ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

大人よ、大志を抱け。大人より子どもの方が成長が早いと言われているけど、実はそれは単なる思い込みです。 #744

time 2015/09/23


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支援させていただいている&支援していただいている初段プロジェクトで快挙達成!

といっても僕自身のことではないのだけれど、『3ヶ月で囲碁初段獲得』で運営されている初段プロジェクトで、なんと2ヶ月で初段を獲得される方が現れた。

本人のプライバシーのためにTカハシさんとしておくが、その名前ゆえに初段合格と同時に『Tカハシ名人』と呼ばれるようになった。Tカハシ名人、おめでとうございます!

ちなみに僕はというと、三段戦で出場し、4戦全敗。第1戦は惜敗。第2戦は圧敗。第3戦は勝利まであと5ミリからのうっかりミスで40目差を逆転され敗北。第4戦は圧敗。分かったことは結局のところ、実力不足ってこと。残念!てことで反省猿写真を撮っておいた。

囲碁は通常の囲碁教室に通った場合、初段合格までに平均2〜3年ほどはかかると言われている。それを2ヶ月での合格だから快挙以外の何物でもない。僕は半年で初段になってそれでも相当早いと言われたので、なおさら快挙。 本当に素晴らしい!

 

さて、一般的に『子どもは成長が早い』と言われている。この一般論に異を唱える人はそう多くはないと思う。うちの5歳児と2ヶ月歳児を見ていても、本当に成長が早いと思う。

がしかし!しかしですよ奥さん!食べかけのおせんべいを机にそっと置いて、僕の話を聞いてくれませんか。

実は、囲碁の先生たちに言わせると、『子どもが半年や1年で初段を取るのはほぼ無理。2ヶ月なんてあり得ない。』とのこと。子どもより、大人の方が初期に関しては成長が早いんだそうな。

なぜかというと、

▼子どもは目の前の事象が全て『具体』にしか見えておらず、極端な言い方をすれば『トヨタ』と『日産』を同じ『車』として認識出来ない。つまりは『抽象化思考』が出来ないため、囲碁においても論理的には同じ局面でも、子どもから見ると全て異なって見えてしまう。結果、脳内メモリを過分に消費することになり、成長スピードに影響する。

▼対して大人は『抽象化思考』が基本的に出来る。『この局面はあの局面とココが違うだけですね。』と、異なる局面に対して差分だけを抜粋して考えることが出来る。また、抽象化思考が出来ると、他の局面に対してもそれを具体化して当てはめることが出来る。

▼子どもは人生経験がなく、大人にはそれがある。故に、初めてぶつかる事象に対しても、大人であればそれまでの経験から、『ああ、この場面はアレと同じだな。』と当たりをつけて理解することが出来る。100理解する必要があるとしたら、75ぐらいからスタートできる。子どもは基本的に全部ゼロからの思考である。

ところが、当然のことながら子どもの頃からスタートした人と、大人になってからスタートした我々とでは、どこかの段階で実力が追い抜かれ、以後二度と追いつけなくなる時期がくる。大人になってからスタートした囲碁は、頭で考えるものであって、子どもの頃にスタートした囲碁は、カラダで、神経で、感覚で憶えるもの。どのスポーツでも子どもの頃からやっている人には、敵わないがそれが囲碁ではより顕著に出る。

にも関わらず、初期〜中期、言い換えれば初心者〜弱い上級者程度の腕までであれば、僕は抽象化思考が出来て経験がある分、大人の方がそこへ辿りつくのは早いと感じている。

『子どもの成長スピードは早い』と錯覚するのは、以下の理由が挙げられる。

1、『子どもの成長スピードは早い』と思い込んでいること。実際カラダは成長するけども。

2、大人に比べてより多くの時間をそれに投入できるから。より多く練習した方が強くなるのは自明の理。

3、素直だから。子どもは言われたことを、まずは疑いなくそのままやる。基本を受け入れた後に例外を憶える。

1と2は誰でも分かる話だけれど、3に関して少し補足をば。

子どもは基本を受け入れた後に例外を憶える。『赤信号を渡ってはダメだよ。』と言えばそのまま受け入れる。そうしてどこかのタイミングでパトカーや救急車が信号無視をしてるときに、『あ!あかしんごうわたっちゃいけないんだ!おかしーよねー!』と疑問を呈する。『それはね、パトカーは悪い人を捕まえなくちゃだし、救急車は病気の人を運ばなきゃいけないから、その2つだけはしょうがないんだよ。』と教えるのが大人の役目。

一方、大人は基本を受け入れる前から例外を気にする。『赤信号で渡っちゃダメといっても、暴漢に追われてるときはどうするんですか!』とか、『では黄色信号ではどうなんですか!日本では止まれですが、外国では急いで渡れって意味ですよ!』とか、めんどくさいことになる。そしてそんな枝葉末節が議論の中心になったりする。国会を見ていれば分かるとおり、大人は時に、とても頭が悪い。

 

ということで、1は思い込みに過ぎず、3は素直でありさえすれば解決できるので、実質子どもとの差は、2の『より多くの時間を投入できる』だけになる。差がこの項目だけなのであれば、抽象化思考と過去の経験の蓄積で、子どもの成長を凌駕するってのはそんなに難しくはないんじゃなかろーか?

大人の皆さん、『子どもの成長は早い』っていうもっともらしい言葉に依存して、自分の成長に関しては子どもほど貪欲になってないのとちゃいますか?

本エントリで述べた通り、子どもに勝つのは難しくないっす。まぁ勝つ必要はないんだけどね。

大人よ、大志を抱けって話。下を向いて諦めてる大人が多過ぎ。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。