ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ガイジンの邂逅 #628

time 2015/05/30


 

先日、山手線に乗ろうと渋谷駅をうろうろしていたときのこと。

目の前に、明らかにブロンドな白人の男が立っていた。白人は大体賢く見えるが、なんとなくそやつも賢そうに見えた。そこに、明らかに屈強な入れ墨の沢山入った黒人がやってきた。戦えば5秒で気持ちよく三途の川を渡れそうな感じだった。

どうやら渋谷で偶然出逢ったらしく、旧知の間柄だったようで、ガイジン特有の『Uhhhhhhh!』と、日本語で言うと『ウェーーーーイ!』的な感じで二人は近づいてハグしていた。

囲碁の次は英語をやろう、外資系エグゼクティブと早朝にジムで会っても文化的な話が出来るように、まずはヒアリングを今から鍛えておこう、と思って耳を澄ませたその矢先。

黒人『ひさしぶり〜』

白人『元気?』

黒人『げんきげんき!』

と、ごく普通の日本語トークが展開されて、とてもびっくりした。びっくりして怪訝な顔で見てしまった。

 

聞いてる限り、発音はそこまでよくない。ということは、ありがちな日本在住十数年の日本語マスターではなさそう。見た目からして、双方とも英語がしゃべれないなんてことはまずあるまい。にも関わらず、彼らは日本語でしゃべりはじめたのである。日本で、日本語で会話をしようとしていたのである。

察するに、日本語学校で知り合った二人で、たまたま渋谷で再会して、そしてせっかくだからと日本語でしゃべってみたのじゃないだろうか。

怪訝な顔で見てしまったと同時に、なんともいえない親近感を抱いてしまった。日本人の1.5倍ほどもありそうな巨漢の2人が、渋谷でヘタクソな日本語で会話しているのである。

アメリカ人は、世界中どこへ行っても基本的には英語で通そうとする。ペルーやメキシコのおばちゃんたちは、こちらが言葉分からないのが明確にも関わらず、ガンガンスペイン語でしゃべりかけてくる。イタリア人は、日本人女性がイタリア語分からないのを見越してアモーレアモーレ言っている。

日本人はそういうことはしない。

考えてみれば、海外に行くと少なからず現地の言葉を話そうとする日本人はエラいと思ったし、おそらく現地の人は今回の僕のように、そのヘタクソな英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、タガログ語を温かい目で見てくれてるのではないだろうか。

相手に合わせようとする、相手のことを知ろうとするというのは、コミュニケーションにおいて絶対的に大切なことだし、その姿勢はどうやら相手に伝わる。そしてそれは、国籍の壁を越える。

格差社会だのテロだのとしょっぱいことが多いけれど、これからの時代は今まで以上に心の時代だと思っている。そしてそれは、これまでのように国内の人とだけ分かりあえればいいというのではなくて、グローバルに心をつなげる時代に来ている。

で、そんな時代を考えたときに、ごく普通に、当然のように相手の国、言葉、慣習に目を向けて、ヘタクソながらも身につけようとしている日本人というのは、これから諸々の課題を解決しさえすれば重宝される存在なんじゃなかろうか。

日本人は英語が出来ないのではなく、人前で『得意じゃないもの、得意じゃないと思いこんでいるもの』を披露するのが苦手なだけなのだ。英語はヘタクソでもしゃべればいいし、電化製品は完璧じゃなくてもリリースすればいい。

宮古島トライアスロンに出場していたトップ選手も、別にトップ選手なんだから日本に来なくてももっと環境のいいレースは世界で沢山あるだろうに、わざわざ出場してくれたことに関して、僕はとても好印象を持った。応援したら、英語で返してくれたけど。

IMG_0689

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

家族とか教育とかの話

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。