ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

毎年目にする24時間テレビのシステムをいじってみる #713

time 2015/08/23


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24時間テレビ(27時間テレビもあるの?)がまたしても痛烈な批判を浴びている。『チャリティなのに出演する芸能人にギャラが発生するとは何事だ!』と、至極ごもっともな意見が多い。

まともに走ってるとは言えないVIP待遇の100kmマラソンが数百万、各ゲストも数百万、メインパーソナリティに至っては数千万ものギャラが払われているという。

さらに言えば、チャリティ番組よろしく寄付で何億も集め、広告収入に至っては数十億に至るようだ。

作成経費の数億円を差し引いても、テレビ局は大もうけだし、出演した芸能人はチャリティ番組なのにギャラががっぽり。どこをどう考えてもおかしい、とする人の意見も、大いに分かる。

立派なことに、ビートたけしや明石家さんまなどの超大物芸能人は、ギャラが発生することを理由に出演を断っているし、そもそも欧米ではこういったチャリティイベントでは無償でワールドクラスのアーティストが集まるのだから、日本の24時間テレビのケツの穴の小ささが、悲しい比較対象として浮かび上がってしまう。

というわけで、僕がもし24時間テレビの統括をやることが出来るなら、この仕組みをガラっと変えてみたいと思う。作戦は以下。骨子は、『誰もが得をする本当のチャリティ番組』だ。

作戦1:『芸能人へのギャラは一切払わない。』と宣言する。

これは強烈。芸能人へのギャラを一切払わないことで、なんとテレビ局の儲けはめちゃくちゃ増える。純利益で数億円が浮く計算になるので、テレビ局上層部としては、全くもってこの提案を断る理由がない。なお、じゃあ出演者はどうするんだ?という疑問があるかもしれないけれど、僕なら大声でこう呼びかける。

『無償ですけど出てくれる人、いませんかぁ?』

ビートたけし、明石家さんまはゲット。そしてこの2人が『無償でもいいからやろうぜ』と呼びかけたら、たぶん相当数の芸能人が集まる。アイスバケツチャレンジのように、断ったらなんか悪い気がするようなチェーン紹介式にする。

なお、芸能人の側としても打算が働く。『本当に無償の番組なのに出演してるなんて、見た目は怖いけどなんていい人なんだ!』と強面俳優などは大幅イメージアップ!芸能人の側も、ギャラとは引き換えに素晴らしい名声を手に入れることが出来る。さらに、不透明なギャラに関する毀誉褒貶が一切聞こえなくなるのも、捨て難いメリットだ。

誰も困らない。困るのは芸能事務所だけれだけれど、それにしてもギャラ以上の広告宣伝効果があると思えば、やる価値はあるだろう。

 

作戦2:集めた寄付金、広告料などを、テレビ局の経費と希望する利益を除いて賞金にしてしまう。

芸能人が無償でやる以上、当のテレビ局がそこまでの利益の極大化をすることは許されないが、必要経費と最低限の儲けは認められると思う。浮いたギャラの分ぐらいはいいでしょう。

そして残りを賞金にしてしまう。行き先は当然、24時間テレビに必ず出てくる障がい者、難病などの恵まれない人たち・・・本人のビジネスプランや、そういった人たちを広く治療、担当する施設に現物支給。

なぜ現物支給かというと、不正の温床をなくすためだ。施設立て替えなら施設立て替えに、車いす100台なら車いす100台にしてしまう。

 

作戦3:以上の賞金を提示して、コンペでアイデアを募る

集まった数億円〜十数億円に至る額をもとに、コンペを行う。例えば、どうやったら障がい者の人が障がいを気にしないで暮らしていけるか?どうやったら児童養護施設の子たちが笑顔になれるか?どうやったら?どうやったら?をひたすら問い、それに永続可能なモデルで応える未来の社会起業家や施設経営者を探す。

優勝者には、1億円からの賞金(というか投資)を渡し、以後の施設やサービスのスケールに使ってもらう。勿論、多少なりともそういった方々を客寄せパンダとする構成になったり、賞金目当てにたむろする輩が発生するかもしれない。

だとしても問題ない。なぜなら、既にそういった方々は良い意味での番組の客寄せパンダになってしまっており、それならばそれと割り切って、もっとはっきりとしたパンダになっていただいた方が、彼らにとっても将来の実入りが出てくる。今はただ感動されて終わりである。自立の手伝いも番組で出来ているとは言い難い。

個人的な希望としては、障がい者の方が自身で経営する障がい者施設などが投資対象として選ばれるととても嬉しい。あるいは障がい者の方自身が、そのコンペのプレゼンテーターとして出てきてくれるのが望ましい。

野球選手が子どもに夢を与えるがごとく、障がい者の方でハンデがあっても成功できる、下世話かもだけど夢を掴める、お金も手に入る。そういった希望や野望があったほうが、全体の提案のレベルは上がっていく。

今あるサポート体制というのは、なんとなく自立させることよりも、助けることを主眼に置いているように見えるが、ある程度動ける人たちにとっては、そんなことより自分が自由に活躍できる場の方が、はるかに有り難いのではないかと思う。

初任給から高給が払われるシンガポールの官僚のように、優秀な人間はある程度お金という対価を以て迎える必要がある。単なる善意に期待すると、何も生まれない。

 

作戦4:その賞金をゲットした人たちの数年後をトラックし、コンテンツ化する。

お決まりのアップセルパターンがコレ。なんなら賞金を株の取得に当てて、以後の映像化の権利を全部テレビ局が掌握しても良い。とにかく単なる善意の集合に懸けて一部でコソコソギャラのやり取りをするのではなく、公然とメリットを追求するなかで、チャリティとの折り合いを積極的につけていくことが大事だと思う。

 

責任がないというのはとても気楽だ。何でも言える。僕が本当に24時間テレビの総責任者だったら、こんな適当な提案が出来るかは分からない。でも、誰からも後ろ指を指されない、正しいチャリティ、持続可能なチャリティ、数は多くないけれどその分野で頑張っている人たちに夢を見させてあげることが出来るチャリティになるのではないかと、こっそり思っている。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。