ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

新分野へのチャレンジの心得は神座で学ぼう #632

time 2015/06/03


 

僕が一時期、時を置かずに食べにいっていたラーメンと言えば、『ラーメン二郎』。言わずと知れたKO生の巡礼地で、昼飯時のピーク時には敬虔なイスラム教徒より敬虔な信者たちが、所狭しと三田を始めとする各地に集結する。それはさながら、普段隠れているゴキブリがテレフォーマーのごとく涌き出す様に似ている。

今日はラーメン二郎の話ではない。そっちじゃなくて、時を置きながらもたまについ食べたくなって実際に食べにいってしまうラーメンについて。その名も『神座(かむくら)』。

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3回食べたら、もうやめられない、くせになる。これが神座の『おいしいラーメン』

 

1回じゃ何も分からない

先日、囲碁のプロ棋士と友達になり、嫌がる新兵どもを引き連れて皇居を走る調練を施した話をした。基本的には座りっぱなしでやるのが囲碁なので、そしてそれを生業としているのがプロなので、そのプロたちに『走れ』というのは、ある意味『焼きそばの入ったメロンパンを買ってこい』というのに等しいオーダーだ。

とは思いつつも、僕の囲碁の師匠たちやこのプロ棋士たちが業界を変えたい、自分たちも変わりたいという願いをもっているのを強烈に感じたので、その通過点として走ることを提案した。そのとき、僕は一つだけ注意点を話した。

『3回走ってみて、それで判断してちょ!シクヨロです!』

100m以上走るのが15年ぶり、とか、生まれて初めてです、というシッティング業界の大リーガーである彼らが走ると、まず間違いなく5kmでヘロヘロになり、後日筋肉痛、関節痛に襲われることは目に見えていた。そしてそれは少なからぬネガティブな感情を生み出すことも予想できた。

『やらなきゃ良かった』、『やっぱ自分には合わないや』、『おとなしく囲碁をやっていよう』。そう彼らが思ったとしても不思議ではない。というか、それが思考としての既定路線だった。

なので僕はあらかじめ走る予定を3回入れさせた。そして3回のトータルで判断してもらうことにした。

1回目で得られるものは、しんどさと筋肉痛と後悔の気持ちとちょっとした達成感だけである。2回目は恐らく『前回を知っている』ことから、前回以上の距離を走れるもののやはりネガティブな感想になると思う。3回目ぐらいで、『あれ?俺走ってるじゃん、しかも前2回より全然ラクじゃん』感とか、実際に10km走れたという実績を出せたり、走ってる最中も走った後も、走ることの意義や効果を感じることが出来るようになる。

何事も、1回目で『面白い!』、『楽しい!』とは、なかなか思えないものである。思えてしまうものは、本当に面白いか、さもなければ中身の薄っぺらい中毒性のあるサムシングである。

 

神座のこだわり

実はこのときの『3回やってみて発言』は、神座に発想を得ている。冒頭のキャッチフレーズの他に、記憶は曖昧なので詳細は間違っているかもしれないけれど、確か下記のようなことが、神座の店内に貼られていたと記憶している。

神座のラーメンは、最初に食べたときには不思議な味がします。今まで食べたことがない味なので、あまり美味しくないと感じるかもしれません。ただ、ぜひもう一度来店してください。そのときには、前回と違って『あれ?前はアレだったけど、ちょっと美味しいかも?』と思っていただけると思います。そして3度目の来店で『めっちゃ美味しい!』となります。来るたびに味が変わって感じられる神座のラーメンをお楽しみください。

最初に神座にいったときに実際に『あれ?』と必ずしもポジティブではない感想を得たのだけれど、この注意書きを見たのでどこかの折りに試しにもう一度食べてみた。そしたら違和感はまだ消えないながらも、確かに少し美味しく感じた。

3度目に入店したときには、自分が神座の味を欲しがってここに来ていることに気づかされた。あのどこにもない味。豚骨でもしょうゆでも味噌でもない、神座の味。飲み会の後にベストオブベストと言える味。100kmマラソンの次の日の荒れた胃でも、優しく包んでくれそうな味。

以後、僕はしばらくの間『やめられない状態』に陥り、そして数年を経た今も、たまに食べにいってしまうようになった。3度を経て、僕は神座が好きになった。1度しか食べてなかったら、たぶん2度といくことはなかった。

同様に、新たなチャレンジ、未知の挑戦となると、基本的には自分の守備範囲外の物事に挑むことになる。そうすると、あちらこちらで今までの自分の常識に合わないことが出てくる。やったことがないのだから当然だし、知らないのだからそれは仕方ない。

多くの人は、まずチャレンジに脚が向かない。この時点で7割以上の人が脱落する。安全地帯の向こうに青い芝生が生えていて、それを羨ましいと思いつつも、一歩を踏み出すことが出来ない。

さらに踏み出した3割の人のうち、9割ぐらいが一歩を踏み出したところで、その脚をしまってしまう。青く見えた芝生に脚を踏み入れてみたら、実はその芝生に虫が沢山いたり、雑草が沢山あって脚に触れてザワザワしたり歩きにくかったりするので、だったら元の方が快適だわーと、踏み出した脚を戻してしまう。

なんてことを感覚的に感じていたので、今回のプロ棋士たちのランニングに関しては、3回を最低限のパッケージとした。それで合わないと判断されたらそれは仕方ないし、楽しいなと判断してくれたら、いつの日か100kmマラソンに引きずっていこうと思う。

新しいチャレンジは、踏み出すのは結構。ただし、1回じゃ何も分からないので3回やってみて判断するのがオススメ。

逆に、タバコやパチンコや携帯ゲームは、うっかりやっちゃっても1回まで。3回やったらやめられなくなるから。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。