ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

まず最初に確認し、突くべきは急所だって話 #735

time 2015/09/14


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『急所』という言葉を、僕は人生で2回ほど頻繁に使っていた時期がある。

最初に『急所』を連呼し始めたのは、確か小学校のとき。ひらがな、カタカナ、漢字を少しずつ覚え、いわゆる友達との無邪気な戯れのなかでアレが攻撃対象となったとき、クラスのなかでも特に力のある女子に、大声で訴えたものである。

『そこ、急所だから!!!いやマジで!!!』

 

当時、小学校中学年〜高学年ぐらいの頃、クラスで一番パワーのある女子には、男子は勝てないという風潮があった。まず腕力自体で負けることが珍しくなかった。僕は中学1年のときに、153cm、38kgというもやしボーイだったため、小学校のときはそれよりさらにもやしだった計算になる。

ちょっと成長の早い女子には、全く歯が立たなかった。なぜなら、腕力でも微妙だし、女子からしたら男子への最終奥義として、『キン◯マを蹴る』、という荒技が残されていたからだ。やられるたびに、前述の雄叫びをあげて全力で抗議したものである。

 

時は経ち、20年超ぶりぐらいに僕は『急所』という言葉を最近連呼している。囲碁では、

『敵の急所は我が急所』

という言葉がある。敵が打ちたい、あるいは打たれたくないと思っているところこそがこちらの打つべき場所で、それが相手に対する強大なプレッシャーとなり、対局を優位に運ぶことが出来る。

初心者のうちはとかく視野が狭くなりがちで、小さなところでの戦いを気にしてしまうものなのだけれど、上手くなればなるほど、『急所はどこだ?急所はどこだ?』と反射神経レベルで探すことが出来るようになる。

何なら『急所を探す能力の高さ』が囲碁の強さを決めると言っても良いぐらい、『急所』というのは大事だ。逆に、急所以外のどの点に打ったとしても、石の効率は良くならない。急所に1打打てたとしたら、その他のどうでも良いところに3打ぐらい打ったのと同じぐらいの価値があると思う。

小学生のケンカで、パンチ3発よりも金的1発の方がはるかにダメージが大きいのと、根本的には一緒かもしれない。

 

ところで、『急所』というのは別に小学生のケンカや囲碁だけでなく、実は日常のあらゆる場面で見極める必要がある。『急所』を突けているか否かで、生産性は何倍も変わってくるからだ。パレートの法則で言うところの、『成果の8割を決める2割の優先事項』と呼んでも良いかもしれない。

例えば、タイムマネジメントの『急所』は、まず何にどれだけの時間がかかってるかなどの時間に関するファクトを明らかにすること、あるいは優先順位ならぬ劣後順位を決め、やらなくて良いことを先に決定することだと言われている。成果につながらないことに多大な時間を費やすほど、無駄なことはない。

トライアスロンで言えば、代表的な『急所』は補給。これは戦争と同じで、戦い続けるためには、そもそものスタミナも大事だけれど、補給が何よりモノを言う。僕にとっての『急所』は、実は補給ではなく『優秀な下痢止め』なのは公然の秘密。

空手ではより分かりやすく、みぞおち、陣中、キン◯マなどの物理的な『急所』を野ざらしにしておくと、弱パンチを食らっただけで悶絶する。攻撃の生産性を落とさない範囲で、最優先で守らねばならない。

 

人に話をするときや講演においてはどうだろう?僕は自分のなかで必ずコレと決めている『急所』が1つある。それは、

自分の経験と相手の経験の最大公約数の範囲で話す。

というもの。大抵の場合、自分と目の前の人は専門分野が違う。保険の専門家以外の人に、『この商品はP(保険料)とS(死亡保障額)のバランスがとても良く、そしてさらにCV(解約返戻金)もかなり高いんです。いいでしょう?』と言ったところで、何も伝わらない。

相手の知っている世界、相手の経験してきたであろう事柄に自分の知識を載せて話すことを、必ず心がけている。

この点に関して、元スポーツ選手の講演を聞いているとなかなか面白い。卓越した業績を残した元スポーツ選手というのは、自分の経験について話すのは馴れていても、それを相手の文脈で話すという作業は現役中に必要とされないため、巧拙がかなりはっきりと出る。

ラグビー界のレジェンド、平尾誠二さんは、この『相手との最大公約数で話す』という点に関して超一級品だった。ラグビーに関するマニアックな話をしたあとは、必ず僕たちの立場に置き換えた話をしてくれる。全ての話がすーっと入ってきた。超おすすめの人である。

一方、ある著名な元スポーツ選手の話は、その偉大な業績とは裏腹に、ちょーーーーーーーーつまんなかった。講演の『急所』を全く押さえていない、ただ自分の世界の話を自分の言葉で話すだけ。スゴいのは良く分かるんだけど、僕たちの世界に関しての『So what?』が何も提示されていなかった。この人を呼ぶことは二度と無いなと思った次第。

スポーツ選手というのは、本業においてはそのスポーツの『急所』をいくつも押さえている人たちだ。だから卓越した業績を打ち立てることができる。しかし引退すると必要になってくるのは、その培った能力を世間用にトランスフォームすることだ。そこに成功している人というのは、あまり多くはないと感じている。

 

ということで、ありきたりだけど急所は大事だよという話。その言葉、その行動、そのお金の使い方、その時間の使い方、『急所』を突いてますかい?

娘が天使の急所を見事に突いている姿を、後ろから家族を装ったCIAのエージェントがしっかり監視してた様がシュール過ぎて思いついた話。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。