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囲碁を初めて半年で初段になった話を少し前に書いた。
囲碁初段に半年でなったその仕組みを公開しよう その1
囲碁初段に半年でなったその仕組みを公開しよう その2
囲碁初段に半年でなったその仕組みを公開しよう その3
本来は『半年で囲碁五段』の予定だったので、実際の進捗率は1/5だったのだけれど、それでもまぁ半年で初段という事例はなかなか囲碁界にないらしく、いつ通り少しだけ鼻は伸びていたことと思う。
そしたら師匠達IGOホールディングスの面々、『3ヶ月で囲碁初段プロジェクト』なるものを始めやがった!!!
おいおい、このまんまじゃ『3ヶ月で初段』になった面々に囲まれて、『半年で初段』の自分はつかの間の栄光ってことで、影響力を失っちまうじゃねーか。
僕は焦った。ただし、少しだけ安心していた。
6月のバラモンキング(スイム3.8km、バイク180km、ラン42km)に出たときに、チームメイトのザックと夜にオンライン囲碁をやったのだけれど、この世のものとも思えないぐらい、弱かったからだ。ザックは、『3ヶ月で初段プロジェクト』に入会していた。
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囲碁は、師匠とは別に、少し実力が上のパイセンと打つと、現実的な通過点が分かって良い。僕は自然と『後輩達』の実力の向上を図るバロメーターと化していった。いっちょ揉んでやるか、と僕は伸びた鼻を携えてヤツらを迎え撃った。
ザックと1ヶ月ぶりに打ってみた。冷や汗が出るほどの接戦での勝利だった。ザックは会計士だ。『人生で苦労したことがありません。』と言い切るビニールハウス育ちのザックだが、それは他人が苦労するところをふわりと乗り越える能力の高さがあるから出来ることだ。
『3ヶ月で初段プロジェクト』にはもう一人、『ヨシモッティ』という見た目イケメン、中身キチガイの会計士がいる。彼と打ってみたら、開始1ヶ月にもかかわらず、1度負けてしまった。

OMG!!!

 
僕はこの会計士コンビに強烈に嫉妬した。なんなんだコイツらは。僕だって、師匠たちに罵倒され、嘲笑され、戦意を失ったベジータをいたぶるフリーザ様のような暴行に耐えて、半年で初段を獲得した。
なのにコイツらと来たら、ほんのちょちょいと習っただけでこの強さ。

ちっくしょーーーー!!!!

 
三太夫化した僕は、0から囲碁を開始したときよりも、初段試験の直前よりも囲碁をきちんと勉強するようになった。参考にしているプロの著書を10冊ほど一気に買い、もう8割方読み終えた。苦手な基礎にも注力し、あまり大きなミスをしなくなった。
彼らが迫り来る足音を聞いてから、そして彼らに強烈な嫉妬心を持ってから、僕は急に強くなった。今は、初段を獲得した1ヶ月前の自分に負ける気がしない。
 
ある理論によると、『嫉妬心の強い集団』と『嫉妬心の弱い集団』が存在した場合に、その後数十世代を経て生き残るのは、『嫉妬心の強い集団』で、『嫉妬心の弱い集団』は絶滅することが数学的に証明できるそうです。つまり、多少の飛躍はあるにせよ、『嫉妬心が強い』というのは、実は『生物として強い』とほぼ同義と言えるとか。
『嫉妬』というと、現代ではネガティブな印象が強い言葉となっている。曰く、『人に嫉妬するような器ではいけない』とか、『比較はいけない。嫉妬は心を貧しくする』とか。
だけど、僕はこの理論を知って、そして昨今の自分の棋力の伸びを実感するに際し、『嫉妬』というのものにポジティブな感覚を持つようになった。
僕は間違いなくザックとヨシモッティに嫉妬した。それも強烈に。
そして僕はそこから伸びた。これは間違いない。
崇高な目標、理念、憧れ、おおいに結構。
しかし、ほんとに行動につながるエネルギーになるのは、嫉妬みたいなどうしようもない感情なのかもしれない。
 
嫉妬。別にいーじゃない。どんどん嫉妬しようぜ。
嫉妬がダメなんてブルシットだ!Bull(牡牛)のように嫉妬しよう。
そういう話。
 
冒頭の写真は、5歳ですでにかなり面白い長女に嫉妬した写真。
***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 
 

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