ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

日本の絶望は神戸屋にあり、日本の希望はKIOSKにある #733

time 2015/09/12


 

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I don’t like ‘KOBEYA’

僕はパンが好きだ。

いじめっ子に、『焼きそばの入ったメロンパン買ってこい』とか言われたら、フラフラと探しにいってしまうぐらい好きだ。

朝ごはんは、ごはんよりパンがいいという洋風かぶれなぐらい好き。おやつも、おにぎりよりパンがいい。

ジョコビッチが小麦アレルギーなのは知ってるけど、それでもパンが好きだ。

アンデルセン、ペル・エ・メル、リトルマーメイド、ヴィ・ド・フランスと、菓子パンやウインナーパンの種類が豊富な店にはよく行っている。

 

そのなかで、絶対に行かない店がこちら、『神戸屋』。

ふつうに美味しくない。そして異様に高い。パンを2つ買ってドリンク付けたら既に1000円を超える。同じような構成で地元のパン屋さんで買ったら、600円ちょっとだった。そして地元のパン屋さんは美味しく、神戸屋はどのパンもおいしくない。

一般に『神戸屋のパン』というのは、パン業界でエリート扱いされている気がする。そもそもエキナカに出店してる時点で売れてる証拠だし、『神戸屋』と名前がついているだけで、『住んでるのは麻布十番です。』というのと同じぐらいのブランド力がある。

『神戸屋』という冠のおかげで、『神戸屋のパンってやっぱ美味しいよねー。』と言うだけで、『ナポリではやっぱりポモドーロ(トマトベースのパスタのこと)だよねー。』というのに引けを取らないおしゃれさんな香りを醸し出すことが出来る。

でもね、皆さんに問いたい。ホントに値段相応の美味しさか?仮に安かったとしても満足できる味か?

『高くて美味しくない』というのは、海外の高級レストランによくあるパターンで、考えうる限り最悪の組み合わせとされている。『安くて不味い』よりも、『高くて美味い』よりも、はるかに罪深い。『安くて美味い』の対局にある。

レストラン供給の少ない地域では結構この現象が頻繁に起きており、そういう場所では3回に1回は煮え湯を飲まされる。海外だけではなく、人口の少ない地方でも、不味くて高い店というのはある。今思い出したけれど、エジプトのレストランで『ナン・プリーズ』と頼んだら、英語の得意なエジプト人は『none,please(なにも要りません)』と受けとったらしく、2時間ほど放置されたことがあった。

 

さて、事は都心のパン屋さんである。供給不足なんてことはあり得ない。ライバルはそこらじゅうにいる。顧客には選ぶ権利がある。そして神戸屋は、なぜか選ばれ続けている。

僕は、実際問題みんなわりと『あれ?美味しくない??』と疑問に思ってるんじゃないかと思っている。しかし『神戸屋』という圧倒的なブランド力があるため、『まゆゆってちょっとアゴしゃくれてるよね』と国民的アイドルであるAKBのセンターを表立って否定するのが許されない空気が蔓延しているのと同様に、神戸屋は神戸屋として存在し続けている。

でも僕は、常々おかしいと思っている。

商品はいつまで立っても中の下ぐらいの味しかしないし、圧倒的な価格は詐欺としか言い様が無い。慢心した企業にありがちな現象だからか、店員さんの動きもすこぶるイマイチだ。遠くないうちに、神戸屋は潰れるのではないかと僕は思ってるがどうだろう?企業努力というものが全く見えない。

 

KIOSKなおばちゃんにKnock down

神戸屋を見てコスパの悪さに毎度のことながら胸を痛めたあと、駅構内を移動してしばらくすると、KIOSKがあった。

僕はその後に頭を使いまくる研修に参加することを予定していたので、キャラメルと水を買った。

僕:『これ、お願いし・』

『258円ね!!!』

瞬殺だった。KIOSKなおばちゃんは、僕が商品2つを渡す前に、瞬時に計算を終えて値段を教えてくれた。記憶によると、普段のKIOSKではバーコードで値段を測定していたはず。でもこのおばちゃんは、他の商品の値段も聞いたら全て暗記していた。

僕:『まさか、全部憶えてるんですか?』(商品はどうだろ、200〜250点ぐらいあるんじゃなかろーか?)

おばちゃん:『当たり前でしょ!』

僕:『そ、そうですよね。で、でも商品、毎日変わりますよね。』

おばちゃん:『そんなの、新しいのが来たときに差分だけ憶えればいいのよ!』

僕:『あ、あの消費税分は?』

おばちゃん:『そんなの憶えてるに決まってるでしょ!』

プロかつ正論過ぎて僕は黙るしかなかった。このおばちゃん、完全なプロである。確かに交通量の多い時間帯には、機械で読み取っていては間に合わないのかもしれない。だからといって、契約であると思われるおばちゃんたちは、計算を間違おうものなら、損失は自分で被らねばならない。

なんという記憶力、なんというPDCA回転力、なんという素敵な人財!!!

うちでも派遣の人を雇ったりしているが、こういう基本戦闘力の高い人をどんどん採用すればいいのになと思った。

神戸屋は特別な値段で大したことのないものを普通の売り方で売り、KIOSKでは普通の値段で普通のものを特別な売り方で売っていた。『特別な売り方』とは、売り方が特別なのではない。売るスピードが尋常ではなく速いのである。

競争力というのは、必ずしも誰も思いつかないような独創的なアイデアだけに立脚したものなのではないと、強く感じた出来事だった。成熟と歴史と怠惰と傲慢に変えた姿を神戸屋に見て、変わらないけどいつまでも必要とされ続けるだろうと思われるサービスの真髄をKIOSKで見ることが出来た。

人材募集中の人、人罪に悩んでる人、人財を活かしたい人は、KIOSKにアプローチしましょう。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。