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勉強会の仲間内ではブログを毎日書くのが決まり事になっていて、僕程度の700号ちょっとの人もいれば、1000号を楽勝で超えた人も、間もなく4000号にたどり着く色黒な人もいたりする。
お互いにお互いのブログを毎日チェックしてるので、結構誰が成長著しいとか、誰が停滞してそうだとか、そんなことがなんとなく意見が一致してて楽しい。
最近はFeedlyなる便利なアプリも出てきて、昔のようにいちいち個別のサイトに見に行かなくてよくなったのでらくちんである。
 
ところで、僕は文章に特徴があるとよく言われる。はっきり言って心外だと言いたい。見た目も特徴ないし性格おっとりしてるし文章なんて普通以外の何物でもない。もし特徴とか色があるのだとすると、それは『人の文章を気兼ねなくパクる』というところにあるのかもしれない。
このご時世なので『パクリ』に関しては色々考えるべきこともあるのかもしれないのだけれど、人間なんて親の言動をパクリながら生きてきたんだし、社会人になっても先輩の一挙手一投足をパクってるんだし、そもそも隣国はパクリの名人だし、日本も世界をパクリながらのし上がってきたんだし、なにもパクることが悪いことでは全くないと僕は思っている。
だいたいパクるときは次の3つのいずれか、もしくは全部をパクる。

①文体をパクる

②主張をパクる

③例え、比喩をパクる

 
①文体をパクる
『ですます調』なのか『である調』なのか、一文が長いのか短いのか、語気が強いのか柔らかいのか、肯定型なのか否定型なのか、『そんじゃーね!』みたいな決め台詞があるのか。
気に入ったリズムの文章があったら、ある日のエントリを使ってその文体を真似てみながらブログを書いてみる。大体、そういうときはちぐはぐな話になっているけれど、まぁ何回もやってるとそこそこテレマークが打てるようになる。
『夢を叶えるゾウ』で有名な水野敬也さんのウケる日記では、『◯◯なんですけど、◯◯だったんですけど、それで◯◯になりまして、それで◯◯になった結果、◯◯だったんですけども・・・』と永遠に一文が続くこともある。これは文章論的には完全御法度なのだけれど、僕は大好きだ。
だからたまにパクる。
 
②主張をパクる
例えば安保法制などについては多分に様々な人の意見を参考にさせていただき、自分のなかの整理と、ちょいちょい出てくるブログの表現に引用させていただいた。知らないことに関しては、まずはピンとくる人の主張を追って噛み砕いてみればいい。一つ土台を作ったところに、色々な主張を載せていく感じ。
大体僕の意見は、人の意見のなかで良いと思われたものを採用して組み合わせているだけに過ぎない。ゼロから意見を構築できるほど頭が良いわけではなく、暇でもないからだ。良い意思決定が出来れば良いのであって、自分で全てを組み上げる必要は感じない。
長距離の移動をしたければ、今から飛行機や自動車を自分で開発するのはとても不合理であり、単にお金を払って飛行機と自動車に乗せてもらえば良いと思うわけだ。
 
③例え、比喩をパクる
力のある人との差を最も感じるの部分となる。だからここは、かなり一生懸命パクる。
専門家ほど、専門の事柄について、専門外の人に極めて分かりやすく説明することが出来る。またそういう人は自分の専門外の事柄に関しても、専門外の人が分かりやすいように比喩や例えを使って噛み砕いたり、因数分解したりして伝えることができる。
こういう文章を書きたい!と思う人の多くは、本質的な意見だけではなく、例えや比喩がとても上手だ。ラグビー日本代表が南アフリカ代表に勝ったことがどれほどスゴいことなのか?について様々な例えが出たなか、『桐谷美玲が吉田沙保里に勝ったようなもの』と評した人には国民栄誉賞をあげても良いと思う。
 
そんなわけで定期的に読むブログの入れ替えは行っているものの、僕が最近読んでいるブログを下記に列挙しておく。仲間の除く、今だけ限定で順不同。
1、More Access! More Fun!(永江一石さん)
この方はFacebookも面白い。なんというか、こういう大人になりたいなぁと思わせるバランス感覚とビジネス嗅覚みたいなものを持っている。感情的になりやすい話材をロジカルに語れる人が僕は好きなのかもしれない。あと、そもそも名前が好き。
何事にも一石を投じる姿勢がカッコいい。
 
2、本気論 本音論(長谷川豊さん)
ご存知炎上キャスター。フジテレビを不祥事(冤罪らしいがよく分からない。僕は冤罪よりだと思ってる。)で退社してからはやりたい放題。この人の辛辣極まる既得権、権力批判は本当に痛快。というか、国民のほとんどが何も分かってないことを本当に分かりやすく学ばせてくれる。
言葉がバカだのアホだのと並ぶのでそれだけ見て嫌悪する人もいるみたいだけど、バカにはバカとしっかり言う当たりが素晴らしい。大体、世の中が片方に振れているときにその真逆を突いて大衆心理の危うさを指摘することが多いので、なんだかよく分からない大波が発生したときはこの方のブログを見ると良い。
最近だと、『組み体操はやめろ!』という世論に対して、ほんとにそうか?と反論している。
 
3、都政をアップデートする(おときた駿さん)
毎日ブログを更新してる政治家は、たぶんおときたさん一人。スポットの当たりにくい政治問題を分かりやすく書いていて、いつも感心する。
政治の問題は、やっていることの善悪や巧拙ではなくて、このネット時代においてさえ、ブラックボックスにしか見えないこと。
こういう全うな人が、エラくなっても全うでいられる政治界になるといいなと思う。
 
4、アフリカに住んでみることにしました。(Yoko Higaさん)
マラウィに勤務するBOPビジネスの研究者の女性のブログ。ゴキブリとの壮絶な戦いを臨場感溢れるタッチで描くなど、隠れファンになった。
マラウィで頑張ってる人のあれこれを瞬時に知ることが出来るようになったなんて、スゴい時代になったもんだと思う。
 
5、Chikirinの日記(ちきりんさん)
ご存知アルファブロガーちきりんさん。『大惨事とミラクル』を読むと、日本人として日本のことがもれなく好きになれる。日本ってすげー、と歴史を一生懸命勉強しなくても思える。
 
6、外資系OLのぐだぐだ(トイアンナさん)
自称ビッチ手前人生を送っていた方のブログ。男女間の話を書かせたら、この人ともう一人ぐらいしか大家が思い浮かばないほど面白い。
藤沢数希さんもそうだけど、最近は『外資系◯◯』の内幕を開示する人がなぜか注目されやすい傾向にある。
 
7、TAMESUE(為末大さん)
アスリートというのは脳みそが筋肉で出来ていたり、自分の名前が書けないまま早稲田大学に入るような人が多いのかと思っていたが、為末さんは全くもってそうではない。言語化能力が並外れてる。
きっと現役時代も、努力すれば勝てる分野と勝てない分野を明確に分けて、世界に比べ人種的に劣る身体能力をカバーしながら戦っていたんだろうと思う。
なんというか、文章がカッコいい。重みがある。鋭さもある。
 
以上のブログを僕はパクっている。何か問題でも?学ぶは真似ぶ。わたしはDe部。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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