ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

感情的な人間が多いといかに真実から遠ざかりやすいか、よく分かる話 #722

time 2015/09/01


munich-640839_1280

現在、2020年の東京オリンピック開催に関して、2つの点で炎上しまくっているのは周知の通り。

1つはファイヤーエンブレム問題。文字通りエンブレムに関して炎上してしまった件で、これに関しては佐野氏は大変残念ながら真っ黒であることが発覚した。なかなかに開き直った言い訳をしているので見ている方としては面白いのだけれど、疑惑ではなく明らかにパクリなのだから、おとなしくお縄頂戴してほしいと思う。

もう1つがスタジアム問題。こちらは当初持ち上がっていたザハ案が、急騰する建設費に対する反対運動に押されて白紙撤回された。エンブレムと違って時間も労力も膨大にかかるため、さっさと再開しないと物理的に間に合わないから急いでほしい今日このごろ。

佐野氏問題に関しては、終始ネガティブな印象しかなかった僕だけれど、スタジアム問題に関しては、途中からザハ氏責任説とは異なる説がちらほら出てきていたので、どちらかというとプロフェッショナルであるザハ氏よりも、右往左往してリーダーシップの見られない発注側(日本の森元首相周辺)に原因があるような感覚になっていた。

てな感じで東京オリンピックに不安を感じていたところに、FB経由で流れてきたのがこちらの記事。

【新国立競技場】『なぜ実務家たちは、ザハ・ハディドを支持するのか』

いやー、素晴らしい。これほど理性的で分かりやすく、ファクトに基づいたな文章がもっと早くに出ていれば、予算の膨張もせっかく練り上げたザハ案の白紙撤回も、件の首脳陣の錯乱も、スケジュールの遅れも発生しなかったのに。

しかし同時に思った。今に至ってこそこういうまともな意見が出てきたのだろう、と。

 

話戻って、今回、佐野氏のエンブレム問題で驚いたことがあった。

佐野氏の会見において、こんな発言があった。

自宅や実家、事務所にメディアの取材が昼夜、休日問わず来ています。事実関係の確認がなされないまま断片的に、報道されることもしばしばありました。

ここまではまだ分かる。多少の強引さはマスコミに感じるけれど、事件の当事者なのだし、しかも黒に近いのだから、ある意味仕方がないと言える。

ところが、次の文を見て目を疑った。

 また、私個人の会社のメールアドレスがネット上で話題にされ、様々なオンラインアカウントに無断で登録され、毎日、誹謗中傷のメールが送られ、記憶にないショッピングサイトやSNSから入会確認のメールが届きます。自分のみならず、家族や無関係の親族の写真もネット上にさらされるなどのプライバシー侵害もあり、異常な状況が今も続いています。

ちょっと待て、誰だそこまでやってる輩は?いくらなんでもやり過ぎだろう。こういう事件が起こるたびに、鬼の首を取ったように騒ぐ輩がいるけれど、これは本当に行き過ぎだ。佐野氏がやったことはプロフェッショナルとして許されることではないが、メアドを公開したり勝手に佐野氏の名前でアカウントを作ったりしてる輩は、人として許されないことをしている。

結局この件は、僕のなかで『1人の残念なデザイナーと、100人(かもっと多くの)の残念な人が日本にいる』ということを気づかせるに至った。

ザハ氏のアイデアが発表され、行き過ぎた建築費が明らかになった際も、似たような状況があった。一部の熱狂したアンチが執拗に吼えたて、毎日のようにFB上に『こんなのナンセンスだ!』、『選考委員はバカだ!』、『森はクズだ!』といった過激な表現が並んだ。

ところが、佐野氏の話が爆発したのと同時に注目度が相対的に落ち、一旦は落ち着きを見せたからか、スタジアム問題に関しては上記に紹介したような至極まともで、素晴らしい客観的な意見も出てくるようになった。

今回の記事で発見出来たのは、1つは『ザハ氏はまとも、喜劇に見えたあのプロセスもある程度しょうがない』ということであり、もう1つは、『感情的な人は感情的になればなるほど、そしてその数が多ければ多いほど、人々は真実から遠ざかる』という不都合な真実が存在するということであった。

 

僕の経験上、賢い人、まともな人ほど、敢えて激流を遡って泳ぐようなことはしない。つまり、感情的な反応の嵐が吹き荒れている中で、意見を表明したりしない。

例えば、少しでも現実的なシチュエーションの話として、『自衛隊の武器の使用に関しましては・・』などと言おうものなら『戦争がしたいのか!断固反対!』と叫んだり、例のグループのように『戦争を現実的に避けるための法案』を略して『戦争法案!』と言ってみたり、今回のように人のチョンボを見つけるたびにその家族まで攻撃するようなことをしたり。。

そういう輩が跋扈している間は、賢い人は出てこない。出てきたところで、ファクトの話を対案のない感情論で潰されたり、今の話をしているのに過去の話ではぐらかされたり、場合によっては自分自身が標的にされる可能性のあることを十分に分かっているからだ。

だから、賢い人のまともな意見というのは、嵐が過ぎてからしか表に出てこない。嵐が長ければ長いほど、真実は表には出てこない。今回の記事は、スタジアム問題に関して初めてまともに語られている非常に良質な文章だと思う。しかし佐野氏問題でエンブレム側が炎上してくれなければ、こういった記事が今の時期に日の目を見たかどうか・・

我々一般市民の知恵としては、卓球のピンポン球が飛んできて速攻で打ち返すみたいに、感情的に物事に反応しないこと。そして感情的になってる輩に同調せず、『もしかしたら違う考え方があるかも?真実は別のところにあるかも?』と少し慎重になりながら自分のスタンスを固めていくべきだろうと思う。

最初に表に出てくるのは、決まって狂信的な輩だけ。大抵の場合、そういった輩の意見は過度にどちらかに振れている。まともな意見は、この時点では潰されてしまってることが多い。だから辛抱強く待つべきだろう。

どれだけスタジアムの建設費がナンセンスで、佐野氏のパクリが濃厚でも、真実は意外なところから出てくる可能性がある。しかし真実は恥ずかしがりやさんなので、周りが静かにならないと出てきてはくれない。

もう少し、待とうよみんな。

過激な意見や輩に『いいね!』してる人たち、残念ながらそれに『いいね!』してること、バレてるよ。僕はその人も同じく過激な輩にしか見えない。その人はそう見られたいのだろうか。違うよね、きっと。

ちなみに一部の人たちが大嫌いな中国の国家主席のあの方ですが、ある筋によると、『反日』は単なるパフォーマンスで、真面目に『超日(=日本を超える)』を目指しているそう。もしそれを真面目に考えてるんだとすると、そちらの方がよほど怖いと思う。

相手がバカだと思ってるヤツが、最後には一番バカを見る可能性が高いということは知っておこう。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。