ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

佐渡国際トライアスロン2015完走記 その⑤ 〜仲間に異変が???〜 #732

time 2015/09/11


※スイム3.8km、バイク190km、ラン42km、計236kmの国内最長レース、『佐渡国際トライアスロン(=通称アストロマン)』を完走しました。制限時間15時間半。ゴールしたのは15時間27分。奇跡の3分前!またまた赤裸々にお届けします。

(あらすじ)
筋肉の超回復を見込んでちょっと階段トレーニングをしたら、取り返しのつかない傷を負ってしまった。となると、あとは栄養補給しかない!ポセイ丼で食を司る責任者として、大車輪の活躍をする僕であった。。。

過去の赤裸々レース系エントリはこちら。

日本一赤裸々な野辺山100kmウルトラマラソン日記

帰ってきたウルトラマン~柴又ウルトラ100km列伝

IRONMAN JAPAN2014完『騒』記~半年間の奇跡の軌跡~

本当に帰ってきたウルトラマン 野辺山高原100kmウルトラマラソンで号泣した話

バラモンキング2015完走記

※チーム『ポセイ丼』の登場人物はこちら。

元帥:1期生。ポセイ丼の王にして絶対君主。黒い、太い、声が低いの恐怖政治三拍子。

仙人:1期生。見た目が解脱気味。中身も解脱気味。100km以上の距離しか愛せない。

みよっしー:2期生。ポセイ丼初の優男。隙がない系でちょっと心配。今回のMVP。

【佐渡島のホテルは、とても雰囲気があった・・・】

話を金曜日に戻す。東京駅→新潟駅、新潟駅→新潟港、新潟港→佐渡島両津港へとたどり着くことが出来た。両津港の近くにレンタカーがあり、そこで車を借りた。隣接するホテルから競技会場までは15kmほど離れている。

競技登録やバイクチェックイン、当日のロジスティクスを考えると、バスではなくレンタカーを借りておくのがベストだと判断した。

このあたりの判断も、ツアコンを担当したみよっしーは的確だった。

ついたホテルは、香港の九龍城の一角にあるようなダークな雰囲気のある建物。

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近づいてみると、なおヤバい雰囲気を発している。まるで、南アフリカはヨハネスブルグのポンテ・タワーみたいだ。

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中は意外と普通で、ご飯も豪華で、部屋も広く、実際問題言うことがほとんどなかった。ただ、隣に『SERINA』というパブがあり、深夜までカラオケやらおばちゃんの声やらでうるさかった。僕たちのなかでは、ホテル付近で見かける女性は全て『SERINA』と呼ぶことにしていたぐらい、印象的な店だった。昼はホテルの従業員、夜は『SERINA』でSERINAだったのかもしれない。

 

競技会場は、ホテルから見て佐渡島のちょうど反対側。 とりあえずチェックインを済ませる。

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ゲ◯疑惑のある仙人は、今回もゲ◯に好まれそうなウェアのご執心だった。カットの入ったこういうウェアが本当によく似合う。

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競技説明会は、全選手が参加を義務づけられている。説明会ではレースの成否に関わる重要な情報が飛び交う。僕は目を閉じながらも、耳をダンボにしてしっかり聞いていた。

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『交通ルールを守ってしっかりと・・・』とか聞いたときは夢の中から飛び起きたものだ。ん?まさか交通規制しないの?皆生トライアスロンは全く交通規制をしないことで有名だけれど、まさか命の危険のあるバイクで規制がないなんて、そんな話を事前に聞いたことがない。

全体的に説明がユルい説明会だったが、最大の疑問は解決されないまま、時間だけが過ぎていった。これが後にとんでもない事件を引き起こすことになる。

 

 

【CFO、大車輪の活躍!!!】

僕にはチームポセイ丼での役割がある。

CFO(=Chief Food Officer)だ。選手団全員が万遍なく栄養が採れるように、現地の名物の食べそこねがないようにストラテジーを組み、厳しいスケジュールの合間を縫ってフードロジスティクスをサポートするのがミッションだ。

選手登録をしてからまず向かったのは焼肉。一刻も早く筋肉に栄養を届けなければ、歩くことすらままならない。

ただ、残念ながら到着した焼肉屋さんは、中小企業は規模は中小でいいけど抽象企業ではいけないに書いたように、軸のはっきりしないお店だった。

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お店に入っての評価は、お店に入る前の評価を一段と厳しくしたものになった。CFOとしての判断は『損切り』。ほんの数種類を頼んだところで見切り、わずか15分という異例の滞在時間で焼肉屋さんを出立。

戦争論において、戦争は始めるより途中で止める方がはるかに難しいと言われている。同様に、焼肉屋さんも入るより途中で出る方がはるかに難しいと焼肉論で言われている。ファクトに基づいた意思決定というのは、思っているより難しい。通常であれば、一度入った焼肉屋さんで、仮にそれが意に沿わぬ味だったとしても、お腹を満たすまで居座るのが人間である。

しかし、目的と手段とはき違えてはいけない。『美味しいものを食べるため』という目的のために『焼肉屋さん』がある。その逆ではない。だから、『美味しくない』という判断をした瞬間、目的地を他に変えなければならない。サンクコストはサンクコストとして見限り、それ以上の被害を拡大させないことが肝要だ。

一流の漢は、通常『コンティンジェンシープラン』と呼ばれるプランBを常に持っている。大概の場合、物事が予定通り、思い通りに進むことは本人が思っているよりもはるかに少ない。プランAだけでは、それが瓦解した後に慌てることになるので、意思決定が後手後手に回ってしまう。焼肉屋さんが旨い前提でモノを考え、そうであればそれでよし。しかしそうではない場合も事前に考えておくべきだ。

僕たちはプランBを発動した。向かうは回転寿司。

 

到着したのは、『弁慶』。回転寿司にしてはなかなかのたたずまいで、自信を感じさせる。

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こちらは大当たり!過去の回転寿司のなかで、ダントツのクオリティ。大トロはじめ、東京の鮨屋で1人あたり万単位のお金を出さないと食べられないであろうレベルのお寿司が並んでいる。佐渡島に来たら『弁慶』は外せない!

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ちなみにこの日、宿でもご飯が用意されていた。これまた非常に立派な料理の数々。

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さすがにこの数時間で3食目なので、少しテンションが下がり気味だったがなんとかギリギリまで詰め込んだ。

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まとめると、この日は

17:30 焼肉

18:30 弁慶で回転寿司

20:00 宿でご飯

というトレーニングメニューとなった。

 

次の日。レース前日。

CFOがポセイ丼メンバーに課したトレーニングメニューは次の様になった。

14:30 回転寿司『まるいし』

17:00 名物ブリかつ丼

18:30 宿でご飯

前日なので少し軽めにし、胃を休ませるようにした。

『まるいし』は弁慶と同格かそれ以上の味を誇る回転寿司だった。なかでものどぐろはとても美しく美味しい。口に入れた瞬間に香り全開ののどぐろなんて、なかなか食べる機会はない。脂の乗ったしめさばも絶品。大トロは文句なし。みそ汁が『わかめ』しかないという点を除けば、パーフェクトだった。東京でもこのレベルの鮨屋にはなかなか出逢えないと思う。

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前日はバイクチェックインの後に海辺で試泳をした。僕はしてないが。で、その際に海辺にいた現地の人が話していた内容を鋭くキャッチ。どうやら、『ぶりカツ丼』なる名物があるらしい。

すかさず食べログチェックし、『立地が微妙だけど有名』という旨い店の必要条件を満たしていることを確認。『立地が最高だけどマズい店』はよくあるが、立地が悪くても有名な場合は、 旨い場合が多い。

向かった先は『味彩』。開店までに時間が少しあったので、ブログを書く。人気店のため、他の顧客をスクリーンアウトすることができる絶妙なポジション取りの様子が伺える。

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17時ちょうどに入店し、17時30秒にぶりカツ丼4つを注文。既に回転寿司でおなか一杯気味になっていたのであまり入らなかったが、普通に美味しかった。IMG_0871

このあと、レース前日なので宿に戻って18:30から夕食。またも立派な食事で、さすがに既に夕飯を2回食べているのでほとんど入らなかった。宿の人たちに感謝の心を感じながら、レース前日のごはんを書き込んでパワーを溜めていく。。。

 

結局、夕飯と夜ご飯は別だと証明した2日間になったし、旨いものは後回しに今すぐハントせよというドラッカーの教えを実践する日々となった。

気づいたことが1つある。

ポセイ丼のCFO(Chier Food Officer)として活動してきたうち、過去最多最大の晩ご飯をメンバーの胃に叩き込み続けたわけだが、一度として他の役員からいちゃもんがつかなかったのだ。

金曜日に焼肉屋さんに入ろうとしたとき、メンバーは『御意』と賛同してくれた。

15分で損切りをするときも、メンバーは『御意』と同意してくれた。

直後に回転寿司にいきますよと提案すると、メンバーは『御意』とCFOをもり立ててくれた。

土曜日も回転寿司→ぶりカツ丼→宿の夕食とはしごした際も、すべて『御意』と応えてくれた。

 

今までだったら、色々柔軟性に難のある元帥が『今食べたばっかやん』と上官のみに許された拒否権を発動してただろうし、100km以上の距離しか愛せない仙人が『レース前は肉はよくない』と反対してきただろうし、プロリーマンのみよっしーは元帥や仙人という権威者を使って反対意見を表明してただろうし、僕のオファーに対して何らかの抵抗が予想された。

しかし今回は、食に関してかなりのハードスケジュールであったにも関わらず、どのオファーに対しても、『御意』の一言で全てを呑み込んでくれた。

人間の想いは叶う。重い人間の想いも叶う。

と証明された旅だった。

僕が焼肉にいこう!回転寿司にいこう!なんならもう一軒回転寿司にいこう!とオファーするたびに、

・・・コイツに何を言っても無駄だ・・・

と思ったようだ。

ストレスを極力コントロールして生きるためには、2つの方法がある。1つは、徹底的に周りに合わせることである。徹底的に周りに合わせることが出来れば、他人との摩擦は生まれない。ただし、『周りに合わせる』こと自体がストレスになってしまっては元も子もない。

もう1つは、『コイツはこういうヤツだ』という良い意味でのステレオタイプを情報発信をする過程で繰り返し混ぜ込むことで、相手の自分に対する期待をある程度コントロールすることが出来るし、ミスコミュニケーションをなくすことができる。

師匠である元帥は、

▼電話が嫌い。

▼ブログを書かない人は嫌い。

▼自分よりタイムが速い人が嫌い。

ということを公言している。だからメンバーは皆、元帥に電話をしないように気をつけるし、ブログを書いて哀れなほどアピールを繰り返して寵愛を受けようとするし、レースで元帥より先んじた場合は、ゴール前でうまく元帥に抜いていただけるようにコントロールしている。

同様に、僕も『食べたいものは必ず食べる。例外はない。』ということを、過去のレースで度々メンバーに刷り込んできた。約1年ほどかかったが、今では食の選択について、『店、回数、頻度とも、CFOに全権委任』という文化が出来上がってきた。

今回、全体のMVPは色々あってみよっしーに譲るが、佐渡島に4日間滞在したうちの、レース本番日以外の3日間のMVPは、間違いなく僕だったろうと思う。

御参考までに、

弁慶 http://sado-benkei.com/

まるいし http://tabelog.com/niigata/A1501/A150103/15000177/

味彩 http://www.burikatsu.com/

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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