物事に真剣になっているときに、かなり忘れがちだけど忘れてはいけないこと #751


苦節35年、ついに全国デビューしますた。

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なんと下村文科相辞任のニュースよりもデカデカと、全国に顔が晒されますた。

下村文科相は顔だけ。

うちは親娘で全身グラビア。

完全に勝った。

お世話になりながらお世話しているIGOホールディングスの企画が朝日新聞に掲載され、全国からデビューをお祝いする花束が届い・・・たりはしなかった。

ちなみに写真で僕がしているサングラスは、この5分後に娘に割られた。割った瞬間を見たら、『あ・・・』と驚いた後で、全然違う方向を見て『あたしわるくないよ。かってにわれたんだよ。』と言い放ちやがった5歳児。しっかり犯行現場見てたがな。頭の回転が早すぎて将来が少し心配になった。

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この2枚の写真を見て、囲碁素人の諸氏に学んでほしいことがいくつかある。

▼囲碁を意外と若い人がやっている。写ってる5人の年齢を足しても120歳程度。『囲碁』という種目の通常のイメージは、対局してる2人だけで120歳を超える。しかし実は最近、若い人の間で、特にビジネスマンの間で囲碁が大流行りしている。なぜか?については、コチラのエントリを参照いただきたい。経営者がかなり優先順位を上げて囲碁に取り組むべき8つの理由

▼囲碁なのに立ってやってる。座ってやるのだけが囲碁ではない。

▼囲碁なのに石の色が違う。カラフルな石で囲碁をやると、なんだか自分がナウい存在に思えてくる。温故知新は大事だけれど、古いものの本質を理解するためにナウな感じにアレンジするのも大事だなと思う。女性受けは良さそうだ。

▼『囲碁人は手が命』手前右の青年は六段の実力者なのだけれど、なぜか手に包帯を巻いている。盤上は戦いだ。きっと対局中に激しい手を打ちすぎて、負傷したのだろうと思う。

▼金髪のおねーさんが囲碁をやっている。スポーツと同様、囲碁は世界的競技。特に若年層に関しては、日本より世界の方が囲碁に関しては盛上がっている模様。ちなみにこのおねーさんにボコられ、あっさり敗退。英語で話しかけたら日本語で答えられ、立つ瀬をなくす。

▼囲碁をバーでやっている。囲碁と言えば和室、だけでもない。『対局』という重苦しい形態だけではなく、コミュニケーションツールの一環として囲碁を活用する動きが増えている。

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色々と気づいて欲しい点について触れてきたけれど、実は一つ、この点だけは外さないでいただきたいという部分がある。上記で触れた点はどれも大事だけれどクリティカルなものではない。これら全てを足して5倍界王拳をかけても足りないぐらい、重要な情報がこの写真に眠っている。

それは、

▼真剣に打つ親の横で、5歳児が壁に映ったテレビを見てる。

という点。

 

皆さんは気づいただろうか?めちゃめちゃ真剣にグローバル競争に身をさらしている父親を尻目に、5歳児は全く興味を示さず、壁に寄りかかっている。

コイツですよコイツ。

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最初は『あたしもあたしも!』と言って一緒に打っていたのだけれど、お手つきはするわやり直しはするわで、当然のことながらルールもあまりわかっておらず最後はカオスになった。

ので、しばらくほっといたら色々な人と話をしだし、バーのお兄さんとも勝手に仲良くなり、そして最後には飽きたのか、テレビを見出した。その間、僕は猛者な方々と打っていただき、自分の至らなさを多方面から思い知らされることとなった。

この写真から得られる教訓は、

『あなたが真剣に打ち込んでいることに、他の人はあなたほどの興味がない。』

という、悲しいほどにシビアな現実だ。それが実の娘であっても一緒。

確かに僕は娘がなりたくて仕方がないプリキュアにそこまでの興味はないし、その裏返しがこの写真なのだろう。父親がどれだけ真剣だろうが、そんなもの、30歳も歳の離れた娘には何の関係もない。

このことを理解していないと、現実世界では少々厄介なことになる。

『なんで皆がキャンペーンで頑張ってるときにお前は動かないんだ!』となったり、

『このプラモデルだけは丁重に扱えといつも言ってただろう!壊れたらどうするんだ!』となったり、

『わたしはベジータを連れてきなさいと言ったんですよ、ザーボンさん。もしベジータが死んでたらあなたを殺しますからね。』(※ベジータさんを連れてきて吐かせないと、奪われたドラゴンボールの在り方が分からずフリーザ様の永遠の命の願いが叶えられない。)となったりする。

人が理不尽だなぁと思う他人の要求の一部は、こうした『自分が真剣なことに対してなぜあなたは同じように真剣ではないのか?』というクレームだったりする。

そもそも論で、『あなたが真剣に打ち込んでいることに、他の人はあなたほどの興味がない。』ということをちゃんと理解しておかないと、余計な摩擦が起きることになる。

人に期待することは大事だけれど、人に期待しすぎると悲劇を引き起こす。今まで僕自身も何度も犯してきた間違いなので、皆さんも注意されたし。

自分が勉強会で毎週毎週時間を割いて教えまくっていたのに全く言うことを聞かずに、これ以上ないぐらい噛み砕いた説明をすら右から左へ聞き流していた後輩に対して、断腸の思いで勉強会からの退室を命じようとしたら、一言の相談もなく会社自体を辞めていったときに感じた無力感たらもう、たまらんかった。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!