぐ泳げるか泳げないかというのは、まっすぐ泳ぐのが得意か否かではなく、きちんとヘッドアップをしているかしていないかだけで決まります。

僕は今回スラムダンクを読んで、やはりアツい人生、濃い人生、そういうものを目標とすべきであると再認識しました。ちょっとあさっての方向に泳ぎすぎたようです。確かに余裕の人生、波風ない人生は安心感はあるけれど、そんなのつまらないもんね。

てなわけで、ジャンプ黄金世代に育ってきたことを少し感謝したのでした。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。