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退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

バラモンキング2015完走記⑧ 〜えぇ。。えぇ。。〜 #651

time 2015/06/22


2015年6月14日、スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km、制限時間15時間の五島長崎国際トライアスロン(通称バラモンキング)を完走しました!スイム1時間28分、バイク7時間36分、ラン5時間24分でトータル14時間29分31秒でゴール。褒められたタイムではありませんが、毎度のことながらトラブルの山を乗り越えての完走なのでよし。今回も赤裸々にお届けします。

(あらすじ)
連覇を狙う戸原開人選手と(10秒だけ)張り合うも、神の裁きによりパンクに見舞われてしまった。しかし神住民の方と神メカニックの皆様のおかげで、無事戦列復帰を果たすことが出来た。しかし直後にチェーンが外れ、その後は猛烈な腰の痛みと眠気。秘技『ストレッチスリープ』を使って、なんとか眠気を撃退することに成功したのであった。

(登場人物)
元帥:『ポセイドン』の太祖。太すぎる太ももを持ち、色黒で繊細で計算が苦手。1期生。
仙人:坊主、ヒゲ、ノースリーブと、新宿二丁目ルックなウルトラランナー。40時間ぐらい走れる。1期生
スリムえぇ。。さん:フリーザ様第三形態に似ている。最近キャラが崩れている。いつも返事は『えぇ。。』2期生。
みよっしー:バイクが速く、笑顔が可愛く、奥さんが武道の達人。2期生。
ザック:ピンチになるとバルログのような悲鳴をあげる。ランはサブ3.5。2期生。

登場人物概要詳細はこちら

バイク180.2km 7時間36分の戦い 後半

秘技、『ストレッチスリープ』によって、少し眠気は取れた。しかしもう一つの問題の腰の痛みは、悪化するばかりであった。アイアンマン2014でも、肩の痛みは10錠ぶち込んだ痛み止めでなんとかなったものの、結局バイクの負荷に腰が耐えられず、ランでそれが爆発してしまって走れなくなった。鉛の球で殴られ続けているかのような痛みに、ランのタイムは5時間50分まで落ち込んだ。

今回もその兆候があった。しかし今になって冷静に考えてみると、この痛みおよび痛みでパフォーマンスが落ちるのは、結局のところ『トレーニング不足』の一言で片付けられる。練習の不足により、筋肉がバイクを漕ぐのに馴れていないだけであり、体幹がバイクの姿勢にフィットしていない強度なだけである。

 

昔テニスを真剣にやっていた頃、当時プロテニスプレーヤーの弟が面白いことを言っていた。

『プロは、怪我を試合に出ながら治す。』

は?アホですかあなたは?と当時は思ったが、どうやらプロというのはみんなこんな感じだそう。僕の感覚では、例えば腰が痛い、肩が痛い、足首をねん挫している、などのテニスに致命的な怪我の場合、休むのが普通である。しかしプロの場合はそれをやると、試合でのポイントが稼げない。休めば休むほど、試合感も鈍っていく。

だから試合に出ながら、ちょっとだけセーブしながら、それでもポイントを取りに最大限勝ちにいく、ということをするんですって。確かにウィンブルドンや全米オープンを見ていても、ナダルなどはいつも怪我をしている。錦織くんもいつも万全ってわけじゃないだろう。

それでも彼らは、パフォーマンスの下げ幅を一定ラインまでで抑えることができる。まず怪我をしないことは大事だが、怪我をしてもなお、勝率を高める努力をする。怪我をする=休む、というのは、アマチュアの発想だ。

で、アマチュアの発想丸出しで、痛みで即パフォーマンスを低下させた僕は、140km地点でも腰が限界に達し、ストレッチをすることにした。

そしたらえぇ。。さんがやってきた。『おーーーい!!えぇ。。さーーーん!!!』と声をかけると、えぇ。。さんもカラダが悲鳴をあげていたのか、こちらにやってきてバイクを降りた。そういえば前のエイドで、ゆっくり休んでいるえぇ。。さんをパスしたんだった。やはりあの細身で初の180kmはツラかったか。。

と思ったら、えぇ。。さん、開口一番、

『じょ、冗談じゃないですよ!!!シャレになんないですよ!!!なんなんですかコレは!!!』

 

僕にキレた。いつも冷静沈着なえぇ。。さんが、あまりのツラさに、コースの主催者に言うべきところを通りすがりの僕にキレた。僕はしばし豆が鳩鉄砲食らったみたいに驚き、その後もキレ続けるえぇ。。さん相手にシャッターを切ってしまった。

IMG_0749

 

 

確かに、えぇ。。さんにとっては今回がトライアスロン2戦目。合宿なども含め一番長く乗った距離が確か80kmほど。そして過去に類を見ないほどアップダウンが激しく、全然巡航運転させてもらえない五島のコース。おまけにフリーザ様第三形態と言われるほどの細身のカラダ。

疲労もうっぷんも溜まっていたのだろう。えぇ。。さんは目の前にいた僕にキレた。

僕がどれだけびっくりしたか、いまいち伝わらないと思うので、えぇ。。さんがなぜ『えぇ。。さん』と呼ばれているのか、少しだけエピソードを紹介しておく。いろんな意味でこんなにとっ散らかったえぇ。。さんを見たのは、後にも先にもこのときだけだった。

 

えぇ。。さんは、そのコードネームの通り、会話の返事のほとんどが、『えぇ。。』である。

初めてまともにしゃべったのは、確か2013年夏頃。一緒に皇居ランをしていたときに、えぇ。。さんがふと、自身の課題について触れた。

『わたし、笑いが取れないのが悩みなんですよ。』

そうなんですか?どんなところが?と返した僕に対して、返してきた言葉が、

『えぇ。。』

会話はこれで終わった。

 

えぇ。。さんの好みについては、チームメイトのザックが聞いたらこんな感じだったらしい。

僕:『Aなんですか?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

僕:『ていうかBですよね?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

僕:『ぶっちゃけCカップの方が好きでしょ?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

えぇ。。さんはどれもイケるらしい。

 

一説によると、家庭でもそうらしい。ある日、息子さんが嬉しそうな顔をしながら帰ってきた日のこと。

息子:『おとーさーん!僕ねぇ、学校で足し算ならってきたんだよ!1たす1はなーんだ!?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

息子:『ちがうって!英語の問題じゃないんだってば!』

 

マクドナルドでも、ある諜報機関の調べによるとこんな感じらしい。

店員さん:『バリューセット、AとBがございますがどちらにされますか?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

店員さん:『かしこまりました。Aですね。プラス100円でドリンクをLサイズに出来ますがいかがですか?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

店員さん:『ありがとうございます。おまけにもう一つバリューセットいかがですか?』

えぇ。。さん:『えぇ。。』

営業の人は、えぇ。。さんのところに練習にいくといい。きっとなんでも買ってくれる。

 

こんな感じで、いつも丁寧で礼儀正しく、冷静沈着なえぇ。。さんが取り乱している。アイアンマンと双璧を成す距離を走るバラモンキングでは、色々なことが起きる。

キレるえぇ。。さんに辟易していたら、元帥が通りかかった。

IMG_0752

僕は元帥を呼び止めてえぇ。。さんの情緒の安定化を図り、自分はいそいそと出発することにした。トラブルだ睡眠だでかれこれ計30分以上も休んでしまっている。6時間半が目標と言ったのはどこのどいつだ。

 

ラスト40kmは腰の痛みも和らぎ、眠気もどこかへ行ってしまい、まこと楽しいバイク旅であった。とにかくこのバイクパートが最も波乱に満ちている。気合いや根性ではいかんともしがたいトラブルが起きる。バイクさえ終えることが出来れば、あとは気合いと根性でなんとでもなる。

180kmの旅が終わることに一抹の寂しさを感じながら、しかし迫るゴールへの期待感が徐々に高まっていき、だんだん楽しくなっていった。

結局、パンク+チェーントラブル+眠気+腰の痛み+ストレッチスリープで目標の6時間半を大幅に越える7時間36分でバイクフィニッシュ。厳密にはスイム→バイクのトランジション5分とバイク→ランのトランジション10分が含まれているが、それにしても目標タイムを大幅にオーバーしてしまった。

民度が低いのはいいが、練度が低いのはよくない。

バイクのラスト数kmは、街の応援の方々とふれあうことが出来て嬉しかった。

『おかえりなさーい!』の声の連続で、目にゴミが入る。本当にありがとう、五島の皆さん。

バイクゴールのときは、スタッフの学生さんが僕のバイクを引き取ってくれた。こんなところにも、小さな感謝の気持ちが湧いてくる。

さぁ、次はランだ。残りはちょうど6時間。むむむ、微妙!!!

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。