第45回MDRT日本会大会に来ています@福岡。日本中から業界トップ1%の優秀な同志たちが集まっていて、強烈な学びの場となっています。自分で自分の仕事に満足出来たことは一度もありませんが、MDRTの端くれとしてこの場にいられることを嬉しく思います。
僕のようなギリギリ会員から、雲上人まで様々な人が集っています。もっともっと学んで帰りたいと思います。ちなみに、雲上人は同じ日本人のはずなのに何しゃべってるか分かりません。どうやってお客さんと会話してるんだろといつも思います。
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また言っとるがな原監督

大して興味があるわけではありませんが、テレビが点いていてプロ野球のダイジェストなどがやっていると、つい見てしまいます。シーズンが間近となり、選手それぞれがキャンプインしている場面をなぜか見ることが多い気がします。
原監督がある年、こう言っていました。『今年が勝負です。』と。
次の年、また似たようなことを言っていました。『今年が本当の勝負です』と。
その次の年も、また似たようなことを言っていました。『今年こそが勝負です』と。
結局、テレビ画面で見るたびに『今年が勝負だ』と言っているわけで、大して勝負にこだわって生きてきたわけではない僕は、『なんだこの今年が勝負だ詐欺は???』とずっと思っていました。自分が生命保険業界で働くようになって、この言葉の意味がよーーーーーーく分かるようになりました。
 
 

先輩から言われ続けてきたこと

この業界は、色々言われていますがいまだにそれなりに厳しい業界です。業界全体で見れば、2年で9割が退場を余儀なくされると言われています。僕の同期はたしか20人以上いましたが、今残っているのは片手の指以下です。最初に辞めた人は数日、次に辞めた人は数ヶ月でした。
そんな業界で生き残るには、僕にはあまりに才能も人脈も実績もありませんでした。なので、色々な人に弟子入りし、寄生虫のごとくちゅーちゅーと先達に倣ってきました。すぐに頭に思い浮かぶだけでも師匠が10人はいます。いやもっといるから。
今回で5回登録。あと5回でなんと終身会員です。入社した頃には思いもよらなかった場所に立てている幸運に、心から感謝しています。
 
さて、MDRTとはちょっと違いますが(とは言っても似ていますが)、社内基準の『社長杯』というものに入社以来9年連続で入っています。お客様に恵まれたとしか言えませんし、自分の力は消費税以下しかありませんが、なんとかかんとか続いています。
入社したとき、僕は先輩にこう言われました。

『今年が勝負だぞ。入社1年目で入れるか入れないかで、人生は大きく変わる。』

 
なんとかかんとか1年目に入賞して、そのご褒美に2年目にコンベンションでハワイに連れて行ってもらったときに、先輩から言われました。

『今年が勝負だぞ。ていうか、お前今年入れなかったら会社やめろ。意味ないから。』

 
泣きそうになりながら、色々なピンチがありながら2年目も入賞して、3年目を迎えたときに先輩に言われました。

『今年が勝負だぞ。ていうか、お前今年入って3年連続になれないぐらいなら会社やめろ。意味ないから。』

 
会社だけは辞めたくないと思い、必死になって3年目もなんとか達成しました。そしたら先輩に言われました。

『今年が勝負だぞ。4年連続いけば、あと1回やれば5年連続になるだろ。俺みたいに会社からお祝いしてもらえるぞ。』

 
そうか、いつのまにか自分もそんなところまできたのかと思って4年目も頑張って達成したら、先輩から言われました。

『今年が勝負だぞ。5年連続出来ないなら、1回も達成してないのと同じだ。』

あとはもう想像できると思いますが、次の年は『5年連続やってそこで終わったと思われるとかっこわるい』から6年連続をやり、『ラッキーセブンていいだろ。』ということで7年連続をやり、『末広がりだから』ということで8年連続をやり、『あと1個で10年連続になるから』と9年連続をやり、今年10年連続が懸かっている、と、そういう状況にあります。
まさか自分の身に、『今年が勝負だぞ詐欺』が起こるとは!!!言われている最中は全く意味不明でしたが、振り返って、こういうことを言ってくれる先輩がいたからこそ、僕はここまで来ることができました。
自分が先輩になって思うのは、こういうシビアかつ本質的な呼びかけに応えてくれる後輩というのは、やる気がある人間でも大体5人に1人ぐらいなもんです。残り4人は脱落していきます。別にそんなの目指してないし。別になんとか食っていけるし。そんなに目標大声で言うのかっこわるいし。別にタイトルとかこだわってないし。。
ということは、僕もその『脱落する後輩』になっていても全然おかしくなかったということです。なんとかなんとか毎年くらいついてきましたが、振り返ってそうじゃなかった現実が存在し得たかと思うと、ガクブルでございます。
 
かのイチロー選手は、4000本安打を放ったときに『最も印象に残っているヒットは?』と聞かれ、『1本目も4000本目も一緒』と答えました。イチロー選手にとっては、全てのバッターボックスが勝負だったのであって、勝負でない打席など一つもなかったのでしょう。
僕もようやく分かりました。原監督も、別に『今年が勝負だぞ詐欺』をしていたわけではない。先輩も、『今年が勝負だぞ詐欺』をしていたのではない。ただ単純に、原監督にとっても、僕にとっても、本当に本当に、
『今年は勝負の年』で、それが毎年本当に本当に続いていただけなのだということに。
そんなわけで、2015年は勝負の年です。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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