ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

バラモンキング2015完走記③ 〜始まりはいつもトラブル〜 #646

time 2015/06/17


2015年6月14日、スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km、制限時間15時間の五島長崎国際トライアスロン(通称バラモンキング)を完走しました!スイム1時間28分、バイク7時間36分、ラン5時間24分でトータル14時間29分31秒でゴール。褒められたタイムではありませんが、毎度のことながらトラブルの山を乗り越えての完走なのでよし。今回も赤裸々にお届けします。

(あらすじ)
『晩ご飯、そして晩ご飯』と栄養をたっぷり補給した前々夜。晩ご飯を2回食べて、ストレッチをたっぷりして、そして寝ることにした。トラブルがまたまた待ち構えているとも知らずに。。

(登場人物)
元帥:『ポセイドン』の太祖。太すぎる太ももを持ち、色黒で繊細で計算が苦手。1期生。
仙人:坊主、ヒゲ、ノースリーブと、新宿二丁目ルックなウルトラランナー。40時間ぐらい走れる。1期生
スリムえぇ。。さん:フリーザ様第三形態に似ている。最近キャラが崩れている。いつも返事は『えぇ。。』2期生。
みよっしー:バイクが速く、笑顔が可愛く、奥さんが武道の達人。2期生。
ザック:ピンチになるとバルログのような悲鳴をあげる。ランはサブ3.5。2期生。

登場人物概要詳細はこちら

Good Morning! and a Bad Trouble

朝、バイクを取りにいった。会場近くの一時預かり所から、ホテルにもっていく。組み立ては各自、自分の愛車を愛でながら行う。バイクは郵送のための箱に入れるために見事に解体されており、我が愛車『黒王号』も、骨折したかのようにバラバラ状態になっている。

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テキパキと組み立てを進める者、テキパキと進めているフリをしてまごつく者と様々だ。僕も数戦目にしてようやく馴れてきた。

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パンク修理とウェットスーツを脱ぐのは苦手だが、その他のことはなんでも出来るはずの仙人が、まごついていた。どうしたのかと思って聞いてみると、サドルを固定する部品がないとのこと。みんなで探すが、全く見つからない。恐らく、郵送のときに漏れてしまったようだった。

こうなると選択肢は限られてきて、

①サドルがグラグラの状態で出走する
②あるか分からないが代車を事務局にお願いして出走する
③出走しない

しかない。よく僕がレース中に、

①お腹が痛いのでタイムを犠牲にしてトイレにいってスッキリする
②お腹が痛いけれどもタイムを犠牲に出来ないためトイレにいかず漏れながら走る

の二択を迫られているのと同様だ。

ウルトラトレイルを専門とする仙人は、数十時間走り続けたり、そんななかでコースをロストして数時間の道草を食わされたりと、忍耐と継続の化け物みたいな漢である。サドルの部品がなく固定出来ないことは大問題だが、全くそういうふうに見えないところがスゴい。

そういえば僕も、アイアンマン2014のときにレース前日にトラブったのであった。朝起きて朝シャンしていたら右肩が肉離れになり、その日はスイムの試泳もバイクの試乗も、まっすぐ歩くことすらまともに出来なかった。このときの僕は狼少年のごとく大騒ぎしたが、強制的に痛み止めを連投し、出走出来たのは今でも奇跡としか思えない。

仕方が無いので仙人は代車を探しにいき、僕たちはバイクを預託した。トライアスロンのレースではバイクの預託は大体前日になっていて、およその装備を揃えた状態で預ける必要がある。仙人は、奇跡的にCEEPOの社長からバイクを貸してもらえたらしく、取り急ぎ出走可能な状態にはなったようだった。良かった良かった。

マラソンで『レースに出走出来ない』というと、その日に風邪を引いたとかそういう理由がメインとなる。ところがトライアスロンの場合は遠方が多く天候次第ということもあり、

・天候不良で飛行機が飛ばなかった/フェリーが欠航になった。
・バイクが届かなかった。
・届いたバイクが壊れていた/今回のように部品が欠損していた。
・前日に預託したバイクがパンクしていた。
・悪天候でスイムが中止になった。

などの理由でまともに出走出来ないこともしょっちゅうある。人生と同じで、出走出来ることが当たり前、トラブルなしで完走できるのが当たり前なのではなく、何かしらの事柄が結構な確率で起こる可能性があるなか、どうそれらを制御して目標とする場所までたどり着くかということが問われる。

 

 

13時過ぎから、事前説明会が開かれた。ようやく合流した仙人も一緒に。明日の226kmに及ぶレースの注意点、要所が丁寧に説明していく。全員で一言一句漏らすまいと、最前列にて集中して臨んだ。こういった長期戦においては、情報は軍事力(=走力、体力)同様かそれ以上にモノを言う。

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ダダ漏れだった。。。

 

 

 

 

 

 

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僕もだった。。。

 

 

 

長期戦は、データとの戦いである。何分でスイムを上がるのか、時速何キロでバイクを漕ぐのか、ランはどこまでならタイムの低下を許容できるのか。

会社でシステムエンジニアとして働くみよっしーが、どこからか見つけてきた巻き尺で元帥のふくらはぎを精密に測定する。

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42cm

ギャルの太ももより太いふくらはぎだった。

 

 

気を取り直して、遅めの昼ごはん。このあたりから、『ミートローディング』を控え、『カーボローディング』に移行していく。同じテーブルのザックと仙人の定食はさっさと来たのに、『うどん』を頼んだ僕のは30分以上かかった。さっさと食べ終えたザックの顔がまたナメていて、腹が立つ。

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ようやく来た定食は、肉うどん、ごはん、漬け物、小鉢、焼き魚がついて脅威の900円。味も良かった。こういうコスパの良い食事にありつけるのが、地方での大会の魅力だ。五島は飯が旨い。

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昼飯と前後して見つけた店には、『完走パン』なるパンが売っていた。こういった露骨な便乗は、僕は結構好きだ。もっともっと、『バラモンステーキ』とか、『11時間切り厚切り肉』とか売ればいいのになと思う。スイムが大の苦手で、ほんの数ヶ月前まで25mで悲鳴をあげていたザックが、完走にすがりつく形でパンを購入。しかし表情を見る限り、まだナメているのではないだろうか。

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余談だけれど、バイク預託とともに、3種類のバッグのうち、ランバッグだけは前日のこの日に預けなければならない。通常は当日の朝に3つのバッグを同時に預け、それぞれの方面に向かって輸送されていくため、少し面食らった。この件に関しては小さめの字でパンフレットに書いてあり、危なく見過ごすところだった。トライアスリートは、神が細部に宿るがごとく詳細に情報をチェックしておかなければならない。

バイクコース視察、そしていざレースへ!!!

前日は朝から準備にてんてこ舞いで、瞬く間に時間が過ぎていく。事前説明会の後は、バイクコースの視察にレンタカーでいった。五島はアップダウンが極めて多く、元帥曰く、『アイアンマン洞爺湖よりキツい』とのこと。僕は体重が重く(基本85kg、今は81kg〜82kgぐらい)、はっきりいって坂道に弱い。De部の面目躍如と言えるのは、下りだけである。

ロングのレースになると、バイクパートの比重が最も重く、最も大きくなる。過去何度も経験したことだけれど、『知っている』と『知らない』の間には、隔絶の差がある。僕たちは臨戦態勢で最大限の集中力で視察に向かった。どこをどう攻略したら、最も効率的に走れるのか。どこが最大の難関となるのか。

全員、集中力が極限まで高まっていた。レースは前日から始まっている。

 

 

 

 

 

 

 

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そんなことはなかった。。。

 

 

 

水と空気だけで生きていけると言われ無限の体力を持つドライバーのえぇ。。さんと仙人以外は、全員沈没。視察の意味が6割減ぐらいになってしまった。

それでも、視察の意味は大きかった。特に、『急カーブだから畳をガードレールに敷いてあります』と脅されていたところは、まどろみながら見た限りではそこまでのカーブではなかった。『激坂』と呼べるような坂は、一つもなかった。過去にもっともっとツラい坂は、いくつも経験していた。

ナメているわけでは決してないけれど、それでも自分の知っているMAXよりは下の強度であることに、少しだけ余裕を感じることができた。あまりに切羽詰まっているより、大体こういう力が適度に抜けたときに、良い結果というのは出るものである。

 

 

宿に帰ると、晩飯、風呂、レース準備と瞬く間に時間が過ぎていく。

ノースリーブのウェアを纏った仙人は、やはりソッチ系に見えた。みよっしーは、水のないところで被る必要のないキャップを被ってイメトレしていた。元帥は、相変わらず散らかしていて片付けるそぶりは全く見せない。

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DHポジションをとるも、やはりソッチ系に見えることに変わりはない。

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横を向いてもらったら、より誘ってる風に見えた。

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仙人と同じ正座をしているはずなのに、中腰に見える元帥。太すぎる太ももが邪魔になり、腰が浮いてしまう。強靭な太ももと、可愛らしいキューティハニーみたいなポセイドンのイラストが映える。

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この日は、22時目処に就寝。翌日は3時過ぎに起床予定。ロングのレースの戦いは、実は本格的にはこの日、つまり前夜から始まっている。長期戦に兵站は不可欠。今回の場合、まずはスタミナだ。最大限回復させ、体力を内に溜めるべく、さっさと寝ることにした。

明日は、1日で226kmを走る。どんな1日になるのだろうか。。。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。