ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

社会人になって憶えた便利な用語集 #719

time 2015/08/29


 

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学生時代と社会人である現在の最大の違いは、付き合う人の多様性にある。

学生時代には基本的には波長が合う人、好きな人とだけ過ごしていれば良かった。当時は毎日テニスをしたり、空手をしたり、16時から飲みにいって朝までかかったり、学校に忍び込んで先輩が脚を捻挫したりするのを見て笑ったりしていた。

しかし社会人になると、年齢が異なる、価値観が異なる人との付き合いが増える。残念ながら好きな人にだけ囲まれて暮らしたいというのは夢物語と化し、場合によっては一定期間嫌いな人にだけ囲まれるという経験をした人もいるかもしれない。

言葉も、選ばないといけなくなった。昔は本音ばかり語っていれば良かったが、今はそうとばかりも言っていられない。職業上のバイアスがある程度かかっていることは承知の上で言わせてもらうと、例えば僕は家族がいたり、守るべき人(親が介護とか)がいる状況で保険に入っていない人を、正直無責任な人だと思っている。

『あー、この人は、子どもに借金を遺すことを厭わない人なんだ。』と思っている。生活費や教育費を遺さずに死ぬということは、次世代に数千万の借金、そしてそれから先のかなり高い確率の貧困を遺すこととほぼ同義だ。その可能性が平和な国に暮らしているとはいえ、数%でもあるのにきちんと対策しないなんて、想像力がないにもほどがある。

なんてことは、保険に入ってない人を目の前にして正直には言えない。(勿論、気づいてもらう努力はする。)言えないけど思ってる。でも伝えるときには、かなり柔らかにして伝えるようにしている。

要するに、大人になると、昔のような直球だけではなく、カーブやスライダーや、打者を惑わす魔球などの球種も必要になってくるということ。

昔、偉大な先輩の目の前の席に座っていて、クリームパンを食べていたら、『俺の前でクリームパン食ってんじゃねーよ。』と怒られた。反省した僕は、次の日にきちんと対策を打った。アンパンにしたのだ。

そしたら至極当然のように、『俺の前でアンパンならいいと思って食ってんじゃねーよ。』とまた怒られた。この先輩とは今は超仲良しだけれど、こういう器の大きい人ばかりではないのが社会人世界。畢竟、上記のように言葉にも球種が必要になってくる。

ということで、前置きはそれぐらいにして、社会人になって憶えた『便利な用語』を少し集めてみた。

①『今やってます。』

→『今出ました。』という蕎麦屋の常套句との類似系。上司から見ると『今までやってませんでした。』とほぼ同義なのだけれど、かといって今やってるものを叱ることもできずに、すごすごと退散することになる。

ただ、これを頻発すると『毎回声をかけるまでやらないヤツ』との烙印を押されるため、たまには言われる前に先読みして課題を提出すると良い。

 

②『朝◯時起きです。』

→『夜◯時寝です。』と言われても、『あー、大変ですね。』としか思われない。しかし早起きに関しては、なぜかその人の能力とは別にリスペクトされる傾向にあるのが日本。

ちなみにインド人は全く働かないヤツでもなぜか朝4時ぐらいからその辺をウロウロしていて、しかも暗闇なのでほとんど見えないので恐怖。『◯時起き』に『毎日』をいう言葉をトッピングすると、評価が3割アップ!

 

③『と、おっしゃいますと?』

→相手の話が興味あるときに、その話に関する無知をかろうじて隠したまま深堀りが出来る。『それって◯◯ですよね?』とか若干の知ったかぶりとともに突っ込むと、見当外れなことを言ってしまって墓穴を掘ることがよくあるけれど、このフレーズを使えばそのリスクは最小限に抑えることができる。

なお、相手の話をぼーっとして聞いていなかったときに、起死回生の再生ボタンとして使用することが可能。ただ、このセリフを5回以上使うと、『コイツ話聞いてねーな』と判断されてしまうので、使う際は3回ぐらいまでに抑えること。

 

④『パートナー』

→僕の中では『コンサル会社のトップ層』という意味合いでしか知らなかったのだけれど、最近この言葉は大人の世界では必須なのだと再認識した次第。主に、『40代以上の方が相方を差して使う言葉』とされてる気がする。

確かに40を越えて『彼氏が〜』とか『カノジョが〜』と言っていては少しおかしい気もするし、場合によっては内縁関係やバツ1同士など、複雑な関係の場合もあるので便利。なにより、『フライト・アテンダント』のように、性差を気にする必要がない言葉である。

『パートナー』と一言言えば、それは旦那であり、嫁であり、彼氏であり、カノジョであり、微妙な関係の相手であり、内縁の妻や夫であり・・・と全部包含し、かつなんだかコンサル会社のトップ層のようなエリート臭も少しだけ漂わせることが出来る。秀逸!

 

⑤『グローバル』

→『困ったらグローバル』が僕のなかでの合い言葉。日本人は日本国内のことに関しては詳しいが、グローバルに関してはそうでもない。あるいは原理原則的にはグローバルの流れが正しいのに、日本国内に限っては日本特有の事情で真反対の流れが支持されてることもある。

そういう場合は迷わず『グローバルでは』を口にする。自分も正直言えば分かっていないし、相手も恐らくは分かっていないので、どちらも思考停止に至り、やったことはないけどマリファナを吸ったときのような恍惚とした時間を過ごすことは出来る。ただし、勿論生産性はゼロ。

ただ、なんとなく分かったような分からないような、価値ある話をしたようなしてないような感覚にだけはなることができる。

 

⑥『話変わりますけど』

→世の中には、プレゼンの上手な人というのがいる。あるいは話好きな人もいる。そういう方を相手にすると、一定時間、自分の意図しない方向に話が進み、かつ全く戻ってこないような気にさせられることがままある。そんなときはこちらが魔法の言葉。

『話変わりますけど』と言っているので、話が変わることに関して全く違和感がない。高等な口頭テクを駆使して話の流れをコントロールして、見事テレマークを打つような戦術を必要とすることもない。ただこの言葉を使うだけで、話題を一変させることが出来る。

 

⑦『善処します。』

→何かを言っているようで何も言っていない、政治家の発言みたいな代表作がコレ。

『やる』とも『達成します』とも言っていないので、出来ない目標のコミット→未達→どうなってんだ!の負の連鎖に関しては先手が打てるし、かといって『何もしません』とは言っていないので怠惰を責められることもない。

『努力します。』に比べると、やや大人びた感がある。『処』の文字が入っているため、何か必ず前進するような錯覚を与えるし、『善』の文字はとにかくポジティブになれる。

 

⑧『SFT』

→=『社会不適合者(Shakai FuTekigousha)』の略。単に日本語で『社会不適合者』とだけ言うと、どうやらその人は我慢が出来ない人らしい、周りと合わせられない性格らしい、勤労意欲もないらしい、働いたら負けだとすら思ってるらしい、とことさらマイナスイメージの文脈で語られてしまう。

しかしこの言葉は少しシリコンバレー系のにほひがするし、不適合は不適合でも、ジョブズ的な社会不適合な香りを伴っている。

『今日、SFTランしたんですよ。』という使い方が一般的。サラリーマンの働いている平日昼間に走ることを指すが、どこか『時間を自分でコントロールしていて』、『事業も自分でコントロールしていて』、『人生すら自分でコントロールしている』感がある。あくまで『感』なのだけれど、ネット社会においてイメージはとても大事だ。

 

このように、社会人になると球種を増やす必要に迫られるが、結局のところ、こういった言葉の多様性こそが人生の深みなのかもしれない。今回の話は水深30cmぐらいの浅さだけれど。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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