ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

しょーもない理由で決めた目標ほど結構な確率で叶う法則 #699

time 2015/08/09


 

また言っちゃった。

『囲碁五段になります。』

って。

とりあえず半年で初段までたどり着いたからまぁいいかと思ってたけれど、『3ヶ月で初段プロジェクト』なるものが始まって、囲碁を素人から始めた後輩が何人か出来、そしてその人達の異常な成長スピードを感じるに至り、こりゃマズい!と思った次第。

『半年で初段』よりも、明らかに『3ヶ月で初段』の方がカッコいい。そしてモテパ(=モテ・パフォーマンスの略。投下した労力とモテの比例関係を表す、the Economist誌でも引用されることが検討され始めてるとは言えなくもないこともないほどでもない経済指標)は明らかにそちらの方が上だ。

このままでは、今ですら風前の灯火の影響力がなくなってしまう。

気づいたら、もう一回、『五段になりまぁす!』と言っていた。STAP細胞がありそうな勢いで言っていた。

今度は、当初宣言した時のように、『叶っても叶わなくてもどっちでも良い目標』ではなく、『必ず叶えると決めた目標』になってしまった。なぜなのかは分からないけれど、なんだかそういうことに自分のなかでなってしまった。

 

目標設定というのは、ありたい姿を決め、そこに到達するまでの橋頭堡をいくつか定め、そしてそこに最短で至るための道筋をいくつかの選択肢のなかから決め、そして実行していくプロセスのことだ。ビジネス本なんかでは、こういうことが極めてロジカルに語られている。

なんてことは知っていたけれど、ここ最近叶えてきたもの、いや、振り返ってきても叶えてきた目標というのは、そういう基準で選ばれたものではなかった気がする。

どちらかというと、『仕方なく』、『流されて』、『なんとなく』、『人に言われて』決めた目標が多かった。

マラソンはなんだか知らないうちに参戦が決まっていた。

100kmマラソンは錯乱した小僧にノセられて申し込んでいた。

アイアンマンは仲間外れにされるのがイヤで目指すことにした。

囲碁初段は囲碁五段の通過点として、仕方なく受けた。

MDRTは、なんだかカッコいいからいつのまにか必達目標になっていた。

そして、そんないい加減なきっかけ、動機で決めてきた目標のほとんどは、叶えることが出来た。逆に、極めてロジカルに考えて目標に据えてやってきたものは、意外なことに途中で投げ出してしまっていることが多い。

 

この差はどこから来るのだろうか?

思うに、『外堀の埋まり具合』が違うのではないかと僕は考えている。

『仕方なく』は成り行き上そういう状況に追い込まれて発生するシチュエーションだし、

『流されて』は、何かしらの強大な流れに抗うことが出来なかったゆえの事態だからしょうがないし、

『なんとなく』は一番大事な心が揺り動かされた結果だし、

『人に言われて』は、その『人』が怖いパイセンとかだったりすると、軍令違反になるのでもう逃げられない。

 

対して、『ロジカルに考えた目標』だとどうなるか?同じように、『ロジカルに考えた逃げ道』がすぐに見つかり、そこからスルスルと抜け出してしまうことが出来る。

ちょうど囲碁で相手の石を囲んで総取りしようとしたら、いい感じに杜撰な穴が空いていて、そこから相手の全軍が脱出し、こっちは計画が崩れてボロボロにされるのと似ている。

ロジックというのは、『仕方なく』、『流されて』、『なんとなく』、『人に言われて』などの外堀のせいでなんだか分からないうちに必達になった目標を目指すにあたり、先の囲碁の事例で言うところの小さい穴をふさぐのに用いるべきであって、そもそもの外堀そのものにはあまり向かない。

『英語をやると良いことがありそうだ。理由はかくかくしかじかで・・・』とロジカルに頭で考えているときの切迫感と、『お前、3ヶ月以内にTOEIC800点超えないと、こないだ言ってた昇進の話なしね。あと降格ね。』と言われたときの切迫感では、外堀としての厚み、圧力、固さと全ての面でレベルが異なる。

ロジックで考えた立派な理由ではなく、単に『上司に脅された』というしょーもない理由の方が、英語を学ぶにおいてモチベーションとなる度合いははるかに上になるのである。

 

お互いに希望しないにも関わらず最近しょっちゅう顔を合わせている友人の『ドンキー』は、僕に『囲碁やったら経営者に必要な力身に付くよ。』と言われて、囲碁を始めた。ドンキーは将来家の事業を継ぐ予定なのだけれど、僕の適当な言葉にノセられて、囲碁を夫婦で始めてしまった。

次の機会に『トライアスロンやったら、経営者に必要な力身に付くよ』と言ったら、今度はトライアスロンをやることになってしまった。

囲碁はすこぶる弱く、トライアスロンに至ってはまずは人としてトランスフォームする必要があるけれど、見ていてとても楽しそうにやっているので、引き込んだ側としては結構満足している。

しかし、『言われたからやる』という、本当にしょーもない理由で、ドンキーは囲碁もトライアスロンもやっている。意外とこういうのが長続きするものだ。

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『3ヶ月で初段プロジェクト』の方にも、何人かは『ドンキーにやらない?って言われたのでやることにしました。』という、まことしょーもない理由で始めた人たちがいる。

この人たちは、自分を誘ったドンキーにだけはデカい顔をさせまいと、必死に努力している。

意外とこういう人たちも、努力が長々と続くはずだと僕は信じている。

負けないように、囲碁五段になります。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。