※しばし自画自賛エントリ。半年で囲碁初段になったプロセスを公開します。
先日、囲碁を初めて約半年で初段になった。先制方も自分のことのように喜んでくれた。僕も久々に嬉しかった。
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軽く自慢しておくと、僕はこの手の短期間での快挙(?と呼べるかは別として個人的にはそう思いたい)が多い。決してどの分野でも一流になれていないものの、『マルチプルセミプロ』を地で行く人生としては、そう悪くないと思う。
※『マルチプルセミプロ』とは?
仕事では一流、趣味その他は超二流を目指す生き方。一つの分野で超一流を目指せばそれが一番なのかもしれないけれど、そうするとそれ以外をほとんど全て捨てないといけないというのが超一流を見ていての感想。加えて天稟とも言える資質が必要。一流はそこまでしなくても努力でたどり着ける領域だと考える。脱力系人間としてはこれぐらいがちょうどいいホンダ。超二流とは、今回の囲碁で言えば五段、ゴルフで言えば80、マラソンで言えばサブスリー(3時間切り)、トライアスロンで言えばアイアンマン世界選手権、ブログで言えば1000日以上の更新、あたりを指す。プロから見たら大したことなくても、一般的に『ほほう、仕事しながらそれはかなりやりますな』と言われるようなレベル。まぁしょうもない差別化です。別称、『エブリシング中途半端』
 
ちなみに『短期間でそこそこのレベルまで達成したもの』でいうと、下記がある。どれもマジでやってる人から見ると大したことないが、やってない人からすると、おお!となる可能性の高いものだ。
▼5km走るのがやっとのところから練習始めて2ヶ月でフルマラソン完走、4ヶ月でサブ4(4時間切り)。
▼走り始めて9ヶ月でウルトラマラソン完走(野辺山100kmウルトラマラソン)
▼その2週間後にもう一つウルトラマラソン完走(柴又100kmウルトラマラソン)
▼トライアスロンを始めて半年でアイアンマン完走(アイアンマンジャパン)
▼以上を85kgの体重で完遂
▼そういえば、高3の2学期に偏差値8を取って、そこから4ヶ月間猛勉強して受験に補欠合格
▼英語は留学したことないけどTOEIC900。ペラペラではないがヘラヘラぐらい。よく留学していたと間違えられる。
▼ブログは紆余曲折あっても650日以上継続
▼今回の囲碁で初段
スゴくもないが悪くもない経歴が並んでいる。
 
さて、ではよく言われるコメントに明確に反論しておきたい。ありがたいことに、『さすが羅王さん、センスありますね!』と言っていただけることがある。それに対する僕の返答は決まっている。
『NO! YOUは何も分かってない!!!センスなんて言葉はNONE OF MY BUSINESSだ!!!』
センスなどない、特別な努力も出来ない、それが僕という人間である。でも、それとは対照的に、そこそこのことはやってきた自負がある。それは、センスも特別な努力も必要としない仕組みを作ってきたからだと思っている。
ということで本題に入る前に、初段獲得当日の流れをさっと振り返ってみたい。
 
試験当日は朝にカフェに集まり、師匠から最後の精神論を叩き込まれる。右側の角刈りが師匠、左側の角刈りが盟友マッチだ。僕は口から生まれてきた二人を尻目に、一人静かにエアー囲碁でシミュレーションに励む。何か考えているふうのマッチは、大抵こういうとき何も考えていない。
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会場となる囲碁界の総本山、日本棋院でマッチと。師匠に教えてもらった『相手に余裕を感じさせるモナリザばりのアルカイックスマイル』で。
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一緒に審査を受けたドンキー。マリオカートのドンキーコングに後ろ姿がウリ四つだ。本人はウケまくりの会話のプロだと思っているようだが、基本的にはよくスベっている。
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よくスベるドンキーがよくスベるマッチに処方を推薦したのがこちら。僕は二人に言いたかった。お前たち、二人とも飲め。
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最初の相手は、なんと同門対決でシーモ。会場にはじいさんとばあさんと若者と子どもと女性の割合が大体85:10:1:2:1ぐらいの割合だったのだけれど、まさかの初戦でぶちあたり。シーモは囲碁は弱気だが、口は強気である。IMG_0786
 
 
午後にはまさかの同門対決アゲイン。マッチとシーモだった。どちらも角刈りに見えるが、シーモのそれはスポーツマンらしく、マッチのそれは農作っぽい。
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初段獲得が決まった対局での、ほぼ勝ちが決まったと思われる付近の一枚。物理的に殴り合いをしたら3秒ぐらいで終ってしまいそうな御仁を相手に、盤上で殴り合いを展開。あと一手、相手の手に反応して打つ場所を間違えていたら負けていたかもしれない、微妙過ぎる対局だった。ノーガードでの打ち合いに勝利し、結果としては相手の投了で勝利。
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無事、免状を取得することが出来た。写真は免状代を振り込みなさいという振込用紙。師匠2人にはやっとの思いで恩返しをすることができた。本当はこの試験で五段になっているはずだったので、大変申し訳ないことをしたと思っている。左の師匠はアマ日本一。プロにも勝つぐらい強い。
 
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一緒にトレーニングに付き合っていただき、各種アドバイスをいただいたアマ高段者の先輩方と。師匠2人を抱っこ、おんぶして撮影。後ろのシーモが、サガットの後ろで寝ている金色の大仏に似ている。
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通常、初段になるには早くて1年はかかると言われている。先日お会いした方は4年で初段になり、碁会所にはもう何十年も級位者なおじいちゃんも沢山いるようだ。師匠のおかげで、僕はそこに半年でたどりつくことが出来た。そして今度こそ、もう半年で五段にたどり着きたいと思っている。
別に初段だとか五段だとかがエラいわけではない。囲碁をやっていて、囲碁を愛している限りはみんな平等である。それでも、囲碁をやっている人はみな、少しでも強くなりたいと思っている。具体的な数字で級位や段位が上がると嬉しくなる。だからして、僕がたどり着いた場所に関するノウハウというのは、一定の価値を持っていると言っても良いのではないかと思っている。
次のエントリで、では具体的にどうやってここまでたどり着いたのか、について、別に囲碁に限った話ではないけれどプロセスを公開してみたいと思う。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 
 

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